ゲシタルト原理

ゲシュタルトとは、ドイツ語で「全体性をもったまとまりのある構造」のことをさす。ゲシュタルト原理とは、このゲシュタルトを近くする際に働く原理をまとめたもので、プレグナンツの法則プレグナンツの原理ともいう。

この原理には、代表的なものとして、近接の原理、共通運命の原理、よい連続の原理、類同の原理、そして音響に関連性が強いものとして、調波性の原理、時間的規則性の原理などがある。

代表的なゲシュタルト原理

:近接の原理
|近くにある成分同士は知覚的にまとまりやすい。

:共通運命の原理
|同時に同じような変化(例えば、周波数変調・振幅変調など)を示すものは知覚的にまとまりやすい。

:よい連続の原理
|つながりのスムーズなものは、知覚的にまとまりやすい。

:類同の原理
|いくつかの刺激があるとき、同じような種類のもの、すなわち似ている成分をもつものは知覚的にまとまりやすい。

(以下二つはad2004ksより引用)

:調波性の原理
|倍音構造に並んだ周波数成分がひとまとまりに知覚されやすい(聴覚特有)。

:時間的規則性の原理
|時間的に規則正しく発生する事象がひとつながりにまとまって知覚されやすい。

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最終更新:2009年01月22日 22:26
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