ルルコ・ユンユン:ZAREPプロデュース


第 9F:RP


ルルコ:『 孤独の海で 微睡み夢を見る 浮上すれば貴方の 世界全部滅ぶ 』
ルルコ:『 君の夢にゲストで出演よ どうして逃げるのかしら? もう微睡むのには飽きたわ! 』

ルルコ:「ぎゃあーーーー!!!!」

 コンサートツアーも無事に終わって数日後。
 ルルコが事務所に出勤すると、コンサートツアーの映像を事務員達が鑑賞しているところであった。赤くなって叫ぶルルコ。
 どうでもいいが曲は、作詞作曲ルルコの、『ルルコ! ルルYEAH! 世界は終わる!』である。

ルルコ:『 今すぐ逢いたい 今すぐ逢いたい 貴方 逃がしたくない 』
ルルコ:『 星振の導きで 今 意識浮上 』
ルルコ:『 見つめ合いたい 見つめ合いたい 手伝え従者共 』
ルルコ:『 本当の私 見せつけたら 貴方 Sanity cheak 』

ルルコ:「うわ。うわうわうわ……恥ずかしいですねー。うわあ……」
事務員A:「というか、この冒涜的な歌詞にも慣れてしまったなあ」
事務員B:「この曲だけ、やけに熱狂的な信者がいるという噂ですね。通称ディープファンズとか」
ZAREP:「誰がうまいこと言えと」
ルルコ:「……うーん。カメラの角度が……あと立ち位置と照明に改善の余地が……」
ZAREP:(驚きつつも、すでに自分なりにチェックを入れているのか……成長したなあ)

ZAREP:「さて。次の目標はワールドツアーですね。さっそくダンスレッスンしましょう」
ルルコ:「分かりました。私、頑張りますねっ」
ZAREP:「(なんという素直すぎる眼差し……いかん。なんか違和感がある罠)」
ZAREP:「まあ、まずは以前に遅刻して出れなかった、有名ダンスコンテストにリベンジしましょうか」

第 9F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : ルルコ・ユンユン コンディション判定 100% 1d100 -> 43 = 43
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おはようございまーっすってきゃーーーーーーっ!!」
今日も事務所で鑑賞会です。この反応は新しい…!

レッスンイベントはダンスレッスンを選択。
ダンスレッスン100%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : ダンスレッスン100%でダイスロール。 1d100 -> 14 = 14
成功しました。
最近は転ぶことも減ったどころか、立派に踊れています。
これならダンスコンテストも勝ち抜けるんじゃないかと思うほどに。
まあ、油断するところっと行きそうなのでそういうのは口にださないでおきました。

オーディションイベントは有名ダンスコンテストを選択。
ダンス  11(D6)差分5 100+20%で自動成功となります。
カリスマ 12(C6)差分6 110+20%で自動成功となります。
成功しました。
あのダンスレッスンのたびに逃げようとしたり転んだりしていたルルコはもういません!
いまや有名ダンスコンテストで見事な勝利を飾るほどに成長しました!
…でもこう、なんか物足りないのはなぜでしょうか?

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@NWでの花見についてはこちらまで : ファン増加判定 3d100 -> 48 + 23 + 90 = 161
ファンが161名増加しました。ルルコの新境地にファンもついたようです。

第10F:RP

ZAREP:「今度、キミプロのアイドル達によって、各国でお花見が行われるらしい」
ZAREP:「この事務所からも、ルルコ・ユンユンが今回のお花見に参加する予定です」

 西国では馴染みが薄いかと思い、簡単に今回のお花見について説明するZAREP。

ルルコ:「ふふふ。でも、あれですよね」
ルルコ:「みんな桜じゃなくて私にばかり注目したら、お花見じゃなくなっちゃうかも? ……ふぎゃっ!?」
ZAREP:「何か言ったかアイドル未満。よく聞こえなかった」
ルルコ:「うううう。なんでもありませーん。デコピン痛ひ……酷いと思いますー!」

ZAREP:「…………。桜を見上げて、花見か………OTL」
ルルコ:「あ、あれ!? なんでかZAREPさんが無限にヘコんでる!? どうしたんですか!?」
ZAREP:「何でもない。気にするな。ちょっと昔を思い出しただけだ。うん」

 遠い目をするZAREP。いろいろと思うところがあるらしい。

ZAREP:「というわけで花見の仕事を受けるので、今回、花見のためのテーマソングを作成する!」
ルルコ:「すでに準備がこちらに!」
ZAREP:「そう来るだろうと思っていました。うん? 作詞者が……これは……」
ルルコ:「可愛い歌詞でしょ? なんと今回は、私の妹と一緒に書いたんですよ!」

 題名:また春に逢いましょう
 内容:春の一時に咲き乱れる花の美しさと切なさを明るく歌い上げた曲。

ルルコ:「……妹が、私はお花見とか難しいから、せめて歌でお姉ちゃんと一緒にお花見しよう、って……」
ルルコ:「もうあれですね! 私、感激のあまり泣きながら妹を押し倒そうかと必死で思いとどまりましたよ!」
ZAREP:「押し倒してどうするんですか」

ルルコ:「……ところで、お花見ってお酒を飲んでもいいんですよね。えへへ!」
ZAREP:「フィーブル藩国政府は、未成年者の飲酒はダメだという政策を発表するらしいですよ」
ルルコ:「がーーーーん!!!! ううう。もう! 誰ですかそんな政策を書いた空気読めない馬鹿な人は!」
ZAREP:「……さて。とりあえず久々のボーカルレッスンだし、厳しくいこうか。こう、死ヌほどに」
ルルコ:「地獄の特訓!? というかなんかZAREPさんが怖いのは何故なのかしら!?」

#花見のお仕事に参加します。よろしくお願いします。

第10F:結果

やる気100継続3週目のためやる気-20
[mihaDice] 四方 無畏@ : ルルコ・ユンユン コンディション判定 80% 1d100 -> 35 = 35
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おっはよーごっざいまーす!」
上機嫌です。病院に行ってきたようです。

レッスンイベントはボーカルレッスンを選択。
ボーカルレッスン80%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : ボーカルレッスン80%でダイスロール。 1d100 -> 1 = 1
成功しました。
妹が作詞した曲を無様には歌えぬ!
と、言うことか、ものすごく真剣にレッスンをしています。
アイドルのオーラのようなものがうっすらと見えた気がします。

オーディションイベントは主題歌作成を選択。
ボーカル  14  (V8)差分6 110+0%で自動成功となります。
成功しました。
お花見主題歌、「また春に逢いましょう」の完成です。
花見での披露の前に、関係者に披露しましたが、ルルコのイメージをがらっとかえる、しっとりと、それでいて明るい、とてもよいものに仕上がっていました。
後日CD化する予定で、花見で先行販売されるようです。

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定中 : ファン増加判定 3d100 -> 39 + 69 + 31 = 139
ファンが139名増加しました。先に聞いた関係者のみんなでしょう。

第11F:RP

 弱小プロダクションでもワールドツアーに行くことはある。
 そう。ついにルルコ・ユンユンののワールドツアーが開始されるのであった。が……

ルルコ:「………………」

 ルルコはソファに座って、目を閉じていた。
 それは、祈っているようにも、何かを待っているようにも、見える。ZAREPが呻いた。

ZAREP:「まさか、このタイミングで、か……」

 この流れは予想していなかった。彼の落ち度であった。
 ツアーのスケジュールが決定した後、しばらくしてから、ルルコの妹の手術日が決まったのである。
 それも、ワールドツアーの最中であった。その事実をルルコから聞かされて、事務員達に動揺が走っていた。

事務員A:「中止しましょう。当然の判断だと思います。精神的に厳しいでしょうし」
事務員B:「でも、今ここでツアーを中止すると、かなりの損失を受けてしまいます……」
事務員C:「中止に決まってるだろーが。わざわざこのタイミングでというのが、そもそも……」

ルルコ:「……私、やります」

 事務員達が、ルルコを見た。
 ルルコは目を開いて、そして……意外なことに、笑って見せた。

ルルコ:「もう! やだなー。みんな、大丈夫ですよ」
ルルコ:「というか、ここでキャンセルしたら、手術を成功して元気になったあの子に怒られますよ。私」

ルルコ:「それに、私は」
ルルコ:「私は……アイドルです。大丈夫です、絶対に。全部何もかも、うまくいきますから!」

 にこー、と笑うルルコに、その笑顔に、事務員達が息を呑んだ。
 これでルルコが、どこかぎこちない笑顔を見せるようであれば、それはただのやせ我慢だと分かったのだが、
しかしルルコは、完璧に、いつも通りだったのだ。いつも通りの透明な笑顔だったのである。そのことが、
逆に事務員達に衝撃を与えていた。神妙な表情を浮かべる事務員達。

ZAREP:「ルルコさんはツアー前に休みを取って、妹さんに会いに行ってあげて下さい」
ルルコ:「それはもー当然ですよ。ええ。朝から晩まで、もう寝かさない予定ですよっ」

 ルルコは笑って、頷いた。
 ふとZAREPは、ルルコをアイドル未満と言える時間も、あと僅かになったなと、そんなことを思った。

第11F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : ルルコ・ユンユン コンディション判定 85% 1d100 -> 92 = 92
アイドルが遅刻してきました。
「ご、ごめん! ちょっと…………ごめん」
病院によってきたようです。もしかしたら、悪い事があったのかもしれません。
ワールドツアー出発の日だというのに、幸先は悪そうです。

レッスンイベントはリフレッシュを選択。
成功です。
どこか呆然とした様子で、遠くを見ていました。
平静な様子ではなさそうですが……声をかけるのはためらわれました。

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 伏見堂 : ファン増加判定 3d100 -> 22 + 34 + 30 = 86
[mihaDice] 伏見堂 : ファン減少判定 3d100 -> 35 + 21 + 12 = 68
ファンが18名増加しました。病院でルルコを見かけた人々のようです。

第12F:RP

ZAREP:「……はい。ありがとうございます。分かりました。では、失礼します……」

 電話を終えて、ZAREPは事務所の奥へ歩き出す。
 ツアーは延期。損害は大きいがキミプロの事務員が動いて、最低限で収まりそうだった。

 ツアー出発前日、ルルコは妹に会いに行き、会話中に妹が倒れて意識不明の状態に。
 病状の悪化が予想より進行しており、今も意識は戻らず、小康状態と手術を繰り返す状態だった。
 そして何により、手術に成功しても障害や後遺症が残り、何もかも以前のようにはいかないだろう、とのこと。
 手術までに時間がかかりすぎたのだ。手術の成功率も格段に低く、その事実にルルコは………

ZAREP:「様子は?」
事務員A:「変わらず。事務所の奥の部屋で死んでます」
ZAREP:「ファンの様子は? 今まで妹さんの件は伏せてましたが」
事務員A:「一部ですが、噂レベルではバレてるみたいです。新聞とかで変に報道されたら……」
ZAREP:「それはこちらで対応できそうならやろう」

 事務所の奥の部屋。ドアを開けると、呆然と座っているルルコの姿。

/*/

「まだ、歌えますか?」
「分かりません。分からないです……」
「これって。今までやってきたことって、全部、無駄だったってことですよね……」

「本当に、全部無駄だったんですか?」
「だってそうじゃないですか!」
「大丈夫だって思ってた、信じてたのに……あの子が、いなくなってしまう……!」
「まだあんなに小さいのに! 全部これからなのに、どうして……あの子が……」

「手術の結果は誰にも分かりません。後遺症についても」
「そして妹さんのために、自分は何も出来ません。でも、ルルコさんは違うんじゃないですか?」

「……………………」
「………あの子は………」
「あの子は、言ってました。アイドルのお姉ちゃんが歌ってるのが、好きだって。私の、唯一の自慢だって」
「もし……自分がいなくなっても……ずっとアイドルで、歌っていて欲しいって……」
「………。でも。まだ私は……歌えるんでしょうか……?」

「自分は待つことにも、落胆にも慣れています」
「アイドル候補生の期間中は、いつまでも待ちます。それだけです。ただ、ステージは必ず用意しましょう」

第12F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : ルルコ・ユンユン コンディション判定 100% 1d100 -> 85 = 85
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おはようございます、ZAREPさん――……私、やります」
空港に、時間ギリギリでしたが、それでもアイドルが現れました。
その瞳は、何かを決意したように、真っ直ぐでした。

レッスンイベントはダンスレッスンを選択
ダンスレッスン100%でダイスロール。 1d100 -> 30 = 30
成功です。
ダンスのリハーサルを念入りに行ないました。
妹の為に、なによりもファンの為に、何もかも忘れて練習に打ち込んでいます。

オーディションイベントはワールドツアーを選択。
カリスマ  12  (C10)差分2  70+20%で判定となります。
ボーカル 14   (V10)差分4 90+20%で自動成功となります。
ダンス  14+2 (D10)差分6 110+20%で自動成功となります。
[mihaDice] 四方 無畏@ : カリスマ  12 (C10)差分2  70+20%で判定となります。 1d100 -> 23 = 23
自動成功2・成功1で大成功です!!
歌も、踊りもランクCのアイドルとは思えない実力を持つルルコ。
先日のドタキャンは確実に彼女自身の評判を落としました。
湧き上がる不安。それを打ち消したのは大勢のアイドルの名を呼ぶ声でした。
ファンは、彼女を待っていたのです。
輝くスポットライトの中、妹と世界の皆の為に歌う彼女は、その瞬間、正にアイドルになったのです。

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 伏見堂 : ファン増加判定 3d100 -> 65 + 35 + 48 = 148
ファンが148名増加しました。ルルコのツアーを聞いて、再びファンになった人々です。

第13F:RP

 ワールドツアー中のことである。
 ルルコの妹の手術は、突然やって来て協力を申し出た医師達も加わり、なんとか苦しくも
成功するかに思われたものの、長時間の手術に患者の体力は尽きかけており、いよいよの時が迫っていた。

/*/

 ルルコが歌っていた、その時である。
 ルルコ妹の体調が、いきなりよくなるという謎の現象が発生した。詳しい原因は不明で、
不意に身体機能が正常になろうと変化を始めたという、無茶苦茶な話である。この現象に後押しされるように
手術は成功するが、奇跡にしてもあまりな展開で、医者達は呆然としたという。

 この異様に健康になる現象によって、手術後もルルコの妹は異様に健康だったが、
やがて元に戻った。こちらも原因は不明。そして最後に残ったのは、入院生活でやや身体は弱っていたが、
術後の障害や後遺症も見られない、手術を乗り越えたルルコ妹が、そのまま残ることになる。

 ……とりあえず、念のために繰り返しておこう。
 ルルコ妹が助かった原因は不明であり、それはずっと不明のままで終わり、そしてそのまま
不明のままでも、その後、特に何の問題も起こらなかったとのことである。これは、そういう話であった。

/*/

ルルコ:「リリカ!!」

 ツアー終了後、衣装そのままで病室に突撃したルルコを見て、彼女は、目を丸くした。
 そして、ツアーうまくいったお祝いしないとね、とベッドの上で笑って、姉を号泣させることになる。

/*/

 数日後。弱小プロダクションにて。

ルルコ:「……結局なんだったんでしょうね。あの手術は」
ZAREP:「妹さんの秘めた力が覚醒したとか。駆逐されかけの極小治療機械が偶然に接触したとか」
ZAREP:「まあ、原因不明なので推測のみですよ」
ルルコ:「でも、こう。気持ちが整理できないというか……」
ZAREP:「では、いい見解があるんですが、どうですか?」

 ルルコは不意に、どんな見解なのか思いつく。

ルルコ:「……歌には力があって……その想いが届いた……?」
ZAREP:「そのほうが、きっといい話だと思うんですよ。自分は」

 ルルコは、笑った。
 本当かどうか、これから時間をかけて確かめてやろうと考える。
 そして、もしも本当ならば。アイドルとは、なんとも素晴らしい仕事ではないだろうか。

ZAREP:「次は大運動会です。妹さんも大事ですが、集中して下さいね」
ZAREP:「あと、表情レッスンをします。最近、嬉しそうな笑顔が張り付きすぎです」
ルルコ:「あら? それは非常に厳しいレッスンですこと。ふふふ……」

第13F:結果

[mihaDice] 風杜神奈@暁の円卓 : ルルコ・ユンユン コンディション判定 100% 1d100 -> 53 = 53
アイドルが朝の挨拶をしています。
「ふふふ、おはようございます」
朗らかな笑顔です。万事ことも無し。といったところでしょうか。

レッスンイベントは表情レッスンを選択。
表情レッスン100%でダイスロール。
[mihaDice] 風杜神奈@暁の円卓 : 表情レッスン100%でダイスロール。1d100 -> 31 = 31
成功しました。
常に笑顔でほとんどレッスンになりませんでした。
しかし、そこで発想の逆転。いろんな笑顔を表現し、すべて満点です。
これでおちないファンはいないでしょう。

オーディションイベントはアイドル大運動会を選択。
ダンス  17(D12)差分5 100+20%で自動成功となります。
成功しました。
ですが、アイドル大運動会は他のアイドルとバトルとなるため、追加で判定が行われます。
[mihaDice] 風杜神奈@暁の円卓 :通常分 1d100 -> 74 = 74
[mihaDice] 風杜神奈@暁の円卓 :自動成功分 1d20 -> 7 = 7
合計81点で同着2位でした。
今回の大運動会は大変な乱戦となりました。
その中で勝ち抜いたのは、「立花カオリ」というアイドル。
ルルコもかなり善戦したものの、あと一歩というところで勝利を逃しました。
悔しそうですが、ファンの声援に笑顔で答えています。

ランクBのため5d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@むぅん : ファン増加判定 5d100 -> 53 + 13 + 36 + 22 + 36 = 160
ファンが160名増加しました。大運動会優勝は逃したものの、ファンは大満足でした。

第14F:RP


 アイドル大運動会で惜しくも優勝を逃したものの、
 ルルコは、また頑張ればいいんですから。と胸を張って笑うだけだった。
 事実上、Aランクの道を逃したものの、ルルコを内心で気遣っていた事務員達のほうが
彼女に元気づけられてしまったという。

 しばらくは、平和な日々が続いた。
 ルルコはアイドル候補生として精力的に取り組み、ルルコの妹も近日中の退院が決まる。
 ZAREPは意識不明で入院中である(笑) 突然の入院にルルコや事務員達は動揺したが、
スケジュール調整や打ち合わせなどの連絡は終わっており、特に支障はなかった。ルルコ妹と同じ病院に
入院したのかも知れないが、それはまた別の話である。

 とにかく、ZAREPがいなくとも、ルルコは仕事をこなしていったのだが。
 フィーブル藩国で戦闘が発生したのも、丁度この頃であった。

 ルルコや、弱小事務所の事務員達は、キミプロスタッフの手配により難を逃れた。
 ギリギリのタイミングで退院したルルコの妹も一緒である。しばらくは活動休止の状態が続いたが……

/*/

ルルコ:「チャリティーコンサートですか」
女事務員:「はい。募金を呼び掛けると同時に、収益は全て藩国の災害支援や復興として寄付されます」
ルルコ:「……やりましょう。アイドルだって、こういうことで戦うことは出来ると思いますから」

 にこー、と笑うルルコ。
 他国で開催されるだろうが、情勢は危険である。その上での笑顔であった。
 まあ、危険なら遠回りして、遅刻してコンサートが無理なら、妹と一緒に過ごそう。
 ルルコはそう考えて、遠く、プロデューサーのことを想った。

ルルコ:(ZAREPさん。私、間違ってないですよね……?)

ZAREP:(ええ。それでいいかと)
ルルコ:(……はっ!? ZAREPさん! モノローグに登場するなんて……師匠ポジションですか!?)
ZAREP:(というか、もう設定的に登場するにはこの手段しかなくて)

 メタな会話であった。

ZAREP:(まあ、危険なら逃げて下さいね。アイドルの命は、安くはない)
ZAREP:(アイドルとなった貴女には、藩国に娯楽と、僅かばかりの経済効果を期待していますので)
ルルコ:(ふふふ。ZAREPさん、最初にそう話しましたね。なんだか懐かしいです……)

 あれから、随分と時間が経った。
 いろいろあったが、不意にルルコは……これでお別れではないかと、そんなことを思った。

第14F:結果

やる気100連続3週によりやる気-20
[mihaDice] 風杜神奈@暁の円卓 : ルルコ・ユンユン コンディション判定 80% 1d100 -> 11 = 11
アイドルが朝の挨拶をしています。
「久々のお仕事、がんばりましょうね」
なんだか珍しく燃えているようです。

レッスンイベントはリフレッシュを選択。
燃えていたわりに、思いっきり気分転換を楽しんでいます。
このしたたかさもアイドルに必要なんでしょうか。

オーディションイベントはチャリティーコンサートを選択。
ボーカル 14 (V6)差分8 130+15%で自動成功となります。
カリスマ 14 (C6)差分8 130+15%で自動成功となります。
成功しました。
集まった観客たちに剣を取り合うのではなく、互いに向き合うことを。
それが不可能だとしても、報復による負の連鎖の悲しさを、アイドルならではの切り口で訴えかけました。
チャリティーコンサートの売り上げはHOKEを通じて被災国へと届く事でしょう。
勿論、ルルコの思いも。

ランクBのため5d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定中 : ファン増加判定 5d100 -> 47 + 89 + 14 + 57 + 42 = 249
ファンが249名増加しました。ルルコの言葉に、涙を流す人もいました。


最終データ~エンディング


L:ルルコ・ユンユン = {
 t:名称 = ルルコ・ユンユン(アイドル)
 t:要点 = 微妙に腹黒い,癒される営業スマイル,女の子好き
 t:年齢 = 18
 t:評価 = {
  t:ルックス ← 6+1+2+2
  t:カリスマ ← 6+1+1+1+1+1+1+1+1+1
  t:スタイル ← 3
  t:トーク ← 4
  t:ダンス ← 3+1+1+2+2+2+3+3
  t:ボーカル ← 8+2+2+2
  }
 t:ステータス = {
  t:やる気 ← 100
  t:遅刻カウント ← 3
  t:ドタキャンカウント ← 0
  t:経過フェーズ ← ED
  t:ファン人数 ← 721824
  t:アイドルランク ← B
 }
 t:特記事項 = {
  レッスン連続成功:4
  やる気100継続:0
 }
 t:プロフィール = {
   フィーブル藩国出身の西国人。灰色の髪のツインテール娘。
   妹が難しい手術を受けるのに大金が必要なため、近場の弱小プロダクションの扉を叩いた。
   女の子好きで、妹を溺愛している。異性に興味は薄いが、アイドルという仕事に対しては真剣らしい。
   ……微妙に打算的というか、少し腹黒い性格をしているが、営業スマイルには癒されるという罠。

   t:アイドル候補生の自己紹介文 ← {
    「実は妹が病気で、手術するのにたくさんのお金が必要なんです……くすん」
    「え? 別にアイドルじゃなくてもいいじゃない、ですか。いや、そのー」
    「デビューすれば新人の可愛い美少女と仲良くしたりとか……わー! 嘘です嘘ですからっ!」
    「……にこー」(笑顔で誤魔化そうとしている)
   }
 t:経歴 ={
  00:弱小・スカウトでデビュー 成功
  01:V ファーストシングル 成功
  02:遅刻
  03:V ファーストライブ 成功
  04:V 市民ホールライブ 成功
  05:V 野外ライブ 成功
  06:V 主題歌作成 成功
  07:遅刻
  08:C コンサートツアー 成功
  09:D 有名ダンスコンテスト 成功
  10:V 主題歌作成 成功
  11:遅刻
  12:C ワールドツアー 成功 ◎
  13:D アイドル大運動会 中間
  14:V チャリティーコンサート 成功
  }
 }


○ラストライブ

L:ラストライブ・ランクB = {
 f:名称 = ラストライブ・ランクB(芸能イベント)
 f:要点 = マイク,物凄い熱気,溢れんばかりの歓声
 f:周辺環境 = 伝説の会場
 f:リクエスト = なし
 f:リザルト = {
  アイドルとして十分な成功を収め、あなたは今こうして一つの幕を降ろした。だが、目指す頂点はまだ遠く、あなたの挑戦はまだ続く…… ―Fin-
 }

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最終更新:2010年07月23日 01:11