z変換

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離散時間信号および離散時間システムの表現・解析手段の1つ。連続時間信号における&link_wikipedia(ラプラス変換)に対応する演算である。 離散時間信号$$x(n)$$のz変換は、zを複素数として次式で表される $$ X(z) = \sum_{n=-\infty}^{\infty} x(n)z^{-n}$$ 与えられた$$x(n)$$に対して、$$X(z)$$が収束する領域のことを''収束領域''という。逆z変換を行う場合、X(z)を部分分数分解により単純な形の項の和として表し、既知の逆z変換を用いる手法がよく使われる。 **性質 主な性質として、線形性、シフト性、畳み込み定理が成り立つことなどがある。 安定な信号に対しては、z平面上の単位円上が収束領域である。$$z=e^{j\omega}$$のとき、$$X(e^{j\omega})$$はフーリエ変換と一致する。 z変換は、両側ラプラス変換の離散化と考えることができ、$$e^{sT}$$が$$z$$に対応する。
離散時間信号および離散時間システムの表現・解析手段の1つ。連続時間信号における&link_wikipedia(ラプラス変換)に対応する演算である。 離散時間信号$$x(n)$$のz変換は、zを複素数として次式で表される $$ X(z) = \sum_{n=-\infty}^{\infty} x(n)z^{-n}$$ 与えられた$$x(n)$$に対して、$$X(z)$$が収束する領域のことを''収束領域''という。逆z変換を行う場合、X(z)を部分分数分解により単純な形の項の和として表し、既知の逆z変換を用いる手法がよく使われる。 *性質 主な性質として、線形性、シフト性、畳み込み定理が成り立つことなどがある。 安定な信号に対しては、z平面上の単位円上が収束領域である。$$z=e^{j\omega}$$のとき、$$X(e^{j\omega})$$はフーリエ変換と一致する。 z変換は、両側ラプラス変換の離散化と考えることができ、$$e^{sT}$$が$$z$$に対応する。 *変換表 z変換の対応表を、Wikipedia - &link_wikipedia(z変換)より転載する。 #ref(z_trans.png)

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