『――黒陽、という』
【所属】 |
5th-G |
【名前】 |
黒陽 |
【読み方】 |
こくよう |
【種族】 |
機竜 |
【Faith】 |
不明 |
【登場巻】 |
4巻 |
【人物】
5th-Gの人類が
概念戦争における自国防衛用に開発した
概念核の半分を宿す大
機竜。
5th-Gの中では防衛用に開発されただけあって最大の戦力を持ち、自主的に進化を行うことで更なる力を得ることができる。
また
5th-Gに該当するネイティブアメリカン神話になぞらえ、テスカポリトカと呼ばれることも。
概念戦争中、自分の存在に疑問を持ち「要塞化した惑星を破壊すれば争いがなくなる」と
自己判断して二つの惑星を破壊、それにより5th-G人類は全滅し自分の行った行動に関する矛
盾を許容できずに暴走したと言われていた。
しかし実際は
9th-Gがばらまいた細菌兵器で苦しむ者達を見ていられず、
介錯するつもりで惑星を破壊したことが
獏により判明した。
暴走した後、Low-Gに出現しては戦闘機達を屠っていたが、その黒陽を見かねた
白創らにより戦
闘を幾度となく繰り広げ最終的に
ショートル3の
宵星砲に装甲を打ち抜かれ北海道近海に沈む。
しかし機能は死んでおらず時間をかけて破損部分を修復し、さらに自己進化して
自分をモデルとした中型機竜を大量に作り出し、自分は双胴を持つ大機竜として復活した。
活動を再開し、かつて自分を沈めたショートル3の気配を追って
ヒオ・サンダーソンを襲撃、
彼女の母親を殺害し「悪魔」と呼ばれるきっかけを作った。
米国UCATの開発した機竜群をたやすく葬り去る高い戦闘力を劇中ではいかんなく発揮し、
名前を得て復活した
サンダーフェロウとリミッター解除をするヒオ、運転をする原川に日本、米国UCATと
激しい空中戦を展開。
最終的にフレームを差し替えて変形するサンダーフェロウの不意を突かれ
竜砲の一撃を受ける、
完全破壊される寸前に進化で得た全ての装甲をパージ、元の中型機竜に戻ったがリチャードが残した
ノースウインドの槍を頭部に受け、
ヴェスパーカノンの一撃を受け敗北した。
死の間際、活性化する頭脳の中でかつて己が守ろうとしていた者達のことを想い、ヒオに自分の名前を告げる。
そして彼女の名前を聞いた後、その意味を理解し満足して消滅した。
最終更新:2012年06月20日 10:11