AK-47 (Avtomat Kalashnikov-47)



1947年にソビエト軍が正式採用した自動小銃
射撃精度は良くないが、信頼性に特化している。部品同士に余裕をもたせた
AK-47は、高温地、寒冷地、砂漠、多湿でも動作する。ユニット化された内部は部品の紛失を防ぎ、兵士の負担も和らげる。


7.62mm×39弾を使用し、30発弾倉やドラム弾倉が使用されている。
発射すると、高圧ガスを銃口手前から引き込み、ピストンを後方へ押し上げる。自動的に弾を込める。この動作を連続的に行うことで連射可能。
1分で約600発で射撃ができる。

冷戦期にソビエトは大量のAK-47を友好国に供与した。
ベトナム戦争時には南ベトナム解放民族戦線にも送られ、虚をついた奇襲攻撃やジャングルでのゲリラ戦で、AK-47を持った民兵(ベトコン)は
アメリカ兵を苦しめた。

現在では、安価で構造が簡単なことから、多くの戦争、紛争でその姿を目にすることができる。また、テロ組織にも出回り、オウム真理教もAK-47を密造しようとした。

最終更新:2006年10月15日 23:12