「保健便り 8月号」

こんにちは。
近頃、危険な薬物の乱用がNWで再燃し、社会問題になっています。
確認された犯罪シンジケートは、子供をターゲットに麻薬の流通を行っており、ISSなどにより取締りも行われています。
薬物は乱用することにより、恐ろしい副作用をもたらします。
医師による処方なしで薬物を使用することは、あってはなりません。
今回は、みなさん自身や身近な人たちに周知しておいていただきたい、薬物乱用についてのお話しをしたいと思います。

【薬物乱用は、
  心身をダメにする。家庭を壊す。危険な社会をつくり出す。】

● 薬物の種類。
  • 魔術、呪いで生成された薬物(新たに確認された、新種です!)
  • 覚せい剤
  • ヘロイン
  • コカイン
  • 大麻
  • 阿片
  • MDMA
・・・等、さまざまな種類の薬物があります。
以前、NWで蔓延し問題となった「エンジェルティアー」と呼ばれる、依存性・中毒性の高い薬物もこれに当たります。

● 薬物乱用による、薬理作用。

【魔術、呪いで生成された薬物】
 理性の欠如。
 肉体の変質、それにより死に到る危険がある。
(新種の麻薬のため、情報が少ないです。)
【覚せい剤】
 精神的依存性が強い。
 乱用すると自己の意思では使用を止めることが困難となる。
 中毒に陥った結果、幻覚妄想が現れるようになる。
【ヘロイン】
 陶酔感が強い。
 依存性が高く中毒になりやすく、延髄の障害や呼吸障害を起こす。
【コカイン】
 中枢神経を刺激し、興奮作用を現す。
 精神的依存性が強く、中毒になると凶暴性を帯び錯乱状態になる。
【大麻】
 時間、空間の歪曲異常等の感覚麻痺が起こる。
 大量に使用すると幻覚が現れる。
 また、陶酔、哄笑、逆に抑うつ、恐怖、不安により情緒不安定になる。
【阿片】
 陶酔感を覚える。
 依存性が強く、中毒になると精神錯乱状態になり衰弱する。
【MDMA】
 乱用した場合、混乱、憂うつ、睡眠障害、情緒不安等になる。
 また、脱水症、高血圧、心臓や肝臓の機能不全が起こる。

※依存性が強い。
 いずれの薬物も一旦始めると強い「依存性」が形成される。
 繰り返し使用しているうちに、同じ量では効かなくなる「耐性」が生じます。
 「一度だけ」という好奇心や遊びのつもりで、安易に手を伸ばしてはなりません。
 薬物の量や使用回数がどんどん増えていき、自分の意志ではやめることができなくなるのです。
※事件・事故を引き起こす。
 覚せい剤等の薬物を買うために、窃盗や恐喝などの犯罪を犯したりする人が現れます。
 幻覚や妄想が現れ、発作的に殺人や放火等の凶悪な犯罪を引き起こしたりするのです。
※医療の力が及ばない薬物もある。
最近問題になっている、新種の魔術、呪いで生成された薬物に関しては、医療の力が及びません。
僧侶等による解呪でないと、治療が出来ません。
そのような薬物もあるという、恐ろしさも覚えておいてください。

● 薬物の誘惑に、けっして乗らないようにしましょう。
  覚せい剤等薬物乱用の魔の手は、 あらゆる手段を使いあなたに近付いてきます。
  • 疲れや眠気がとれ、元気になる。
  • 楽しく、いい気持ちになる。
  • 頭がすっきりして、勉強や仕事がはかどる。
  • やせるので、ダイエットになる。
などの甘い言葉には、 絶対に乗らないようにしましょう。

● 一人で悩まず まず相談
薬物乱用に関する相談は
  • 最寄りの神殿・交番・政庁・市民病院
等に、お願いします。

●注意!!!
薬物の不法な売買などを仮に目撃された場合、速やかにその場を離れ、その後に、交番・政庁・ISS等に通報をして下さるようにお願いします。

薬物を乱用することで、自身にも身近な人たちに、益をもたらすことはけっしてありえません。
フラッシュバックと言って、薬物の乱用を中止したにもかかわらず、幻覚作用などが起こることもあるのです。
もう一度言います。忘れないでください。
薬物乱用によって、益を得ることはないのです。
自身では、周囲から誘われても断る勇気を持つことも重要です。
そして、親御さんたちにお願いします。
お子さんの持ち物、態度、行動などに気を付けて下さい。
「親は手を離してもよいが、目は離すな。」とも言います。あなたのお子さんを、薬物乱用から守る目を持って下さい。

私からのお話しは、以上です。
危険な薬物に近づくことなく、健やかな日々をどうぞお過ごしください。

花陵
最終更新:2009年08月26日 22:11