外有毛細胞と内有毛細胞

外有毛細胞内有毛細胞とは、蝸牛のラセン器を構成する感覚細胞のことである。

外有毛細胞

細胞表面に感覚毛が存在し、ラセン器の外側に配列しているのでこの名前がついている。外有毛細胞の総数は12000個。

外有毛細胞は基底版の振動に伴い、脱分極と過分極を繰り返し、同時に細胞自体が収縮、伸張する。このことによって、基底版に振動がフィードバックされ、より大きな振動が内有毛細胞加わる。このことによって、感受性、弁別能が向上するという作用がおこる。

内有毛細胞

細胞表面に感覚毛が存在し、ラセン器の内側に配列しているのでこの名前がついている。内有毛細胞の総数は3500個。

内有毛細胞は、基底膜の振動に応じてイオンチャネルを開き、電気信号として刺激を内耳神経へと伝達する。

参考文献

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最終更新:2009年01月22日 14:10
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