詳細 > 初回限定設定資料

セガストアの初回限定特典である「設定資料」より。
モンゴル語含めて全部見たいという奇特な方はちり紙交換に訊かなくてもここにあるのでどうぞ。

STAGE 01

コロニージャングル面、テーマカラーは「緑」
TF3、4のジャングル面と、TF4のコロニー面を混ぜたイメージ
銀河連邦のコロニーが帝国に襲撃を受け、廃墟と化して破棄されたもの。
最初はただの霧に包まれたジャングルかと思ったら、どうやらもとは
都市だったらしく、霧が晴れると、さらにコロニー内部だったことが
わかるという仕掛け

爆発と共にワープアウトしてくる自機。
序盤はTF3のジャングル面そのまま
花とかレーザー砲台とかおなじみの敵がいる

中ボス(巨大戦艦)
どこから入ってきたんだが知らないが
画面上からやってきて自機とバトル
(倒せない)TF4の1面そのままの展開

ボス(ガーゴイル)
最初はTF4
そのまんまな感じで…

最初のガーゴイルダイバーは特性上高速スクロールなので、
スピードの映えるドッグ内部のメカ通路(色が寂しいので
あちこち緑に覆われている)で、追加パーツは手前から追い抜いてくるとか
後ろから迫るのを回り込むとか、なんかかっこいい合体シーケンスを
よろしくお願いします。スクロール止まるより、ローラーダッシュ
しながらバックとかでも面白いかもしれません。

GARGOYLE PERFECT

デザインの細部はどうでもいいので
どんどんカッコよくしてください。
(ディティールの疎密にはメリハリをつけて
ゴチャゴチャさせすぎないこと!)

周囲にビット飛ばして
TF4二面ボス風味もヨロシク
 (未実装。あと、ビットを飛ばしてるボス「フォマル・ハウト」がいるのは二面ではなく四面。
  YouTubeに四面を二番目に選択しているプレイ動画(2007年6月投稿)があるが、これを視聴して勘違いした…?)

サンダーフォースのボスの中でも
印象度の高いヤツですので
ファンが喜びそうなのを
お願いします

STAGE02

火炎バイオ面 テーマカラーは「赤、ピンク」
TF3の火炎面と、TF4のバイオ面を混ぜたイメージ。高エネルギーで
繁殖する生態系。帝国の生態兵器実験場。見た目のインパクトでツカみ、
高速スクロールや地形トラップで見せる素直なステージ(後半面が大変なので)

有名な炎のラフタースクロールを超えるようなイカス炎の表現をヨロシク

FLAME MAIDEN

前作のアイアンメイデンと差別化するために、灼熱してボーっと光る
光るパーティクルを飛ばす、液面に写る、潜る、歩いた跡が波紋になる
などなど、可能な範囲でギミックを盛り込んでください。繭から羽化するとかも大歓迎
 (何一つ実装されていない。)

STAGE03

空、海面、テーマカラーは「青」それぞれ有名なTF4、TF5の空海面、深海面を、最新技術で美麗に
ブラッシュアップ。立体的な雲海や海面、海中の表現をお願いします。

STAGE2と3は、他が凝ってるのでバランスを取って
シンプルな構成ですが、これより凄くなってくれる分には
止めません。どんどんやってください。

真っ暗闇の中から、ネオンサインのように
無数の発光器をきらめかせて登場するボス
ダライアス外伝のイカ参照
最初は暗くてどんな形かよくわからない。

CERUBIM PURPLE

ヒラヒラ、キラキラしたキレイ系のボス。
メカだか生命だかよくわからない感じで。
羽がキレイに光ったり半透明だったり。
 (ゲーム中では全く綺麗じゃない。むしろ汚い。)

どうせCGなのでウソ全開で、マテリアルが
攻撃のたびにどんどん変化するようなのがいいかも

STAGE04

艦隊・都市面 連邦本星が帝国の襲撃を受けているという設定。
TF4の爆撃面TF5の艦隊面をモチーフに、3Dならではの味付けを加える。

B3(Barbaric-Berserk-Beast)

例によってデザインは適当ですので「こんな感じ」ということでもっとカッコよく

よくわからない変形でナイト形態に
銃や斬撃など一通りよろしくです。

飛行形態になってくれても全然止めません。
どうやって変形するんだか知りませんが

STAGE05

巨大戦艦面(前半) テーマカラーは「黒」TF3、TF4の巨大戦艦面を参考に。

巨大戦艦反省点と改修

苦労して作った割に全然うまくいかなかったので、まずはカッコよく
あとはステージの特性に合わせた再設計をお願いします。

●TF3のケルベロス
もっと全景がよくわかりません。
要は箱の組み合わせです。

巨大戦艦バトル仮コンテ

●注意、デザイン、色彩設計などはすべて仮のものです

ポイント、巨大戦艦はただ一直線に逃げてるだけ。
自機が周囲を飛び回って、対空砲火を避けつつ、隙を見て
懐に飛び込んではヒット&アウェイを三回繰り返してるだけです。
カメラも「回り込んでズーム、射軸を合わせて離れる」
だけなので、技術的な困難は少ないでしょう。
カメラワークも、無理にこれに準じる必要はありません。
要は「高速で追っ掛け合いながらのバトルというリアリティ」
「背景の動きを、まるでプレイヤーの望む自機の動き
そのままのように錯覚させるタイミング」がキモです。
共に、いかにカメラを巧みに動かすか、そのセンスのみの勝負。
ちょうどシューティング衰退の自機と重なったためか
巨大戦艦とのバトルでちゃんとちゃんとカメラを回した例はないので
うまくいったらシューティング史上に残るシーンになるでしょう
                                    ヨロシク

VASTEEL NOCT

巨大戦艦のコア部分から出てきたファウスト(メカ土偶みたいなアレ)が
自機をスキャンして、そのまま巨大な自機に変形して襲ってきます。
倒すとさらにTFの歴代自機を強化パーツとして合体するという
ファンサービスのシーン。

ファウスト
多分帝国の特務将校
戦場を監視し、皇帝にチクったり
自分だけチャッカリ逃げたりする

全編中でもっともファンが喜ぶシーンなので
次ページの変形形態など、もうちょっと奇抜な
アイディアが出ないか煮詰めたいところです。
ラスボスとこのボスは作業を後回しにしておいたほうが
いいかもしれません。

(簡単なストーリー紹介) サンダーフォース1~4までは宇宙のどこかにある連邦と帝国の戦い。
5は地球に漂着した4の自機の残骸(バスティール)が暴走してバトルになったという話。
今回は帝国軍も地球に到達して、地球は滅亡寸前。反撃のカギを探るべく、封印されたバスティールを解き放ち
すべてのきっかけとなった連邦本星を目指すというお話です。(連邦も帝国と戦争中)

変形形態案

歴代自機と次々合体していくシーン。デザイン的にはどれも似通うので
登場シーンの構図を各シリーズのオープニング画面に似せて見せたあとは
それぞれなんだかカッコいい強化パーツへと変形します
(変形はツジツマがあわなくてかまいません。パーツがわいて出たりして可)

改定案

TFのファンはやっぱり
TFにちなんだものを
見たいだろうということから
(あと手間も大変だったので)
次のように改訂しました

設定的には、自分を打ち破った自機
地球変異型バスティールの記憶を
ハッキング、再構成したという感じです。

これはぶっちゃけると
セガガガのセガ歴代ハード
合体変形シーンそのままです。
YOUTUBEとかに動画
ありますので参考に
してください。

STAGE06

要塞面 テーマカラーはメタリック。毎回おなじみのクライマックス面多方向の強制スクロールや入り組んだ地形。
閉じるシャッター3Dならではの視点、方向転換などボスラッシュまでを盛り上げる
(7方向分裂レーザーはぜひよろしく)

この絵は相当ショボいので
最終面らしいカッコいい
メカメカな背景をヨロシク

中ボス ボスラッシュ パワーアップした
武器の使いどころ。これまで苦しめられた
各面ボスを新兵器で瞬殺できる。
上級者は稼ぎが可能なようにして
レイフォース的に、急所を攻撃すれば即死で
タイムアタック、パーツを細かく破壊して
スコアアタックなど)
飽きさせずにやりこみを楽しめる設計

要塞の最深部に、コアへの入り口と
TF4の黒幕(ファウスト)が
今度は三匹登場。しばらく攻撃すると
画面外に消えて、弾の変わりにTF4の
ラスボスを発射してくる攻撃

ラスボス オーン皇帝
倒したはずだが復活直前という設定
TFVとの関連性と、CERO対策として
ポリゴンむき出しのバーチャルっぽい
ギラギラとした胎児。倒すと幼児イエスがごとく
虹色の光背を背負ってあれこれと攻撃してくる
神々しく)さらに倒すとキングクリムゾン
みたいなグロ顔面となって、しつこく襲ってくる。

ラスボス(オーン皇帝)

ステージ6最後、ファウスト三匹を倒すと、カメラ回り込んで
暗闇に潜むオーン皇帝をとらえる

●第一形態 羊水玉に包まれた状態。羊水玉には血管など這い回り
この絵よりもっと中がよく見えなくてグロさ満点(サラマンダ風?

●第二形態
羊水玉が破れ、中から
クリオネと赤ちゃんの
合いの子みたいな
オーン皇帝(発達途中)が登場。
要塞が崩壊をはじめ、爆発の中を
ゆっくり上昇しつつ、画面中央で
ピクピクしながら発狂弾幕系攻撃

●多分笑える見た目なので
背景など背負わせて
それなりに威厳と神々しさを

●第三形態
第二形態がやられると
爆発してヒフのない
だけに(基本同モデルの
テクスチャ差し替えで十分です)
目パチ口パクしながら
ますます崩壊の進む要塞から
逃げ出すように、顔の左右から
生えた触手で通路を登る
たまに自機を押しつぶす
攻撃をしてくる
(これ、TF4のラスボス
そのまんまです)
だんだんスピード速くなって
ものすごい勢いで
通路を駆け登るのが笑える

ごあいさつ

【シューティングゲーム】

特に自機を客観視点で上や横から眺める形の「縦シュー」「横シュー」というのは、
いまや海外に押され気味の日本ゲーム業界において、数少ない独自ジャンルとなっています。
また、日本のゲーム業界勃興の礎となった「スペースインベーダー」の時代から、
日本人にとってのゲームの根源的イメージといえば「なんかSFで、ボタンを押したら弾が出る」ものであって、
その意味でもシューティングはそうした血脈を最も色濃く受け継ぐ、いわば正当後継者とも言えるでしょう。

「ギャラクシアン」「ゼビウス」「グラディウス」「スターフォース」「R-TYPE」
石油ショックから立ち直り、バブルを駆け抜けていった頃の日本人は、
シューティングゲームに未来と宇宙を夢見たのでした。
しかし、バブルの崩壊とほぼ時を同じくして、シューティングゲームは衰退していきました。
より正確には、アーケードにおいては「ストリートファイターⅡ」をはじめとする
対戦格闘システムの高い収益性の前に命脈を絶たれ、
家庭用ハードにおいても、ハードスペックが業務用機並びはじめ、
「あのシューティング(みたいなもの)が家でも遊べる!」
ことに商品価値がなくなった時点で衰退を余儀なくされたのです。
シューティングのジャンルとしてのピークは、おそらく80年代末であり、
以後のシューティングは、限られた層を対象に、よりマニアックな方向に進化を繰り返して、
なんとか2008年の今日に至っているというのが現状ではないでしょうか。

そんな最中にあって、本作「サンダーフォースVI」の目指すところは「シューティングの復権」にあります。
いまやマニア専門的なジャンルに成り果て、開発においても採算が合わないと言われているシューティングを、
単なる酔狂で終わらせることなく、再び新たなビジネスとして成立させることができないか、様々な工夫を凝らしてみました。
もちろんなかなか容易ではない道かもしれませんが、
できればシューティングファンの皆さんのご協力も仰ぎつつ、
なんとか今後に繋げて行きたいと思っております。
セガにもっともふさわしいシューティングタイトルであり、
長年の念願であった「サンダーフォース」のライセンス許諾をいただきましたトゥエンティワンの松岡様。
ハードな開発計画にも関わらず、最後まで力を尽くしていただいた開発スタッフの皆様、
社内の関係者様。また「サンダーフォース」の歴史と伝統のため、協力をいただいた沢山の方々に、
この場を借りて厚くお礼申し上げます。

【「サンダーフォースVI」とは】

「サンダーフォース」は、もちろんみなさんご存じのコンシューマ発の人気シューティングシリーズです。
マイコン時代の初代「サンダーフォース」から、X68000のスペックを生かした「Ⅱ」、
メガドライブの強力な援軍となった「ⅡMD」、「Ⅲ」、「Ⅳ」、
そしてサターンの伝説となった「Ⅴ」と、華麗な歴史を誇っています。
今回セガからシューティングを復活させるにあたって、
やはり「サンダーフォース」しかない、というのが当初よりのプランでした。
(もちろん「ファンタジーゾーン」をはじめ、「スタージャッカー」や「アストロフラッシュ」などもいいゲームですが)

ただ、新たにサンダーフォースの新作を作るにあたり、
ゲームとしての方向性をどのようにするかは難しいところではありました。
というのも、「サンダーフォース」は長い伝統がある反面、毎回斬新な工夫、変化が盛り込まれており、
その相反する二つの要素のバランスが独特の魅力をなしているからです。
変えてもいけないし、変えなくてもいけないというジレンマを克服するため、
今回のVIでは、率先して旧作のモチーフを取り入れつつ、
美術設定や音楽などには、これまでにない新たな要素を加える解決をはかってみました。
異世界文字としての西夏文字、モンゴル文字の導入などはその最たるものですが
(ご協力をいただきました荒川先生、小野先生、小高先生、富川先生、本当にありがとうございました)
こうした試みがうまく新生サンダーフォースの構成要素足りえているか、
プレイヤーの皆様にご判断をいただければと思います。

また、ゲーム性の面で言えば、エネルギーの自動回収でオーバーウェポンゲージを溜めると爽快な基本システム、
強力な隠し要素である「ネオモード」などは、すべて開発スタッフの方から独自に提案してくれたもので、
これも新生サンダーフォースの新機軸となっているものと思います。
特に、五種類の敵弾を五種類の武器で相殺して稼ぐという脅威の「ネオモード」は、これまでにない斬新なシステムであり、
あまりにテクニカルになりすぎるという理由からプレイ当初は選ぶことのできない隠し要素としてもらったのですが、
ゲームの意味が全く変わってくるほどの奥の深いモードですので(ラスボスの弾幕などは必見です)、
熱く遊べるオマケ要素「タイムアタック」同様、ぜひ一度プレイしてみてください。

【おわりに】

「サンダーフォース」は伝説のタイトルであり、皆様の期待全てに沿った続編を作ることは不可能に近いと承知しておりますが、
この新生「サンダーフォースVI」が、
皆様の心の中の「サンダーフォース」史の一ページと認められ、末永く遊んでいただけることを祈っております。
以下素で書くけど、とりあえず残機増やしてオーバーウェポン撃ちまくってればスカッとクリアできるから楽しいよ。
RYNEX改のサンダーソードで全ボス瞬殺とかな。あとはどんどんやりこんでスコアの限界に挑んでくれ!
この21世紀に、シューティングの新作を買ってくれてありがとう!

20081002 秋の到来を感じつつ。
開発大首領 ゾルゲール哲


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最終更新:2011年11月19日 16:39