草木染料の紹介



矢車(ヤシャ)
日本各地に分布するカバノキ科の落葉高木です。
染料は実を使用します。
昔から藍と重ねて黒染めに使われていました。
藍にも矢車にも抗菌作用があり両方で染められた物は
付加価値の高い商品として知られています。




丹殻(タンガラ)
熱帯・亜熱帯の河口に分布する高木でマングローブと
呼ばれています。
樹皮を染料として使用します。
藍の染下や上染めにも使用されていました。
丹殻で染められた物は抗菌・防腐作用がある事から
魚網を染めるのにも使用されていました。


西洋茜(アカネ)
ペルシャ・インドを原産とする多年草です。
染料として使用する部位は根を使います。
赤フンと呼ばれるふんどし等は茜の抗菌作用によって
長く使用しても匂わないとされています。


槐(エンジュ)
豆科の落葉高木です。
染料となるのは花のつぼみ部分を使用します。
漢方薬として止血剤や高血圧治療に利用されて広く知られて
います。ビタミンP作用も含まれます。











うこん
ミロバラン
ビンロウジ
キハダ
五倍子(ゴバイシ)
クルミ
びわの葉
刈安(カリヤス)
やまもも(タンガラ)
蘇芳(すおう)
インド茜(あかね)
ログウッド
丁子(ちょうじ)
コガネバナ




























最終更新:2008年08月06日 23:39