迷い誘われ夢 情報収集編 最終章なんて嘘! シア・流奈サイド
第三章 情報を求めて
キマク・酒場
流奈は周囲を見渡す、眼帯の男の情報だけではまだ不安があるが戦力にも不安がある。
今から行く所は迷宮、案内と戦慣れしている人間ではないといけない。
悩みながら酒場を見渡しながら歩いていると流奈の目に止まる。
宿屋へと通じる階段付近のテーブルに登山家の服装をした熊の姿をしたゆる族がいる。
自分達の戦力で足りないのは火力だ!それに登山家なら洞窟についても詳しいだろう!
これは好機と流奈は熊のゆる族に声を掛ける。
流奈「すいません、護衛をお願いしたいんですけど・・。」
熊のゆる族「ん?どこに?」
熊のゆる族は首をかしげる。
流奈「ヴァイシャリーの 宝石の園 まで!」
熊のゆる族「君達もそこにいくのか?ちょうどいい小生もそこに行こうと思っていた。
報酬はいい、手を組まないか?」
流奈と熊のゆる族にマイナス要素はなかった。
流奈「よろしくお願いします!私は飛鳥 流奈です。」
熊のゆる族「小生はヨーゼフ・ヴァマトだ。よろしく頼む」
流奈とヨーゼフは交渉成立の握手をする。
一方、シアとルナアは・・。
シアが酔っ払ってしまい、一人で情報収集をするはめになったルナア。しょうがないので一人でお酒を飲みながらしようと一回の酒場へと足を運ぶ。
ルナア「カルアミルクを一杯で酔うなんてシアちゃんかわいい。いつか独り占めしたいときに酔わせちゃおうかな・・。」
アブない桃色な欲望を膨らんでいるルナア・・。
二階 宿屋「オアシスの竪琴」 443号室
シア「ルナアちゃん、そんなところ・・う~えっちぃ~」
それに察知しているのかアブない桃色の夢を見ているシアであった・・。
一階 酒場「心のオアシス」
カウンターについたルナアは早速
ルナア「さあて♪まずはマスター!ウォッカ、一杯!」
マスター「かしこまりました。」
マスターはそういうと棚から紫色のビンを取り出す。
凛「夢で見たのは湖と草原と塔と変な洞窟よね。」
タラス「うん、まるで誰かに引っ張られてるように見えたんだ。」
ルナアは凛とタラスの話に耳を傾けるが・・凛に目がいく。
ルナア「あらぁ~いい女じゃない。ちょっと隣にいっこぉ~っと」
ルナアの目が獲物を狙う野獣の目に変わった・・。
ルナア「はぁ~い♪その話なんだけど私も混ぜてくれないかしら」
そういうと凛の隣に座るルナア、凛はゾクっとする何かを感じたのか冷や汗が出ている。
数分後(タラスがルナアに自分の夢を話している)
ルナア「なるほどね・・私もその遊牧民を助けるを手伝ってあげる。私はルナア・シャリアジェスカ よろしくねぇ~」
そういうとルナアは凛に抱きつこうとする。
すっ!
がタラスの頭を抱きしめてしまった。凛は目にも見えぬ速さでタラスのとなりに移動していた。
ルナア「う~!」
ルナアはヤキモチを妬きながら力強くタラスの顔を抱きしめるというよりチョークスリーパーに近い状態になっている・・。
タラス「ヒェエファンフフルフィ~!」
ルナア「え?ああ、ごめんね。」
ルナアはタラスを離す。
タラス「げほ!げほ!ひどいよ!ルナア姉ちゃん!」
ルナア「ごめんね~悪いのはあのお姉さんよ。」
凛「初対面の人に濡れ衣着せないで!っと私は振扉 凛。」
ルナア「凛ちゃんかぁ~かわいい~♪」
凛はルナアのアブない桃色の香りとアブない視線に耐えられないのか顔が青ざめている・・。
凛「はっはっ・・。ヨロ・・・シク(なんでだろう、この人のそばにはいてはいけない気がする・・。)」
こうしてアブない桃色とブルーな気持ちが織り成す不気味な雰囲気に出来上がってしまった。
タラス「お姉ちゃん達どうしたの?」
恋を知らぬ少年は首をかしげるしかできなかった・・。
アトガキ
情報収集はまだまだ続きそうです。はい
はじめ書いた百合風味ですがいかがでしょうか?
書くことに態勢がないので雰囲気が出てなかったらごめんなさい・・。
修行してきます・・。いろんな意味で
最終更新:2010年11月11日 14:55