ソナタ形式 (sonata form) とは、古典派以降の器楽楽章で最も重要な形式。大規模なものが多く、ソナタ、交響曲、序曲など様々なジャンルで用いられ、特に第1楽章や終楽章で用いられる。
構造
典型的な構造は、
提示部 → 展開部 → 再現部 ( → 結尾部(コーダ) )
である。主調が長調の場合、提示部ではまず第1主題が提示され、その後属調に転調する。展開部では、様々に転調しながら主題を展開してゆき、再現部で主調と第1主題が同時回帰する。
関連用語
参考文献
- クラシック音楽事典 (塚谷 晃弘、田村 進、 上野 晃) - 1993
最終更新:2009年01月21日 02:37