迷い誘われ夢 ゴーレム戦 弐

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迷い誘われ夢 ゴーレム戦 弐 2ターン目 淳二「厄介だな・・。」 パステル「対処の出来ない攻撃をされてはわしらが先に倒れてもしまうのぉ~。」 サファイレムゴーレム「グオ~!」 ジョゼフ「赤い石には小生、青い石はパステル、黄色い石はタラスで相殺する。      相殺した隙に淳二と流奈はゴーレムに攻撃をしてくれ!」 パステル「大船乗った気でおれ!」 タラス「うん!俺頑張る!!」 淳二「まかせた!」 流奈「みんな!お願い!」 ルビレングゴーレム「グオ~!」 ルビレングゴーレムは青い石を流奈めがけ投げてきた。 パステル「やらせんのじゃ!」 パステルは炎術で火の弾を作り赤い石めがけ殴り飛ばした ドン! ゴオオオ~ パリン! 青い石は炎上しそのまま砕け散った。 パステル「今じゃ!流奈!!粉々にしてしまえ!」 流奈「まかせて!いっけえ~~~~~!」 流奈はデュアルブレードを両手剣に戻しフラギエルゴーレムへと全力で走る。 ルビレングゴーレム「ぐお~!」 ルビレングゴーレムは黄色い石を流奈へと投げつける タラス「リュー姉の邪魔はさせない!」 タラスは輝光石を矢に巻きつけ黄色い石へと矢を射る ビュン! コン! ドーン! パリーン! 黄色い石は爆風で砕けちった。流奈はタラスにグーサインをするとタラスもグーサインで返した。 流奈「最初の一匹!ツイン!」 サファイレムゴーレムは右手を平手打ちで流奈を攻撃するもジャンプで避けられ 流奈「スラッシュ!」 ジャンプしながら前転し、ルビレングゴーレムを飛び越すように二回斬りつけた。 サファイレムゴーレム「グオゥゥ~!」 サファイレムゴーレムは斬り付けられた部分から徐々に砂になり大きな砂山が出来た。 流奈「まずは一匹!」 淳二「やるな、流奈。」 封印解凍で防御を犠牲にし力を強化する 淳二「しまった、攻撃できる敵が・・・・」 パステル「淳二!わらわの火の玉を思いっきり!殴り飛ばすのじゃ!!」 そういうとパステルは炎術で火の球を作り、淳二に向けて蹴り飛ばした そうさせないとルビレングゴーレムが青い石をパステルめがけて投げた パステル「しもうた!」 パステルは蹴り飛ばして隙ができていた。 ゴン!! パステルに青い石が腹部に命中し、パステルはその場に倒れこんでしまった。 淳二「パステル!?くそ~!!」 妖刀村雨丸を構え、パステルの火の球を野球のスイングのように打つ! ガキィ~ン! 火の球はパステルの蹴り飛ばした勢いと淳二のスイング勢いが増し、すごい勢いで ルビレングゴーレムへと飛んで行く ルビレングゴーレム「グオ~!」 ルビレングゴーレムは赤い石を拾い、火の球へと投げようとするが間に合わず ドン!ドカ~ン!! ルビレングゴーレム「グオオ~!」 火の球はルビレングゴーレムの頭部に命中し頭部はなくなり肩辺りが 黒焦げになりそこから砂になっていき砂山が出来た 淳二「パステル!!」 淳二は急いでパステルの元へ走る パステル「気にするでない、少し治療が必要なだけじゃ・・・・」 戦闘が終わり、淳二達は休憩を取っていた。 パステル「凛のヒールが五臓六腑に染み渡るのじゃ~」 淳二(本当に子供か?まるでば) パステル「なんじゃ?淳二?いとおかしそうにみおって」 淳二「いや、なんでもない。大事にいたらなくてよかったとほっとしているんだ」 苦笑いでパステルに答える淳二だがパステルは何か疑っているような目で見るがまあいいかと目を閉じる ジョゼフ「所でパステルの傷は大丈夫なのか?」 渋い声とポフポフというかわいい足音でパステルのところに歩いていくジョゼフ パステル「大丈夫なのじゃ!体のコリが取れてきもちええのう~♪」 凛(コリって年よ・・) パステル「ん?」 パステルが何かを感づいて凛をにらみつける 凛「こ、こっちゃうよね~私も最近肩が・・・はは!」 パステル「なんかじえらしいな気分なのじゃ~」 淳二&凛(勘が鋭いな・・・この子) パステルの勘の鋭さみたいなものに二人は驚いた パステル「淳二も凛も変なのじゃ~」 パステルの複雑な顔を見て、笑いをこらえる流奈とジョゼフであった 数分後・・・・・ 凛とジョゼフによって回復した一同は周囲の探索を行う。 淳二「なぜ、村の人たちがここに来たんだ?」 淳二は壁を調べるが特に変わった石はなくどれも綺麗な輝きを出している。 タラス「ん~?皆お金とか困ってなかったのに?」 凛「え~!?こんなに高そうな石があるのにお金目当てじゃないの?」 パステル「霊では物はとれぬぞ?ぽるたあがいすと(ポルターガイスト)などでもなさそうじゃ」 流奈(外来語に弱) パステル「ん?」 流奈「~♪」 流奈は口笛を吹きながらパステルから視線をそらした パステル「むぅ~!」 ジョゼフ「はは、気にしすぎだ。小生も昔は言葉を覚えるのが苦手でな~」 3人の隠し事に頬膨らませて苛立つパステル。 ジョゼフ「わかっていないことはなぜここに村人達の霊が迷い込んだのだろうか?」 タラス「わかんない・・・・どうしてみんながここにきたんだろう?」 流奈「宝石が呼んでるとか?」 淳二「魂が吸い取るにしては距離がありすぎる。魔物のせいか?」 魔物が住んでいるならば足跡や食べかすや糞が散らばっているはず。 しかし、あるのは石ころと宝石の原石とそれを埋めるかのようにつもった砂 ジョゼフ「ここはもしや宝殻類(ほうかくるい)モンスターばかりなのかもしれん。」 パステル「ほうかくるい?」 ジョゼフ「石を食べて生きるモンスターのことだ、虫型が多く発見されているモンスターで最近では獣型も出現しているらしい。」 流奈「石を食べるモンスターって聞いたことがないけどいるの?」 流奈はパラミタに来てまだ日も浅いためモンスターといえばウルフやスライムなどのイメージが強いようだ。 凛「流奈はパラミタについてまだまだなんだから~私が後で教えてあげるね♪」 流奈 カチン! 流奈は右手をグッと握り締めて怒りを我慢している。 淳二「どうした?気分でも悪いか?」 流奈「ぜ~んぜん!むしろ元気一杯だよ!」 流奈は怒りが噴出しているような笑い声出している。どうやら凛のたまに出る上から目線みたいなものが気に入らないらしい ジョゼフ「複雑な乙女心というものだ。」 ジョゼフにもふもふふわふわな手に頭を撫でられて機嫌がよくなった流奈であった。 パステル「さて、体力全開!!やる気全開なのじゃ!!」 凛の回復術で怪我が治ったパステルは壁の宝石を調べ始めた。 淳二「パステル、宝石を調べて何をしてるんだ?」 パステル「この宝石を見ておると吸い込まれそうになるのじゃがきのせいかの?」 凛「何か吸い込むなんて掃除機じゃないんだからw」 ジョゼフ「いや、ありえなくもない。」 流奈「え!?掃除機みたいな宝石があるの!?」 流奈はマトックを持ち、壁を宝石を掘り起こしていった。掃除が嫌いなのか面倒なのが嫌いなのかよくはわからないがすごい勢いで掘って いく ガッガッガキン!! 流奈「へ?」 マトックが跡形もなく崩れ落ちると壁が動きだした。 ジョゼフ「いかん!」 ポフポフ!ザッ!ドン!! 流奈を抱き上げるとそのままヘッドスライディングをして受け身を取る ジョゼフ。 パステル「ジョゼフ、流奈!!」 ジョゼフと流奈が砂埃で見えなくなった。 淳二「待てパステル!!」 パステル「なぜとめるんのじゃ!!このままでは熊と人の合い挽きハンバアグができるぞ!」 凛「パステルちゃん、その表現はちょっと・・・」 淳二「無闇に突っ込むのは危険だ。」 淳二はパステルの右腕をつかんで止める。 ジョゼフ「安心しろ、無事だ!」 ゲホゲホ咳き込みながら手を振るジョゼフとコホコホいっている流奈。 凛「よかった二人とも無事で」 壊れた壁からうっすらと巨大な影が見え始める 淳二「あれはゴーレム?いや、あれは蠍か!?」 淳二が光条兵器「バルディッシュ」を構えると槍のような物が飛んできた 淳二が避けようとするがあたりそうになると赤い炎が槍のような物を吹き飛ばす パステル「大丈夫かえ?淳二!」 淳二は大丈夫だとグーサインで答える。どうやらさきほどの炎はパステルの炎術だった。 煙からその巨大が姿を現す。宝石でちりばめられたような鱗がまるでからくりのような独特な動きをし、青から黄色や赤から緑など変則的 に動き出す。 凛「なに、こいつ綺麗だけど気持ち悪い・・・」 ジョゼフ「気をつけろ!!こいつはここの主・万華の蠍だ。万華鏡のように表面の鱗を変える。闇雲に攻めるな!」 タラス「遠い所から黄色の石で狙うよ!淳兄!」 タラスはそういうと黄色の石を矢にくくりつけて撃ちだした。 万華の蠍は瞬時に左爪を青に変えて跳ね返した。 ジョゼフ「時間差攻撃だ!そいつにはそれしか手がない!!」 淳二「わかった、タラス。俺があいつの注意をひく!その隙に黄色の石   を狙え!」 タラスがうなずくと淳二は万華の蠍へと駆け出した。 淳二「横を狙え・・・」 万華の蠍は両爪を合わせると姿消え、目の前に人間の瞳が浮かび上がると淳二の動きが止まり体が震え始め、後ろに振り返り逃げ出そうと している。 流奈「前にはしって!!」 流奈の大声で我に返った淳二は前へと走り出すと見えない何か登る様に走り出した。 タラス「淳兄!!」 淳二「大丈夫だ!」 流奈は急いで淳二の下へ向かう。 流奈「無事でよかった・・・・街で集めた情報が役に立ったわ。」 淳二「情報?」 流奈「巨大な目が見えたら前に走れっていうの。巨大な目って言うのはあの蠍の爪模様だったようね」 凛「淳二さ~ん、流奈!!ここは前衛と後衛に分かれて挟み撃ちでいきましょう!!」 流奈「わかったわ!そっちも無理しないでね!」 淳二「いくぞ!流奈!!」 流奈「わかったわ、淳二!」 二人は万華の蠍に立ち向かうと万華の蠍は青と赤の石をこま枠砕き唾液で合えると紫の石が出来上がるとその石を淳二達に投げた。 投げた紫の石から紫色の煙があふれ出しながら淳二達へ向かってくる。 淳二「あの煙には何かあるならば!」 淳二はバルディッシュを構え、アルティマ・トューレを繰り出し、紫色の石を厚い氷で氷漬けになるが落ちるとみるみる氷が溶けガスが噴 出し二人を襲う。 淳二「くっ!」 流奈「きゃ!」 二人は煙を吸ってしまい顔が青ざめる。 流奈「なにこれ・・・・体が熱くて気持ち悪い・・。」 淳二「こいつは・・・。毒か?ぬかっ・・・た」 ジョゼフ「いかん!ふたりとも受け取れ!!」 ジョゼフは透明な液体が入ったビンを二人に同時に投げる。投げたビン弧を描き、二人のいる所にストンと落ちる。 淳二「すまない」 流奈「ありがとう、ジョゼフ!」 二人は透明な液体を飲むと・・・・ 淳二「・・・・にがい」 流奈「なにこれ!!口の中に残るこの苦さ!」 ジョゼフ「すまない!苦い薬草を入れすぎた!!」 どうやら分量を間違えた解毒剤だったらしいが二人の毒はあっという間に治ったようだ。 淳二「しかし、こいつはどう攻めるべきか悩むな・・」 淳二達と万華の蠍の戦いが今幕を開く。 ジョゼフ「無理はす・・・ん?おい淳二!流奈!凛!パステル!どこに消えた!」 淳二達の姿がない。どこへ消えたのか?この戦いはどうなるのか! 次回 迷い誘われて夢 淳二・流奈・パステル編 最終回!! アトガキ 遅くなってしまい申し訳ありません。悩んだりしたらこんな月日と年が流れてしまいました。      消えてしまったのは大人の事情でみなさんの装備・ステータス・所属学校ETCの訂正を      パッとするためです。次回は集まり次第すぐ書きます!みなさんのアクションお待ちして      おります。今年中に書き終えれたらいいな。最悪来年の一月上旬!!      では!!    
迷い誘われ夢 ゴーレム戦 弐 2ターン目 淳二「厄介だな・・。」 パステル「対処の出来ない攻撃をされてはわしらが先に倒れてもしまうのぉ~。」 サファイレムゴーレム「グオ~!」 ジョゼフ「赤い石には小生、青い石はパステル、黄色い石はタラスで相殺する。      相殺した隙に淳二と流奈はゴーレムに攻撃をしてくれ!」 パステル「大船乗った気でおれ!」 タラス「うん!俺頑張る!!」 淳二「まかせた!」 流奈「みんな!お願い!」 ルビレングゴーレム「グオ~!」 ルビレングゴーレムは青い石を流奈めがけ投げてきた。 パステル「やらせんのじゃ!」 パステルは炎術で火の弾を作り赤い石めがけ殴り飛ばした ドン! ゴオオオ~ パリン! 青い石は炎上しそのまま砕け散った。 パステル「今じゃ!流奈!!粉々にしてしまえ!」 流奈「まかせて!いっけえ~~~~~!」 流奈はデュアルブレードを両手剣に戻しフラギエルゴーレムへと全力で走る。 ルビレングゴーレム「ぐお~!」 ルビレングゴーレムは黄色い石を流奈へと投げつける タラス「リュー姉の邪魔はさせない!」 タラスは輝光石を矢に巻きつけ黄色い石へと矢を射る ビュン! コン! ドーン! パリーン! 黄色い石は爆風で砕けちった。流奈はタラスにグーサインをするとタラスもグーサインで返した。 流奈「最初の一匹!ツイン!」 サファイレムゴーレムは右手を平手打ちで流奈を攻撃するもジャンプで避けられ 流奈「スラッシュ!」 ジャンプしながら前転し、ルビレングゴーレムを飛び越すように二回斬りつけた。 サファイレムゴーレム「グオゥゥ~!」 サファイレムゴーレムは斬り付けられた部分から徐々に砂になり大きな砂山が出来た。 流奈「まずは一匹!」 淳二「やるな、流奈。」 封印解凍で防御を犠牲にし力を強化する 淳二「しまった、攻撃できる敵が・・・・」 パステル「淳二!わらわの火の玉を思いっきり!殴り飛ばすのじゃ!!」 そういうとパステルは炎術で火の球を作り、淳二に向けて蹴り飛ばした そうさせないとルビレングゴーレムが青い石をパステルめがけて投げた パステル「しもうた!」 パステルは蹴り飛ばして隙ができていた。 ゴン!! パステルに青い石が腹部に命中し、パステルはその場に倒れこんでしまった。 淳二「パステル!?くそ~!!」 妖刀村雨丸を構え、パステルの火の球を野球のスイングのように打つ! ガキィ~ン! 火の球はパステルの蹴り飛ばした勢いと淳二のスイング勢いが増し、すごい勢いで ルビレングゴーレムへと飛んで行く ルビレングゴーレム「グオ~!」 ルビレングゴーレムは赤い石を拾い、火の球へと投げようとするが間に合わず ドン!ドカ~ン!! ルビレングゴーレム「グオオ~!」 火の球はルビレングゴーレムの頭部に命中し頭部はなくなり肩辺りが 黒焦げになりそこから砂になっていき砂山が出来た 淳二「パステル!!」 淳二は急いでパステルの元へ走る パステル「気にするでない、少し治療が必要なだけじゃ・・・・」 戦闘が終わり、淳二達は休憩を取っていた。 パステル「凛のヒールが五臓六腑に染み渡るのじゃ~」 淳二(本当に子供か?まるでば) パステル「なんじゃ?淳二?いとおかしそうにみおって」 淳二「いや、なんでもない。大事にいたらなくてよかったとほっとしているんだ」 苦笑いでパステルに答える淳二だがパステルは何か疑っているような目で見るがまあいいかと目を閉じる ジョゼフ「所でパステルの傷は大丈夫なのか?」 渋い声とポフポフというかわいい足音でパステルのところに歩いていくジョゼフ パステル「大丈夫なのじゃ!体のコリが取れてきもちええのう~♪」 凛(コリって年よ・・) パステル「ん?」 パステルが何かを感づいて凛をにらみつける 凛「こ、こっちゃうよね~私も最近肩が・・・はは!」 パステル「なんかじえらしいな気分なのじゃ~」 淳二&凛(勘が鋭いな・・・この子) パステルの勘の鋭さみたいなものに二人は驚いた パステル「淳二も凛も変なのじゃ~」 パステルの複雑な顔を見て、笑いをこらえる流奈とジョゼフであった 数分後・・・・・ 凛とジョゼフによって回復した一同は周囲の探索を行う。 淳二「なぜ、村の人たちがここに来たんだ?」 淳二は壁を調べるが特に変わった石はなくどれも綺麗な輝きを出している。 タラス「ん~?皆お金とか困ってなかったのに?」 凛「え~!?こんなに高そうな石があるのにお金目当てじゃないの?」 パステル「霊では物はとれぬぞ?ぽるたあがいすと(ポルターガイスト)などでもなさそうじゃ」 流奈(外来語に弱) パステル「ん?」 流奈「~♪」 流奈は口笛を吹きながらパステルから視線をそらした パステル「むぅ~!」 ジョゼフ「はは、気にしすぎだ。小生も昔は言葉を覚えるのが苦手でな~」 3人の隠し事に頬膨らませて苛立つパステル。 ジョゼフ「わかっていないことはなぜここに村人達の霊が迷い込んだのだろうか?」 タラス「わかんない・・・・どうしてみんながここにきたんだろう?」 流奈「宝石が呼んでるとか?」 淳二「魂が吸い取るにしては距離がありすぎる。魔物のせいか?」 魔物が住んでいるならば足跡や食べかすや糞が散らばっているはず。 しかし、あるのは石ころと宝石の原石とそれを埋めるかのようにつもった砂 ジョゼフ「ここはもしや宝殻類(ほうかくるい)モンスターばかりなのかもしれん。」 パステル「ほうかくるい?」 ジョゼフ「石を食べて生きるモンスターのことだ、虫型が多く発見されているモンスターで最近では獣型も出現しているらしい。」 流奈「石を食べるモンスターって聞いたことがないけどいるの?」 流奈はパラミタに来てまだ日も浅いためモンスターといえばウルフやスライムなどのイメージが強いようだ。 凛「流奈はパラミタについてまだまだなんだから~私が後で教えてあげるね♪」 流奈 カチン! 流奈は右手をグッと握り締めて怒りを我慢している。 淳二「どうした?気分でも悪いか?」 流奈「ぜ~んぜん!むしろ元気一杯だよ!」 流奈は怒りが噴出しているような笑い声出している。どうやら凛のたまに出る上から目線みたいなものが気に入らないらしい ジョゼフ「複雑な乙女心というものだ。」 ジョゼフにもふもふふわふわな手に頭を撫でられて機嫌がよくなった流奈であった。 パステル「さて、体力全開!!やる気全開なのじゃ!!」 凛の回復術で怪我が治ったパステルは壁の宝石を調べ始めた。 淳二「パステル、宝石を調べて何をしてるんだ?」 パステル「この宝石を見ておると吸い込まれそうになるのじゃがきのせいかの?」 凛「何か吸い込むなんて掃除機じゃないんだからw」 ジョゼフ「いや、ありえなくもない。」 流奈「え!?掃除機みたいな宝石があるの!?」 流奈はマトックを持ち、壁を宝石を掘り起こしていった。掃除が嫌いなのか面倒なのが嫌いなのかよくはわからないがすごい勢いで掘って いく ガッガッガキン!! 流奈「へ?」 マトックが跡形もなく崩れ落ちると壁が動きだした。 ジョゼフ「いかん!」 ポフポフ!ザッ!ドン!! 流奈を抱き上げるとそのままヘッドスライディングをして受け身を取る ジョゼフ。 パステル「ジョゼフ、流奈!!」 ジョゼフと流奈が砂埃で見えなくなった。 淳二「待てパステル!!」 パステル「なぜとめるんのじゃ!!このままでは熊と人の合い挽きハンバアグができるぞ!」 凛「パステルちゃん、その表現はちょっと・・・」 淳二「無闇に突っ込むのは危険だ。」 淳二はパステルの右腕をつかんで止める。 ジョゼフ「安心しろ、無事だ!」 ゲホゲホ咳き込みながら手を振るジョゼフとコホコホいっている流奈。 凛「よかった二人とも無事で」 壊れた壁からうっすらと巨大な影が見え始める 淳二「あれはゴーレム?いや、あれは蠍か!?」 淳二が光条兵器「バルディッシュ」を構えると槍のような物が飛んできた 淳二が避けようとするがあたりそうになると赤い炎が槍のような物を吹き飛ばす パステル「大丈夫かえ?淳二!」 淳二は大丈夫だとグーサインで答える。どうやらさきほどの炎はパステルの炎術だった。 煙からその巨大が姿を現す。宝石でちりばめられたような鱗がまるでからくりのような独特な動きをし、青から黄色や赤から緑など変則的 に動き出す。 凛「なに、こいつ綺麗だけど気持ち悪い・・・」 ジョゼフ「気をつけろ!!こいつはここの主・万華の蠍だ。万華鏡のように表面の鱗を変える。闇雲に攻めるな!」 タラス「遠い所から黄色の石で狙うよ!淳兄!」 タラスはそういうと黄色の石を矢にくくりつけて撃ちだした。 万華の蠍は瞬時に左爪を青に変えて跳ね返した。 ジョゼフ「時間差攻撃だ!そいつにはそれしか手がない!!」 淳二「わかった、タラス。俺があいつの注意をひく!その隙に黄色の石   を狙え!」 タラスがうなずくと淳二は万華の蠍へと駆け出した。 淳二「横を狙え・・・」 万華の蠍は両爪を合わせると姿消え、目の前に人間の瞳が浮かび上がると淳二の動きが止まり体が震え始め、後ろに振り返り逃げ出そうと している。 流奈「前にはしって!!」 流奈の大声で我に返った淳二は前へと走り出すと見えない何か登る様に走り出した。 タラス「淳兄!!」 淳二「大丈夫だ!」 流奈は急いで淳二の下へ向かう。 流奈「無事でよかった・・・・街で集めた情報が役に立ったわ。」 淳二「情報?」 流奈「巨大な目が見えたら前に走れっていうの。巨大な目って言うのはあの蠍の爪模様だったようね」 凛「淳二さ~ん、流奈!!ここは前衛と後衛に分かれて挟み撃ちでいきましょう!!」 流奈「わかったわ!そっちも無理しないでね!」 淳二「いくぞ!流奈!!」 流奈「わかったわ、淳二!」 二人は万華の蠍に立ち向かうと万華の蠍は青と赤の石をこま枠砕き唾液で合えると紫の石が出来上がるとその石を淳二達に投げた。 投げた紫の石から紫色の煙があふれ出しながら淳二達へ向かってくる。 淳二「あの煙には何かあるならば!」 淳二はバルディッシュを構え、アルティマ・トューレを繰り出し、紫色の石を厚い氷で氷漬けになるが落ちるとみるみる氷が溶けガスが噴 出し二人を襲う。 淳二「くっ!」 流奈「きゃ!」 二人は煙を吸ってしまい顔が青ざめる。 流奈「なにこれ・・・・体が熱くて気持ち悪い・・。」 淳二「こいつは・・・。毒か?ぬかっ・・・た」 ジョゼフ「いかん!ふたりとも受け取れ!!」 ジョゼフは透明な液体が入ったビンを二人に同時に投げる。投げたビン弧を描き、二人のいる所にストンと落ちる。 淳二「すまない」 流奈「ありがとう、ジョゼフ!」 二人は透明な液体を飲むと・・・・ 淳二「・・・・にがい」 流奈「なにこれ!!口の中に残るこの苦さ!」 ジョゼフ「すまない!苦い薬草を入れすぎた!!」 どうやら分量を間違えた解毒剤だったらしいが二人の毒はあっという間に治ったようだ。 淳二「しかし、こいつはどう攻めるべきか悩むな・・」 淳二達と万華の蠍の戦いが今幕を開く。 ジョゼフ「無理はす・・・ん?おい淳二!流奈!凛!パステル!どこに消えた!」 淳二達の姿がない。どこへ消えたのか?この戦いはどうなるのか! 次回 迷い誘われて夢 淳二・流奈・パステル編 最終回!! アトガキ 遅くなってしまい申し訳ありません。悩んだりしたらこんな月日と年が流れてしまいました。      消えてしまったのは大人の事情でみなさんの装備・ステータス・所属学校ETCの訂正を      パッとするためです。次回は集まり次第すぐ書きます!みなさんのアクションお待ちして      おります。今年中に書き終えれたらいいな。最悪来年の一月上旬!!      では!!     捕捉 今回は緑色の石を追加しました。緑の石は傷を癒す力があります。壊し方は属性攻撃(例・爆炎波・破邪の刃)で破壊できます。

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