RPG-7



ソビエトが1960年代に開発した個人携帯可能な肩付け式対戦車火器
第二次世界大戦末期にドイツ軍が開発したパンツァーファウストを
発展させロケット推進機能、射程の延長、弾道の直進化により
命中率向上を狙った改良型がRPG-7が誕生した

発射機は加工された鋼鉄の筒で構造は簡単
直径40mm、全長953mm、重量7kgで中央部分には木材が使用され
後部はラッパ状に広がっていてバックブラストを防ぎ、反動を
相殺させる役割を持っている。

装甲車両等には、形成炸裂弾を使用し、普通車両や人員等には
通常の榴弾を使用する。
照明弾、毒ガス弾、焼夷弾、スモーク弾やサーモバリック(圧熱)弾
や形成炸裂弾を2個搭載したタンデム弾も開発されている。

構造が簡単で安価なことから世界各地の紛争に出回りAK-47と共に
中東、アフリカ、アフガニスタンなどのテロリストに使用されている
また、九州西南海域工作船事件で北朝鮮工作員がRPG-7を使用した
ことでも有名
最終更新:2006年10月16日 21:47