這いよれ! ニャル子さん第12話「夢見るままに待ちいたり」 (2012/6/25放映)
- 原作及びドラマCDと被りの無い、アニメのみのネタを対象とします。
- 時間はニコニコ動画での公式配信を参考にしていますので、環境によってずれます。
タイトル「夢見るままに待ちいたり」
- 『這いよれ!ニャル子さん』のGA文庫大賞応募・受賞時のタイトル。
- なお、元ネタは『ルルイエ異本』にある「ルルイエの館にて死せるクトゥルーは夢見るままに待ちいたり」という記述から(ちなみに原語では「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」となっている)。
真尋の携帯電話の電話帳の名前
- アニメ制作に携わったスタッフたちが記載されている。
鳥が舞う風景(3:08付近)
時計台を横切る鳥の影(3:36付近)
鳴り響く公衆電話・帽子をかぶった少女(4:28付近)
FLORISTの文字(4:42付近)
- すべて映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」からのオマージュ。
- ただし、FLORISTの背景(青空に鳥の群れのシルエット)はパトレイバー2 the movieが元ネタ
「ニャル子さ~ん」「はぁ~い」(アイキャッチB)
- 『ゆるゆり』アバンタイトルより
- \アッカリ-ン/「はぁ~い」
- 『一休さん』のオープニング冒頭かも
- 「一休さ~ん」「はぁ~い」
- あるいは『コメットさん』という可能性も
- 「コメットさ~ん」「はぁ~い」
- 可能性としてはいろいろ考えられるが、珠緒、グタタンの中の人がそれぞれ『ゆるゆり』の京子、あかりを演じていること、
一致するタイミング、
そしてニャル子さん終了後、同じ枠で『ゆるゆり♪♪(ゆるゆり2期)』が放送されていることから、直接の元ネタは\アッカリ-ン/であると思われる。- 「ニャル子さ~ん」とさん付けにしている、監督ら製作トップの世代には「一休さん」の知名度が圧倒的、「ゆるゆり」が元ネタならグタタンに演じさせたほうが効果的(さらに当の「ゆるゆり」自身が1期最終回で「メインキャラではない幼女に出番を取られる」というネタをやっている)という点から、元ネタは「ゆるゆり」ではないという見方もできる。結局、関係者の証言でもなければ結論は出ないのでは?
「あれ? 声が、遅れて聞こえてくるよぉ?」(11:55付近)
- 「いっこく堂」によるパペット漫談の定番ネタ。
「呼ばれて飛び出てぇ、ジャジャジャジャーン!!」(12:05付近)
- 『ハクション大魔王』より。出てくるのは鏡じゃなくて壷の中から。
- だけどフォークにゃ、ハハハンハ泣けてくぅるぅ~♪
「それよりこいつを見てください」「こいつをどう思います?」(12:21付近)
- 『くそみそテクニック』に出てくる、いわゆる「ヤマジュン語」のひとつ。
水晶柱に封じ込められた真尋~街中から立ち昇り、そして集束してゆく金色の輝き(12:29付近~)
- 『ウルトラマンティガ』最終話「輝けるものたちへ」より。
- 邪神ガタノゾーアに身体を石化させられたティガの中での主人公マドカ・ダイゴの状態~世界中の子供たちの「光」を享けてグリッター化、大復活を果たすまでの流れ。
- 前話分のwikiで解説されている通り、『ティガ』最終話とクトゥルフ神話は縁深い。
- 「これが……これが光なんだ!!」
- 鏡に映った真尋の顔は漫画版ドラゴンクエストVIのムドー戦途中、ボッツがラーの鏡を見て正気を取り戻すシーンの要素も混じっていると思われる。
「ウルトラマニアック~」(12:44付近)
- 吉住渉による少女漫画及び同作のTVアニメ『ウルトラマニアック』。
「私はエロゲが大好きだ~」(14:03付近~)
- 『HELLSING』に登場する“少佐”の演説から。
- 11話の「少佐とお呼びください」はこの伏線も言える。
- 「鍵系」は文字通り、株式会社ビジュアルアーツに所属するゲームブランドの一つ「key」のこと。
- また、この時背景に出てくるニャル子の恰好は、同社のゲーム『リトルバスターズ!』の能美クドリャフカより。
- 「木の葉系」も文字通り、株式会社アクアプラスの傘下である、ゲームブランド「Leaf」のこと。
- また、この時背景に出てくるニャル子の恰好は、同社のゲーム『星の王子くん』の甘夏ぷりんより。
- 「鍵系」は文字通り、株式会社ビジュアルアーツに所属するゲームブランドの一つ「key」のこと。
「失敬な! 私はアニメも特撮も大好物です!!」(14:21付近)
- 『仮面ライダーディケイド』第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」にて、
命乞いからの騙し討ちを卑怯と仮面ライダーベルデになじられた仮面ライダーシザースの言い返し。- 「卑怯もラッキョウも大好物だぜェ! ヒャハハハハハハハ!!!(*1)」
- また、「卑怯もラッキョウも」はウルトラマンタロウに登場するメフィラス星人の台詞から来ている。
「アイツをやってしまえ!!」「あらほらさっさー!」(15:07付近)
- 『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』及びそのリメイクより、ドロンボーに所属するドロンジョの号令とボヤッキー&トンズラーの返答。
- 「ぃやっておしまいっ!!」「「アラホラサッサー!!」」
「よろしい、ならば戦争です」(15:11付近)
- 『HELLSING』に登場する“少佐”の演説から。
- 「エロゲが大好きだ~」のくだり共々、前回でロイガーが自分のことを「少佐」と呼ばせていた繋がりか。
- ちなみに、ロイガー役の中田譲治氏が『HELLSING』のアニメ版で演じているのは、“少佐”ではなく“少佐”率いるミレニアム大隊と殺し合いを繰り広げる吸血鬼・アーカードである。そのため、「お前がそれを言うんかい!」とツッコんだ視聴者も多いのでは?
ロイガーによるクリーチャー召喚シーン(15:14付近~)
- 15:15付近の画面右側にいるのは、はいだしょうこ画のスプー。
15:18付近で月棲獣(ムーン・ビースト)の上に乗っているのは『崖の上のポニョ』に登場した、ポニョの妹たち。
同じあたりではぐれショゴス(メタル)の上に乗っているのは前話にも出た「原作6巻271p挿絵の『何か』」。- 「髪の手」を発生させているので、より元キャラである『うちのメイドは不定形』のテケリさんに近付いた形となっている。
ニャル子のポーズ(16:06付近)
- 仮面ライダーX=神敬介の第28話からの変身ポーズ。
- 「大変身! トォッ!!」
- 表紙の変身ポーズで1号→2号→V3→アギト→アマゾン→ライダーマンとハブられてたので、ちょっと嬉しい
- 「大変身! トォッ!!」
「私の強さにお前が泣いた。ワン!ツー!ドーン!」(16:12付近)
- 前半は『仮面ライダー電王』主人公ライダー・電王アックスフォーム(キンタロス)の決め台詞「俺の強さにお前が泣いた」
- 後半は『仮面ライダーカブト』カウントアップの合間に弱攻撃も行う版「1・2・3・ライダーキック!」・・・かと思いきや、NHK教育テレビで1996年まで放送されていた児童向け音楽番組『ワンツー・どん』。
- 「いえーい!どんくんです!!」
「……行けっ、ファング!」(16:22付近)
- 「機動戦士ガンダム00」より,オールレンジ攻撃用兵器「ファング」。もちろんファンネルのオマージュだが、こちらはオールドタイプでも使える品。
- 技名は「宇宙CQC『百式』」、ルックスはサザビーのファンネル、そして掛け声が「ファング」である。さて、どこから突っ込もうか…。
「怪物たち、あなたの罪を数えなさい!」(16:40付近)
- 『仮面ライダーW』より。
ルーヒーが手に持っているランス(17:02付近)
- 『宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ』のテッカマンイーベルが装備しているテックランサーを、テッカマンやテッカマンブレードが使用しているテックランサーの形状に改造したもの。中の人つながりネタ
マスク(?)の割れるフルフォースフォーム(17:39付近)
- 特撮ヒーローものの定番演出として『大ダメージを受けてマスクの一部(あるいは全て)が割れる』と言うものがある(所謂『マスク割れ』)
- 今回のように、物語終盤で見られることも多い。
- 『勇者シリーズ』など、アニメでの類例も。
- もっとも、文字通り『変身』であるフルフォースフォームの顔はマスクでは無い筈なのだが。
- なので、厳密に言えば『変身の部分解除』。こちらもニャル子さん大好物の特撮『仮面ライダー響鬼』で多い。
「この最終鬼畜触手をもって私自らが処罰を与える」(17:48付近)
- 『怒首領蜂』の2周目隠しボスその1「最終鬼畜兵器 蜂」出現の直前に出るシュバルリッツ・ロンゲーナ大佐のセリフより。
- 「この最終鬼畜兵器をもって貴様等の罪に私自らが処罰を与える。」
「いよいよもって死ぬがよい。そしてさようなら」(17:59付近)
- 『怒首領蜂大復活』の2周目隠しボスその1「獄滅極戮至高兵器ゴールデン・ディザスター」直前のゴットヴィーン・ロンゲーナ大佐のセリフの最後の部分。
- 怒首領蜂のロンゲーナ大佐とは別人。
- 一連の怒首領蜂ネタは原作だと大首領がこれでもかと言うほど連発していたが、第10話の大総統は全く使っていなかった。
横向きにした「名状しがたいバールのようなもの」に添えた掌を、向かって左から右へと滑らせるニャル子(18:18付近)
- 『宇宙刑事ギャバン』にて、ギャバンがレーザーブレードにバードニウムエネルギーを注入する際の動作。
これでBGM(トラックナンバーB-11「襲撃Ⅱ」 ちなみに「レーザーブレードのテーマ」として多用され始めたのは17話から)が流れれば裁判無用の処刑タイムに突入、相手は死ぬ。
たとえそれがベム怪獣の3倍の戦闘力を誇り、魔空空間内ではその3倍のパワーを発揮するダブルモンスターだろーと、である。 - 「投げられて回転している武器を受け取ってなでる」、という流れは『エルシャダイ』のダークアルマロス戦のムービーを意識しているのか?
五人そろった時のポーズ(18:22付近)
- 『炎神戦隊ゴーオンジャー』名乗り決めポーズ。
- 前述の『最終回のマスク割れ』からの決めポーズを決めたヒーローチームでもある。
「我は魔を断つ剣を執るッ!」(18:29付近)
- 『デモンベイン』シリーズ(ニトロプラスの18禁ADV(PC版)『斬魔大聖デモンベイン』および移植版(PS2版とPC版)・アニメ版の『機神咆吼デモンベイン』(続編の『機神飛翔デモンベイン』も含む))より、大十字九郎&アル・アジフによるデモンベイン召喚の聖句。
- 「憎悪の空より来たりて――
正しき怒りを胸に――
我等は魔を断つ剣を執る!
汝、無垢なる刃!デモンベインッ!!」 - 刀身とサンライズ立ちの時後ろに書いてある文字(邪神咆哮)も同じく『デモンベイン』シリーズより。
- 「憎悪の空より来たりて――
- 次のシーンは、『勇者エクスカイザー』のグレートカイザーソードの構え。他にも、サンライズ製作の様々なロボットアニメでよく観られる構図。ファンから「サンライズパース」あるいは「勇者パース」と呼ばれる構図である。また、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』第51話のギャラクシーコンボイとマスターガルバトロン(マスターメガトロンの強化形態)の最終決戦でも、ギャラクシーコンボイがベクタープライムのスパークから託されたベクターソードを構えた際の動きにもなっている。ちなみに、ロイガー役の中田譲治氏はデストロンの破壊大帝であるマスターメガトロン(後にマスターガルバトロンに強化)を担当しており、こちらは終始シリアスな悪役になっているが、第3話から第13話の終了後のジャンクションでは、視聴者に向かって「来週も会おう」と言っており、意外に優しい一面も見せた。
- バールのようなものを剣に変化させる様はさながら『仮面ライダークウガ』のタイタンフォームになっている。
- 元ネタ的にはニャル子は魔を断つ剣に殲滅される側であるため、「お前がそれを言うのか!」と突っ込んだ視聴者も多いはず。
「少年を嫁にすれば、その嫁のニャル子も私の嫁に」(20:25付近)
- 『聖闘士星矢(アニメ版)』のキグナス氷河の「師の師といえば我が師も同然!」と言う台詞が元ネタか?
- 原作で氷河の師匠は水瓶座のカミュだが、アニメ版ではカミュ登場以前にオリジナルキャラの水晶聖闘士を氷河の師匠として登場させた。
- その為十二宮編にてカミュと対決する際、カミュを水晶聖闘士の師匠という設定にし、前述の台詞に繋げて(強引に)師弟対決と言うことにした。
「あらあら」「うふふふ」(20:45)
- 天野こずえによる漫画『ARIA』の登場人物、アリシア・フローレンスの口癖「あらあらうふふ」か?
- 上記以外にも主にお姉さん系のおっとりキャラの口癖として多くの作品で使われている。