【用語名】 2nd-G
【読み方】 セカンドギア
【母体概念】 『名は力を与える』
【原型】 日本書記・古事記
【神州世界対応論】 伊豆七島地方
【Low-G対応国】 日本

【詳細】

名前(称号・固有名称)が力となり、それが意味する内容を自分の能力として扱う事が出来る概念を有した世界。
『古事記』・『日本書紀』の原型とされ、Low-Gでは日本、神州世界対応論では伊豆七島に対応する。

広い大地とどこまでも続く空がある、Low-Gに似た構造の世界で、人種的に見てもLow-Gの日本人とほぼ同じで、生まれが2nd-Gであるか無いかという事以外に区別が出来ないほど。文化や体質においても然したる違いは無く、2nd-Gの住人達はLow-Gではごく普通に生活する事が出来る。

2nd-G人類は力と意思を持つ概念核を、自然を操る一種の装置とし、2nd-Gという世界を巨大なバイオスフィア(密閉型の人工生態系)として改造した。
政治大系は皇族という家系が主要となって世界を統治。姓名を重視し、世襲制が中心となった文化を有していた。
王の一族に生まれた者は王としての姓名と力を、刀工の一族に生まれた者は刀工の姓名と力を受け継ぎ、それは解釈次第である程度の変更が効くが、その意味と能力は基本的に一生付き合い続けていかなければならず、鹿島・昭緒は自らの名の持つ力についてかなり悩んでいることから見て、自分の名前について素直に受け入れるものばかりではないようである。

2nd-GはLow-Gが参戦した時、概念核が概念戦争の長期化で暴走し、炎竜「八叉」となって世界を滅ぼそうとしていた。これは長い間負担を受け続けてきた概念核がついに許容量をオーバーしてしまった一種のメルトダウンであり、住人達は荒れ狂う八又から逃げるためはどのGよりも早くLow-Gに恭順した。

Low-Gは護国課の助力で八叉を鎮めようとしたが、大城・宏昌の尽力も間に合わず、2nd-Gは八叉の持つ恨みのままに焼き尽くされた上、Low-Gに亡命した2nd-G人類を八叉が追ってLow-Gに向かったため、2nd-Gは滅びた。

八叉がLow-Gに出現するまでの間に宏昌は2nd-Gの技術者達と共同して荒王十拳を開発、荒王の溶解と宏昌の死を代償として辛くも十拳に八叉を封印に成功した。

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最終更新:2009年09月29日 17:01