第5章 砂浜の決戦!
白い子虎が無事であったのが不思議でならないウィング一行・・。
フリューデル「きゃつは人間の血肉が好物でござるか?」
ウィング「確かにボリュームはありますがね・・。」
マナ「食われる気満々なトークしねえでくれよ・・。」
エマシェル「食べられるならシ!」
ゴン!
マナ「それ以上はストップ!」
エマシェルの頭をなぜかおぼんでチョップするマナ、エマシェルはその場に倒れてしまう。
エマシェルの頭にできたこぶからは煙が出ていた。
雑談している暇ではない・・そう思うもながら話を戻すウィング達であった・・。
マナ「要は相手の本体を見つけないといけないよね?」
フリューデル「しかし、あの猛攻をどうやって潜り抜けながら探すか・・。」
ウィング「見つけたとしてもヒットアンドアウェイで行くには難しいですね。」
子虎「みゃ~!みゃ~!」
子虎が急にうるさく鳴き始めた。
エマシェル「親が恋しいのでしょうか?」
マナ「お腹がすいたの?」
ウィング「皆さん構えてください!きます!」
森の置くから何かがこちらにやってくる!イビル・アイか!それとも・・
イビル・アイ討伐戦!
勝利条件 イビル・アイの撃破
敗北条件 ウィング達の全滅
12
奥
間 中 間
9奥 中 針 中 奥3
間 中 間
奥
6
初期配置
ウィング HP 119/119 SP33/33 6時の方向・奥
エマシェル HP81/81 SP14/14 6時の方向・奥
マナ HP61/61 SP10/10 6時の方向・奥
フリューデル HP40/40 SP30/30 6時の方向・奥
??? HP??/?? SP??/?? 12時の方向・奥
奥から現れたのは全長3メートルを超える巨大なワニだった、よく見ると巨大なワニの体には紫色の瞳がうようよと動いている。
敵増援
巨大ワニ HP 100/100 SP 50/50
エマシェル「き、気持ち悪いですぅ~!」
フリューデル「まさか追跡をしてきたとは!」
ウィング「こいつが本体!」
巨大なワニはウィング達に向かい突進してきた。
ウィング「私が囮になります!皆さんは散開して挟み込んでください!」
ウィングは剣を構え、巨大なワニに斬りかかる
ウィング「せい!」
ブン!カキン!
ウィングの斬撃は巨大なワニの鱗にはじかれてしまう。
ウィング「くっ!物理攻撃は効きませんか・・。」
巨大ワニ HP 100→99 SP50→50
巨大ワニ「シュ~」
巨大ワニはウィングに噛み付こうとするも
カツン!
ウィングはワニの噛み付きを軽やかに交わし、ワニは風をかむ。その間にエマシェルは「9時の方向・間」に
マナは子虎を抱っこしながら「3時の方向・間」にフリューデルは「12時の方向・間」に移動した。
マナ「あいつ堅いということは!フリューデル!」
フリューデル「心得た!ウィング殿!下がるでござる!炎よ!牙となりて我が敵を焼き砕け!スコーチェッド・ファング!」
炎が狼の思わせる顔になり、巨大ワニに襲い掛かる!
フリューデル HP40/40 SP30→25
ドン!
炎が巨大なワニに命中し、黒い煙を上げる。煙の中からウィングがバックステップして距離を取る、どうやら間一髪だったようだ。
エマシェル「フリューデルさん、かっこいいですぅ~」
エマシェルはフリューデルの魔法に感激しピョンピョンと飛び跳ねる。
マナ「待って当たってない!」
黒い煙から黒い灰が舞い上がっている・・。黒い煙が晴れると巨大ワニは無傷だった、周囲には焼け焦げた根っこが巨大ワニを護って
いた。
ウィング「イビル・アイがいては厄介ですね・・。」
フリューデル「同感でござる!この状況を打開せねば!!」
エマシェル「はいは~い!私が!いくですぅ!」
エマシェルが名乗りを上げ12時の方向・奥へ向かう。
マナ「私も続きます!」
エマシェル「マナちゃん、ありがとうですぅ~」
マナはエマシェルは女好きというのがわかっていたらしく自分がいけばやる気が出ていいと判断し、エマシェルを援護する。
敵増援
イビル・アイ HP 50/50 SP 10/10 12時の方向・奥
一本から多くの紫の瞳が現れる。
マナ「エマシェルさん!無理はしないで!」
エマシェル「わかってますぅ~!終ったら!キスを」
マナ「しません!」
エマシェル「ぶ~!」
マナの即答にエマシェルはやきもちを焼きながらイビル・アイに突貫する!
イビル・アイはそれに気づいたのかエマシェルに無数の根を槍状にしてで襲い掛かる。
エマシェル「いくら多くたって私は女の子しか興味ないですぅ~!」
といって盾を投げ飛ばすと、根は盾に向かう。
エマシェル「もらったですぅ~!」
ブス!
エマシェルのランスがイビル・アイの中でも大きな瞳を捕らえた!
イビル・アイ HP50→35 SP10/10
エマシェル「逃がさないですよ!チェスト・スマイト!」
ブス!ドス!
イビル・アイは青い液体を流しながら・・木に解けていくと周囲にあった紫の瞳も消えていった。
イビル・アイ HP35→0 SP10→10
エマシェル HP81/81 SP14→8
エマシェル「乙女をなめてはいけませんわよ!なんですぅ~」
エマシェルはイビル・アイを撃破した。
ウィング「見事です!エマシェルさん!」
ウィングの言葉にVサインで答えるエマシェル。
フリューデル「残るはきゃつのみ!」
マナ「決めていきましょう!」
巨大ワニ「しゅ~」
巨大ワニがマナに向け、移動を開始する。
ウィング「マナ!こちらに!」
マナはうなずきウィングのいる「6時の方向・間」に向かう。
フリューデル「敵は正面ではござらんぞ!」
シュ!
フリューデルは巨大ワニの尻尾めがけて投げる。
ゴン!
巨大ワニ HP 99→98 SP 50→50
巨大ワニの尻尾に当たりぐるっと回るとその隙を尽き、ウィングが剣で左目を突き刺した。
ドス!
巨大ワニ「グワァ~」
巨大ワニ HP98→97 SP50→50
巨大ワニは痛みに地団駄すると尻尾がウィングの腹部に直撃をする。
ゴン!
ウィング「くは!」
ウィングは7時の方向・間に飛ばされる。
ドンッドンッ!
ウィング HP 119→109 SP33→33
マナ「ウィングさん!」
ウィング「げほっげほ!大丈夫です。すこし油断しました。」
マナはウィングの元に走ると、頭に血が上ったかのようにウィングとマナに走る!
フリューデル「させぬ!」
フリューデルは巨大ワニに向かい炎術で火球をつくり投げる。
ボン!
巨大ワニ「グワァ~」
炎球が背中にあたり爆風を起こすと巨大ワニは悲鳴をあげ、ひるむ。背中周辺の鱗がこげている。
フリューデル「護る盾がなければ防げまい!」
フリューデルの攻撃で時間が稼いだおかげでマナはウィングの元にたどりついた。
マナ「ウィング、今ヒールを!」
ウイング「まだ大丈夫です、ありがとうございます。私の後ろに!」
そういうとマナはうなずき、ウィングの後ろに下がる。
エマシェル「よっいっしょ!突撃ですぅ~!」
ドッドッドッ!
エマシェルは先ほど投げ飛ばした盾を拾い、盾を左手に槍を右手に持つとすごい勢いで巨大ワニに突貫する。
すると何かを察したのか巨大ワニは空を見上げ雄たけびをあげる
するとウィング達は耳をふさいだ。
ウィング「う!これは!」
マナ「何~これ!」
エマシェル「耳が痛いです。」
フリューデル「くっ!これは」
雄たけびは超音波で耳を塞がないと立ってられないようだ。
ウィング HP 109→23 SP33→11
エマシェル HP81→21 SP4→2
マナ HP61→21 SP10→2
フリューデル HP40→8 SP20→4
巨大ワニ HP97/100 SP50→30
エマシェル「力入らないですぅ~」
ウィング「いけない!立てますか?マナ?」
マナ「だめ、力が入らない・・。」
フリューデル「こんな技を隠してたとは敵ながら天晴れでござる。」
ウィング「こうなってはスピードで圧倒するかありませんね!皆さんは引いてください!ここは!」
エマシェル「ひとりじゃ!あぶないですぅ~!私も続きます!」
ウィング「助かります。では!残り少ない力で勝負しましょう!」
エマシェル「はい!ですぅ~」
ウィングとエマシェルは巨大ワニへと突貫する!狙うは一点!焦げた背中である。一方のフリューデルとマナは足を引きつりながら
南東海岸を離れ森に逃げて応急手当をするのであった。
味方撤退
マナ HP21/61 SP2/10
フリューデル HP8/40 SP4/20
エマシェル「ここは!レディーファーストですぅ~!」
戦いにレディーファーストも何もない気がするが気にしないウィングであった。
エマシェルは盾で巨大ワニを殴ろうとするも盾に噛み付かれてしまった。しかし、エマシェルは笑っていた・・それは
ウィング「隙あり!」
ザン!ザン!
ウィングの連続斬りがきれいに決まる。
巨大ワニ「ガア~!」
巨大ワニは悲鳴を上げ飛び上がると噛んでいたエマシェルの盾を離した。
エマシェル「チャンス~!お腹ががら空きですぅ~」
巨大ワニ HP97→54 SP20/50
エマシェルはランスで力強く巨大ワニのお腹を貫いた。
ブッ!ドス!
巨大ワニ「ギア~!」
ウィングとエマシェルの連携がクリーンヒットし、巨大ワニは仰向けに倒れた。
巨大ワニ HP54→30 SP20/50
ウィング「これなら!」
味方増援
マナ HP29/61 SP5/10 2時の方向・間
フリューデル HP12/40 SP9/20 2時の方向・間
マナ「付け焼刃ですが早めに戻ってきました」
フリューデル「しかし、甘く見られては火傷するでござる!エマシェル殿!これを!」
っぽい!
フリューデル投げた何かをエマシェルが受け取るとコーヒー豆に似たような豆があった。
フリューデル「それを食べるでござる!」
エマシェル「う、うん。」
っぱく。
エマシェルの顔が青ざめる・・。
エマシェル「うえええ~苦いですぅ~」
エマシェルは苦いと言うも魔力(SP)が少しだけ回復した気がした。
エマシェル HP 21/81 SP 2→10
フリューデル「すまぬ、後で甘いデザートを作れたら作るので我慢して欲しいでござる。」
エマシェル「お願いするですぅ~。う!」
エマシェルには先ほどの豆は苦すぎたようだ。
そんなやり取りをしているとワニがお気あがろうとしている。
ウィング「させません!皆さんに行きましょう!」
エマシェル達がうなずくと先に攻撃をしかけたのはマナだった!
マナ「いっくよ~!ツインスラッシュ~!」
マナは巨大ワニを通り過ぎながら巨大ワニの腹部を二回斬りつけた。
続いて攻撃しかけるのはエマシェルだ。
エマシェル「フリューデルさんのデザートのために!チェストスマイト!」
エマシェルは勢いをつけながらランスで巨大ワニの腹部を刺したと瞬時にランスを抜き華麗なバックステップをして下がる。
フリューデル「これで焦がし尽くす!炎よ!我が敵を噛み砕け!スコ-チェッド・ファング!」
フリューデルの手が炎を宿すと炎は狼の顔にようになる。
フリューデル「ウィング殿!まかせたでござる!はあ~!」
フリューデルはその場で正拳突きをすると狼の顔をした炎は巨大ワニの首をめがけて飛んでいった。
ドン!
巨大ワニの首に炎が当たり首周辺が燃えている。
ウィング「これで最後です!私の高速剣技、受けてください!風が舞い、華が踊る・・・・御影流閃蒼剣 【風華・連双剣】!!」 」
ウィングが構えて走ると目にも留まらぬ速さで巨大ワニを通り過ぎる。
すると巨大ワニの腹部が裂け血が空へと舞うと血はまるで桜の花びらが舞うように砂に落ち、染み込んでいった。
巨大ワニ HP30→0 SP20/20
ウィング達は巨大ワニを撃破した。
ウィング達の勝利!
???「お~い!」
すると雲海から声がする。声の主はヨハンだ。
ウィング達は安心したのかその場で倒れこんだ。
第6章に続く。
マナさんのキャラ設定を見るとかなり違いがあったので編集しなおしました。
大変失礼しました!
今年までには書き上げる予定なので!よろしくお願いいたします!
最終更新:2009年12月31日 20:42