多くのユーザーから
「シリーズ作品としては勿論、一本のシューティングゲームとしても駄作である」という評価をされている。
低評価を生む主な理由としては、
- 発売前からプロジェクトリーダーの岡野哲(ゾルゲール哲)氏が、3大シューティング祭りなどのイベントでユーザーを散々煽ったり、旧作とそのファンをないがしろにするような発言をしておきながら、実際に作られたソフトには旧作を超えるアイディアはなく、むしろ旧作の悪質な劣化コピーであった
- 発売前から危惧されていた、岡野氏による趣味の押し付け・作品の私物化としか受け取れない要素の数々
- 岡野氏が過去に描いた漫画からのキャラクター流用
- ユーザーの批判の声があったにも関わらず強引に採用された西夏文字等を始めとする、世界観を破壊する様な演出・設定
- ビッグネームが名を連ねた楽曲で、著作権フリー音源を使用したり、セガガガからそのまま流用したりしている
- デバッグを放棄したとしか思えない数々のバグがあり、中にはゲーム進行が止まったり、メモリーカード内のデータを破壊する様な危険なものまである
等が挙げられる。更に詳細な批判内容は「
まとめ」を参照。
また、岡野氏が自身のブログで
ユーザーを揶揄したと取れるような記事を掲載したり、セガ公式ブログを予告もせずに閉鎖した他、
氏や販売元の株式会社セガへ、数々のバグや岡野氏の発言等に対する公式回答を求めるも無反応であるなど、
一企業とその社員とは思えない対応・行動も目に付き、批判の対象となっている。
目に見える評価として、ゲーマガの「最新ゲームソフト満足度ランキング」(読者が過去一年間に発売されたゲームに点数を付けるコーナー)では、
「2009年2月号」分にて初登場最下位となり、最後の掲載となった「2009年11月号」分までの10ヶ月間、
常に他の追随を許さぬ低得点で最下位を記録し続ける、という結果に終わっている。詳しい点数の推移は
こちら参照。
また、その後同誌で実施された「期待外れだったゲーム」ランキングでは、
「ぶっちぎりの一位」(紙面上のコメントより。正確な投票数は掲載されていないので不明)を獲得。更に、2010年8月号増刊の「名誉名作特集!!満足度ランキングスペシャル」では、
不名誉名作としてタイトルが挙げられている。
かくして、サンダーフォースVは本当に伝説の翼となってしまった。
最終更新:2019年12月14日 11:17