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  • 音圧レベル
    ある音の音圧の実効値の2乗と基準音圧の2乗の比の常用対数の10倍、すなわち には、空気中の場合、正常な聴力をもつ成人の1kHz純音に対する最小可聴値 20 [μPa] を採用する。平面進行波の場合は、音圧レベルと音の強さのレベル(音響インテンシティレベル)とはほぼ同一の値となる。
  • 音響出力
    ... となる。 音圧法I 自由音場で、音源からある程度離れた場所では、音圧と音響インテンシティの間に の関係がある( :媒質の密度 [kg/m 3]、:音速 [km] )ので、 として、音圧を測定する方法を音圧法という。 例えば、点音源から距離rの面における音響出力は、 となる。 ただし、音圧法Iによって測定する場合には、反射の影響を受けないように無響室あるいは半無響室などで測定する必要がある。 音圧法II 残響室などの拡散音場内に音源を置き、音場の平均音圧レベルから音響パワーを求める方法。 参考文献 基礎音響工学 (コロナ社) 音響用語辞典 (日本音響学会編、コロナ社)
  • ソーン
    音の大きさ(ラウドネス)を表す比例尺度で、音圧レベル40[dB]の1kHz純音の音の大きさが1[sone]である。1[sone]にたいして[sone]の音は、感覚的に倍の大きさになる。 1kHz純音において、S [sone]と音の強さI、音圧レベルLの関係はほぼ次式で表される。 この式から、音圧レベルが10[dB]上昇すると、音の大きさはおよそ2倍となる。 参考文献 音響用語辞典 (コロナ社)
  • 二重音源(双極子、ダイポール)
    ...とによって、8字型の音圧分布になる。音源の近傍では、音圧は音源からの距離の二乗に反比例して小さくなる。点音源の音圧が距離に反比例して小さくなることを考えると、放射効率が非常に悪くなっている。したがって、裸のラウドスピーカは放射効率が悪いので、スピーカーの前面と背面を音響的に遮断するバッフル版が用いられる。
  • 騒音レベル
    A特性の周波数重み付けをした音圧レベルのことで次式で表される。     は基準音圧で、20 [μPa] が使用される。これは人間の一般的な最小可聴値に一致する。 周波数重み付け 周波数重み付けとは、騒音や振動に対する感覚的な大きさの反応を簡便に測定するために周波数応答に対して一定のフィルタをかけることである。 A特性重み付けとは、人間の大きさの知覚を模したもので、物理量での音圧に対する感覚量ラウドネスを近似的に評価するための指標である。具体的には、等ラウドネス曲線の40phonの逆特性を近似したものである。したがって、2kHz付近で最も応答がよく、それより高い周波数、低い周波数帯域において応答が悪くなるように設計されている。C特性は100phonの逆特性を近似したものである。 B特性やD特性なども存在するが、日本では規格化されていない。 参考文献...
  • 音環境講座
    ...音響インピーダンス 音圧* 粒子速度 音速 位相 開口端補正 波動方程式 境界条件 自由音場 拡散音場 平面波 球面波 音圧レベル 音響インテンシティ 残響時間 定在波 二重音源(双極子、ダイポール) 放射インピーダンス 等価騒音レベル 騒音レベル
  • 外耳道の共鳴効果
    外耳道のもつ、音圧増幅作用のことをいう。具体的には、周波数が3〜3.5kHz付近で、鼓膜前の音圧レベルが10 [dB] ほど上昇する現象のこと。 この現象が発生する理由として、外耳道(外耳道孔から鼓膜までのS字状の管状通路)の長さが、成人で約3.5cmであるというということに由来し、管長約3.5cmの片側開口端としての、音響管共鳴現象が発生していることによる。 参考文献 音響用語辞典 (コロナ社)
  • 臨界帯域
    ...る帯域幅までは純音の音圧が徐々に小さく知覚されるが、ある帯域幅を過ぎると、一定の音圧のまま、近くされる音圧が変化しなくなる。この帯域幅が臨界帯域幅に一致する。
  • 粒子速度
    ...において、粒子速度や音圧の扱いを簡便化するために、速度ポテンシャルという概念が導入される。 速度ポテンシャルとは、任意の方向で微分して負号をつけるとその方向の流体の粒子速度を与えるスカラー関数、すなわち粒子速度を としたとき、 と表されるφのことをさす。このとき音圧pは、 と表される。 参考文献 基礎音響工学 (コロナ社)
  • 音響インピーダンス
    ...行で有限な面における音圧と、その面を通過する体積速度とその複素比。単位は [Pa・s/m 3]。 ある2つの媒体が存在した場合、その2つの音響インピーダンスの差が大きいと反射率が高くなり、差が小さいと透過率が高くなる。 他にも類似した用語があるので以下に示す。用法には注意が必要である。 比音響インピーダンス 音場内の1点における音圧と粒子速度の複素比。かつては音響インピーダンス密度とも呼んでいた。 単位は [Pa・s/m]。比音響インピーダンスの実数部を比音響抵抗といい、虚数部を比音響リアクタンスという。 比音響インピーダンスの次元は、単位面積当りの機械インピーダンスとなっている。 比音響インピーダンス比 比音響インピーダンスのその媒質の特性インピーダンスに対する比。 ここで、:媒質の密度、:音速である。を比音...
  • 音響インテンシティ
    ...ーで、その点における音圧と粒子速度の積の時間平均値で表される。単位は で、ベクトル量である。 音場のある特定方向の音響インテンシティは、その方向に垂直な単位面積を単位時間に通過する音響パワー(音響エネルギー、音響エネルギー束)に等しく、 で与えられる。ここで、T:1周期の整数倍または1周期に対して十分長い時間[s]、p:音圧の瞬時値[Pa]、:粒子速度の瞬時値の特定方向成分[m/s]である。 上式の導出 音場のある特定方向における音響パワーは、次式で表される。 これを単位時間に限定すると、 となる。さらに単位面積で割ると、 となり、これが特定方向の音響インテンシティとなる。
  • 補充現象
    ...難聴の者が、刺激音の音圧の増加に対して、感覚量であるラウドネス(音の大きさ)の増加が正常聴力者に比べ異常に大きい現象。 この現象は、伝音性難聴や後迷路性難聴では認められないため、感音性難聴の識別に用いられている。
  • キーワード一覧
    ...音響インピーダンス 音圧* 粒子速度 音速 位相 開口端補正 波動方程式 境界条件 自由音場 拡散音場 平面波 球面波 音圧レベル 音響インテンシティ 残響時間 定在波 二重音源(双極子、ダイポール) 放射インピーダンス 等価騒音レベル 騒音レベル フーリエ級数とフーリエ変換 デルタ関数 線形時不変システム インパルス応答 システム安定性 因果的システム 重畳(たたみ込み)積分 伝達関数(システム関数) 標本化と量子化 アナログ信号とディジタル信号 サンプリング定理 直線状たたみ込み z変換 円状たたみ込み 離散フーリエ変換 FFT スピーカ 外耳道の共鳴効果 中耳のインピーダンス整合 外有毛細胞と内有毛細胞 蝸牛基底膜の進行波説と興奮パターン 聴神経の位相同期(または位相固定) ウェルニッケ野とブローカ野 音声知覚の運動説 オージオグラム 伝音性難聴と感音性難聴 補充現象 ソーン ...
  • 定在波
    ...より、ある特定の点の音圧変化が以上に上昇する共振現象が起こる。このときの振動の姿態を固有振動姿態または固有モードといい、このとき発生する振動の周波数を固有周波数という。固有周波数のうち、もっとも小さいものを基本周波数という。
  • 放射インピーダンス
    ...を、振動板上に生じる音圧をp [Pa]とすると、放射インピーダンスは、 で求められる。Rのことを放射抵抗、Xを放射リアクタンスという。ただし、振動板が分割振動している場合には、放射インピーダンスの概念は用いられない。 なお放射係数(放射能率)とは、平面波を発する場合の面積Sの物体から放射される音響パワーと、実際に放射される音響パワーの比をいう。
  • 音の大きさのレベルと等感曲線
    ...1000Hzの純音の音圧レベルで、単位は[phon]。ラウドネスレベルを求めるには、1000Hzの純音とのマッチングを行う必要があるが手間がかかるので、物理量から予測する方法が提案されている。 純音のラウドネスレベルについては、ラウドネスの等感曲線(ISO 226)から読み取ることができる。複合音については、ISO 532のAとBにその手法が記載されている(ただし、定常音に限る)。
  • 音の粗さ
    ...、うなりなどにより、音圧が毎秒数十〜百回程度の変化を示す場合、音色の濁った感じ、ざらざらした感じを生じる。これを音の粗さ (roughness) という。 音楽において、同時に鳴らした2つの音の間に不協和が生じるとき、音の粗さが大きな要因となっているとされている。音の粗さは、音質評価、環境音の評価指標として用いられている。 参考文献 九州大学 中島研究室 | 聴覚心理学基本用語集 http //www.kyushu-id.ac.jp/~ynhome/JPN/Auditory/Book/basic-term.html 音響用語辞典 (コロナ社)
  • 平面波
    ...波)を表す。このとき音圧pと粒子速度uは となる。ここで、正方向の進行波だけをとると となることが分かる。これを媒質の特性インピーダンスという。 参考文献 基礎音響工学 (コロナ社)
  • 等価騒音レベル
    ...の騒音レベル、:基準音圧(20 [μPa]) である。 この指標は、環境騒音を評価する指標として国際的に広く用いられており、日本でも1998年9 月の法令改正によって環境騒音の評価に用いられるようになった。 単発騒音暴露レベル 似たような指標として、単発騒音暴露レベルがある。これは、単発的に発生する騒音の全エネルギーと等しいエネルギーをもつ継続時間1秒の定常音の騒音レベルのことで、以下の式で表される。 ただし である。この量は、衝撃騒音などの1回の発生ごとの全エネルギーをレベル表示したものであり、特定の騒音に着目したときの等価騒音レベルを求めるときの基礎量などとして用いられる。 参考文献 音響用語辞典 (日本音響学会編、コロナ社)
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