固有周波数と共振・共鳴

固有周波数については固有振動を参照。

共振

共振とは、機械振動系などある振動する系において、外力を大きさ一定、周波数のみを変化させたとき、固有周波数の付近で変位(速度、圧力など)が極大値をとる現象のこと。共鳴は、可聴域の音波の共振のことをさす。共振が起こる周波数のことを共振周波数という。

Q値

共振の鋭さを表す指標である。Q値は以下の式で与えられる。

 Q=\frac{\omega_0}{2\gamma}=\frac{f_0}{\Delta f} 

ただし、\gammaは減衰定数、\omega_0は共振角周波数( =2\pi f_0 )、 f_0は共振周波数、\Delta fは半値幅である。

半値幅とは、3dB帯域幅のことを指し、変位(速度、圧力など)が共振時の-3dBとなる2つの周波数f_1,f_2の距離である。

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最終更新:2009年01月21日 12:48
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