這いよれ! ニャル子さん第2話「さようならニャル子さん」 (2011/04/16放映)
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。
- 時間はニコニコ動画での公式配信を参考にしていますので、環境によってずれます。
タイトル「さようならニャル子さん」
- 第1話の次回予告で真尋が言っているように「さようなら~」と付く最終回は枚挙にいとまが無い。
- 「さようなら! 栄光の七人ライダー!」とか、「さようなら、ドラえもん」とかとか。
「夢見るままに待ちいたり」(1:54付近)
- クトゥルー神話に登場する、邪神クトゥルーに関する句「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」の地球語訳
「ルルイエの館にて死せるクトゥルー 夢見るままに待ちいたり」より。 - 『這いよれ!ニャル子さん』GA文庫大賞投稿時の元々のタイトルである。
「このまま大いなる航路でも~」(4:23付近)
- ここからの一連の発言は、漫画『ONE PIECE』のストーリー。ついでに、ダゴン君にはデフォルメされた海賊旗の付いたマストが追加されている。
- 大いなる航路=偉大なる航路(グランドライン)、ひとまとまりの財宝=ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)、世界一の大監獄=海底監獄インペルダウン。
- 帆やマストの描き方が同作品のそれに酷似。
~< `・ω・´>(5:32付近)
- ルルイエランドに向かう邪神群に混じって、原作者AAがいる。
- その後の8:15付近以降の闇オークション会場にも登場。
- OPといい、前回と言い、ちょっとした隠れミッ○ー状態である。
「マスコットのインスマウス君からお面もらっちゃいましたー!」(6:10付近)
- ジブリアニメ『崖の上のポニョ』ローソンオリジナルぬいぐるみ、商品名「ポニョ 半魚人(M)」。インスマス面にしか見えんと物議を醸したいわくつきのシロモノ。
- ついでに言うとインスマウスのお面→インスマウス面(づら)(原典におけるインスマウスの住人特有の風貌)という洒落でもある。
「あでぃごっ!?」(6:17付近)
- 『伝説巨神イデオン』にでてくる高機動メカ「アディゴ」。
クトゥグアの機動砲台(10:37他)
- 「機動戦士Ζガンダム」から登場する、無線式のオールレンジ攻撃用兵器「ファンネル」
- 正式名称はファンネル・ビットorファンネル型ビット。
- 色・形からして、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」においてシャアが搭乗するサザビーのファンネルが元。
宇宙空間に切り替わるノーデンス時空(10:51付近)
- 『ノーデンス時空』の「相手の能力が~倍になる」というのは『宇宙刑事ギャバン』代表される『宇宙刑事三部作』の異空間の設定。(相手にとっては優位のはずであるが毎回のごとく倒されるのはお約束w)
- この空間内では、内部で戦っている場所が次々に切り替わる
(場合によっては、宇宙空間のような名状しがたい場所にも)、という演出が取られることもあった。
アイキャッチA・クー子が後ろ手に持っている炎の塊(11:09付近)
- 笠倉出版社『本当に恐ろしいクトゥルフ神話』、81ページ挿絵にて描かれたクトゥグアの姿。
アイキャッチB・「CoLa of CTHULHU」(11:16付近)
- ラヴクラフトの代表作であるクトゥルー神話作品『クトゥルーの呼び声』の原題「Call of Cthulhu」と「コーラ(cola)」を掛けた洒落。
「超時空的サーカスみたい」(11:38付近)
- 『超時空要塞マクロス』及び、同作などで見られるアニメーター板野一郎氏の演出による立体的な高速戦闘シーン、通称「板野サーカス」から。
「……愛・おぼえていますか?」(11:42付近)
- 前のネタから繋ぐ形で『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』及びその挿入曲『愛・おぼえていますか』
- 少なくともこの時点では、ニャル子はクー子の愛は覚えているどころか知りもしない。
- 「もとより知らんわ!」
機動砲台のビームを打ち返すニャル子(11:49付近)
- 『巨人の星』で花形満が行った「大リーグボール1号(旧)破り」。
- 「相手が構えてるバットにボールを当てて凡打にする」という無茶苦茶な魔球だが、花形はさらにそれを無理やりファールラインギリギリのレフトホームランへ持っていった。恐るべし。
- 演出がアニメ「巨人の星」の該当シーンと酷似。
「オラオラオラオラオラオラー!」(12:07付近)
- SNKの格ゲー『龍虎の拳』より、主人公リョウ・サカザキの超必殺『龍虎乱舞』の最中の掛け声から。
- ただし技の最中に掛け声を出すようになったのは『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズから。
- その大元は、『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の主人公である空条承太郎のスタンド・スタープラチナが「突きの連打(オラオララッシュ)」を繰り出す時の掛け声。
あなたがうちゅうCQCだとおもうものが~(12:27付近)
- 映画『スター・ウォーズ』シリーズ冒頭の文字が宇宙空間の奥にスクロールしていく演出。
- ネタ自体についてはこっち参照。
「なんじゃこりゃぁあ!」(13:08付近)
- 『太陽にほえろ!』松田優作演じるジーパン刑事の殉職シーンの名台詞。
「記憶なくした街のネゴシエーターかそのジジイ!」(14:21付近)
- 直前のクー子の台詞共々、『THE ビッグオー』のロジャー・スミスのこと。
- 原作ではクー子の台詞の方にしかネタが含まれていなかった。
「……汝ら罪なし」(14:23付近)
- そのロジャー・スミスのメガデウス(巨大ロボ)ビッグオーが起動した際、コックピットに表示される文字列の一部『YE NOT GUILTY』の和訳。
「……一緒に行こうニャル子、銀河の果てまで」(14:32付近)
- 『マクロスF』よりランカ・リーの台詞「みんな、抱きしめて、銀河の果てまで!」
変身するニャル子(15:45付近)
- 変身する際のポーズが『仮面ライダーV3』の変身ポーズ。
- 変身中のアニメーションは魔法少女系。
変身したニャル子(16:00付近)
- 変身後のニャル子の姿は『ワイルドアームズ2ndイグニッション』のナイトブレイザーが元ネタ。
突如、岩場に場面転換するノーデンス時空(16:01付近)
- 古い特撮の戦闘では爆破が多用されるために、採石場などの、周囲に迷惑がかからない岩場で撮影されることが多かった。
- そういった場所にシーンが切り替われば、決着も間近だということ。処刑タイム突入、とも言う。
「あんたの敗因はたった一つ~あんたは私を怒らせた!」(16:17付近)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の主人公・空条承太郎の台詞より。
「無駄無駄無駄無駄ァー!!」(16:27付近)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』のディオ・ブランドー(DIO)がよく使う台詞。原作でももちろん多用。
- なお、ついさっきのネタ(↑)はそのDIOを倒した時の台詞である。
倒れるクー子(16:33付近)
- 『苺ましまろ』における松岡美羽が折檻された後の倒れ方。
- 元ネタのおかげでやられ方が原作より随分マイルドになっている。
「やれやれだぜ」(16:38付近)
- 同じく『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』より空条承太郎の口癖。
- ちょうど原作における第5部のネタ(「ベネ」)だった部分が、アニメでは第3部のネタになった形になる。
開かれた小箱に浮かぶ印形(16:50付近~)
- 側面の「上三本、下二本に枝分かれした線」は「旧き印(ラヴクラフト御大のデザインによるもの)」。
- 上面のは1話でもニャル子が宙に描いていた「ナイアーラトテップの印」。
「私、参上!」(17:25付近)
- 仮面ライダー電王での電王ソードフォーム変身時のポージングと決め台詞より
「抹殺の! ラストブリットォォォォォ!!!」(18:53付近)
- まんま、アニメ『スクライド』の主人公、カズマの必殺技の1つ。
- ちなみに第2話の脚本は同作のスタッフであり外伝小説を手がけた兵頭一歩氏。
「じぐまっくっ!?」(21:22付近)
- 『伝説巨神イデオン』にでてくる重機動メカの一体「ジグ・マック」。
- キツネ指にしているのは、同機体の指(クロー)が三本しかないのを真似ている?
- 真尋が投げたヒグマの置き物と掛けているかもしれない。
「赤ちゃんをつくろう!タッチandダイレクト」(21:55付近)
- ゲーム『プロサッカークラブをつくろう!』シリーズの『サカつくDS タッチandダイレクト』。
- 直前の台詞「赤ちゃんはサッカーチームが作れるくらい欲しいですね」にかかっている。
「がんどろわーぁぁ…!!」(22:07付近)
- 『伝説巨神イデオン』にでてくるバッフ・クランの超巨大兵器「ガンド・ロワ」。
「ふたりエ」「H・P・ラヴクラフトってオチなんだろ」(23:47付近)
- 漫画『ふたりエッチ』+我らがラヴクラフト先生。