迷い誘われ夢 宝石の園・合流編

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迷い誘われ夢 ヴァイシャリー湖・北西 淳二「確か、このあたりのはずだが・・。」 先に着いたのはヴァイシャリーを出発したイルミン生の長原淳二だ。 周囲を見渡すと北を向けばイルミンスールの森、南を見ればヴァイシャリー湖、西を見れば シャンバラ大荒野と活動停止中の火山、東を見ればジャダの森、近辺は草原が広がっている。 淳二「どこにも洞窟らしきものが見当たらないな・・。ん・・あんなところに階段と小屋が・・。」 淳二が見つけたのは地下へと通じる階段と隣には小さな小屋があった。 淳二「あそこか・・入る前にジョゼフって人を待とう。」 そういうと淳二はバイクを小屋の隣へ停車させ、小屋の中へと入る。 一方、流奈達は・・ サルヴィン川・下流 ジョゼフの支度兼マイシップ パステル「きもちわるいのじゃ~」 パステルが船酔いで倒れて、ジョゼフにお嬢様抱っこしている。 ジョゼフ「あと少しの辛抱だ、がんばるのだぞ。」 ジョゼフはお嬢様抱っこしながら船のかじを取っている。 それを羨ましそうに見ている流奈と凛であった。 流奈(いいなあ~私もジョゼフさんに抱っこされたいというよりもふもふしたい・・。) 凛「ジョゼフさん!後でも・・じゃなくて二の腕触らせてもらっていいですか!?」 ジョゼフ「かまわぬが?」 流奈「凛だけ!ずるい!私も!!」 パステル「頭にガンガン響く・・すまぬが小声で話してたもれ・・」 流奈「ごめん!」 凛「大丈夫!?」 パステル「だいじょばないのじゃ・・。ぶ!」 パステルの顔が一気に青くなる ジョゼフ「まて!ここでは!あああああああああ!」 ジョゼフは急いでトイレへとはしるのであった! 流奈「パステルちゃんが良くなるまで休憩ね」 凛「そうだね・・。」 数分後・・・・。 宝石の園 休憩小屋前 パステル「うむ!すっきりしたのじゃ!」 完全復活をしてまぶしい笑顔を見せるパステルであったが一人だけ気分がブルーなのが一人・・。 凛「大丈夫・・ですか?」 ジョゼフ「すまない・・少し休ませてくれ・・。」 想像を絶する何かを見て、鼻に直撃したのかジョゼフは気分が優れなかった。 しかし流奈と凛には聞く勇気がなかった・・。 流奈「あそこに小屋があるし休憩しようよ。」 パステル「そうじゃな!あそこで茶でも飲んで作戦を練るのじゃ!」 宝石の園 休憩小屋 流奈「ごめんください~!」 中に入ると奥には簡易ベットが4つ、真ん中には大きめ食卓が一つ、左側には食器や保存食。 右奥にはお手洗い兼風呂場があり食卓には淳二が座っていた。 淳二「ん?君達は?」 凛「私達はこのタラス君の・・あれ?」 パステル「む?タラスの奴は?」 ジョゼフ「私の船で寝ている・・どうやら長旅の疲れが出たのだろう。」 淳二「大丈夫なんですか?」 ジョゼフ「あの船には魔除けの結界を張っている、後1ヶ月は大丈夫であろう。」 淳二「っとすまない。名乗ってなかったな、俺は長原淳二、イルミン生だ。」 流奈「私は飛鳥 流奈、でこっちは風扉 凛。」 凛「はじめまして。」 おじぎをして挨拶をする凛。 パステル「わらわはパステル、よろしくたのむぞ!!淳二!」 ジョゼフ「小生はジョゼフ。よろしく頼む」 ジョゼフが握手を求めると 淳二「はい、よろしくお願いします。早速くわしいはな・・」 少年の声「うわあああああああああああああああ!」 淳二「今の声は!?」 ジョゼフ「いやな予感がする急ごう!」 続く アトガキ 大変遅くなってごめんなさい!この後はバトルパート!どんな展開へとなるのか!お楽しみに!

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