【用語名】 |
1st-G |
【読み方】 |
ファーストギア |
【母体概念】 |
『文字には力を与える能がある』・『文字は力を持つ』 |
【原型】 |
ニーベルングの指輪 |
【神州世界対応論】 |
近畿地方 |
【Low-G対応国】 |
独逸 |
【対応(滅ぼした)八大竜王】 |
ジークフリート・ゾーンブルグ |
【詳細】
表記された文字が力を持ち、表記どおりの力を放つあるいは筆記した対象にその能力を付加する
概念を有した世界。
ニーベルングの指輪の原型とされる
Gで、
Low-G対応国は
10th-Gと同じくドイツ、
そして
神州世界対応論では近畿地方に対応する。
テーブル形の大地をドーム状の空が覆う、内向型構造の世界構成となっており、星はドームに張り付き、
太陽は地下道を通って周回する。
朝とは太陽が昇っている時間、夜は太陽が地下道に潜っている時間の事で、月は存在しない。
大気には1st-Gにとっての文字の役割を担う
精霊が存在し、1st-Gの住人達は精霊と対話し、
説得する事で自然を操ることが出来た。
原始には文字という力が蠢くのみであり、それが進化と突然変異を繰り返して肉体を開発し、
生物となったため1st-Gの生物の肉体には遺伝子として文字が織り込まれており、それが種族的な能力や特性を決める。
世界が天動説をそのまま体現したような形をしていたため閉鎖的で狭かったこともあり、
ヴォータンという国が周囲の集落や街を統括するという体制をとっていた。
土地こそ狭かったが、文字を書き、精霊と対話する事で様々な現象を操ることができるため不便は少なかったが
「文字を書けば効果がある」という概念のため紙と筆記用具は王族や専門職といった限られたもの達にのみ与えられ、
筆記系の文化が発達しなかった。
冥府と呼ばれる概念空間がある時点から発生、もしくは開発されており、ある種の死後世界となっていた。
もともと争いがあまり起こらない世界であったため戦闘力が低かった1st-Gは、
長い時間をかけて種族の戦闘力強化を行い、
5th-Gの
機竜を解析して搭乗者は死亡、
もしくは
合一したまま元の姿に戻れなくなるという欠陥こそあるが
機竜も開発した。
しかしそれまでの戦いの中で王妃が戦死し、傷心した王は1st-Gを一時閉鎖して
概念戦争から全Gの衝突時刻ギリギリまで離脱し、最後まで生き残ったGに亡命する事を定めた。
……が、本当のことはそうではなく、失うことを嫌った王が世界事心中しようとして
世界を閉鎖しようとしたのをジークフリードとレギンが止めに行き、
レギンはファフニールの力で傾いた世界のバランスを直そうとしたが
傾きすぎていた影響を受けて暴走。
相射ち覚悟でグラムを使いジークフリートはレギンを止めようとしたがそこにグートルーネが割って入り、
ファフニールのツメからジークフリートを庇った、と言うのが真相であり、
表向き伝わっている話は王に裏切られたという真実を隠すためにジークフリートがついた嘘である。
最終更新:2014年06月03日 21:30