◆猜疑・罵倒・錯綜・熱狂の1期◆

◆猜疑・罵倒・錯綜・熱狂の1期◆

2009年3月1日 Farland History-R 正式OPEN

■忍耐の2ヶ月
グランドオープンで建国ラッシュが起きるも街が1つ埋まらないという状態が2ヶ月続く。
誰が悪いわけでもないんだが、全員よーいどんで0から始まってる新品ぴかぴかってこともあって
個人のスキルアップ>国家情勢 になりがちな流れもあり、黙々とした時間が続く。
5月上旬、ついに最後の街が埋まり、ようやく本格スタート。


■王道の立ち上がり
挨拶代わりの模擬戦、格下相手の制圧戦、大国同士の初衝突など、FRに慣れてるものには御馴染みの光景が各地に。


■第一の火種登場
7月末、某氏(A氏)により、初めての途中建国国家誕生。
所属国家を下野→複数領土所有国を襲撃しての領土強奪→建国
行動自体は特に珍しくもないよくある光景の1つだが、後にA氏が1期最大の火種の1つとされた歴史から見ると、ここがささやかにも重要な発火点だったともいえる。


■潜伏の群雄割拠
火種はしかしまだ燃え広がる事もなく、A氏建国の国もあっさりと滅びる。R史上初となる深夜戦争(AM0:00以降での開戦)を実行したという意味では小さな爪あとは残したか。
大国同士の衝突や征服の憂き目にあう小国など、この世界本来の姿とでもいうべき状態へ。
各国を代表するエースキャラも目立ちはじめ、いい意味での能力差が顕著に。


■第一の火種再び
A氏、再び建国。同一人物が同じ期で2度途中建国。FR史上皆無ではないが、珍しい。
ここで建国された「混ぜるな危険国」があらゆる意味で1期を引っ掻き回す国家に成長することになる。


■第二の火種覚醒
建国以来、一切の戦争活動を行っていなかった某氏(B氏)率いる「ホリエモン国」が当時最大大国だった「鬼羅国」と戦争状態に。
戦争自体はごく普通かつ何の問題もないものだったが、B氏というキャラクターが
「多分に攻撃的な発言を積極的かつ挑発的に行うことを自認するキャラ」
であるところから、一部プレイヤーと確執が深まる。
プレイヤーとキャラクターの関係性、ロールプレイとリアルの本音、掛け合いとマジ喧嘩、ここらへんの境界線は不明だが、
「極めて稀なレベルで確信犯的に攻撃的な言動を持つキャラクター」であるB氏が火種を大きく育てていったことは歴史的事実となっていく。

この時期、
α・ホリエモン国─天国間でR史上初の外交による領土交換、
β・混ぜるな危険国─風の谷国間でR史上初の国家間同盟による戦争時人材派遣、
が行われた。

このαに対してA氏が難癖をつけたり、βに対してB氏が嫌味を言ったりという、言動による火種同士の絡み合いが本格化しはじめたのもこの時期から。


■疑心暗鬼の国家解体祭り
戦争に負けて滅びたわけでもない「ホリエモン国」が自主的に国家を解体(他国に依頼して強制的に領土を滅ぼしてもらう)という、FR史上でもかなり珍しい行為が行われる。
この国家の代表がB氏だったこと、直後にホリエモン国時代の主要人物が中心になって新国家「アヒル国」が建国されていたこともあって、必要以上の疑心暗鬼が世界中に蔓延する異常事態が発生。
様々な陰謀説が囁かれ、全員宛欄や全国掲示板に
「実際の書き込みという形で個人的な疑惑の追及、証拠のない一方的な論理の披露、攻撃的かつ挑発的な議論の応酬」
など、場所が場所なら「炎上?」とでも表現されるような事態が相次ぐ。
A氏、B氏がこの全てに関わっていたわけではないが、全てに無関係でもなく、他にも火種予備軍とでもいうべき、火に油を注ぎまくるプレイヤーが複数暴走し、様々な角度で様々なプレイヤーに大小の禍根を残すことになった。
最終的には管理人が収拾に乗り出し、一応の沈静化。


■快進撃の新興国家と連鎖的反発反応
「混ぜるな危険国」が予想を超える勢いで勢力を伸ばしていく。
この国家はもちろんゲームルールや規約に違反する行為は一切行っていないが、

  • 建国者がA氏であること(国王は別の人物に変わっている)
  • そのA氏が外交代表として表に出ることが多かったこと
  • 深夜~早朝時間での戦争など、独自の戦争スタイルを有していたこと
  • 二大火種と目されていたA氏・B氏が友好関係と思われる言動が見られていたこと

等を理由に「やりたい放題の国家」「カオスの元凶」などと非難対象にされることも。
もちろん、積極的に「まぜるな危険国」に仕官するプレイヤーも少なくなく存在した。

そしてこの国家は、天国、鬼羅国という初期からの大国を滅ぼし、アヒル国も滅ぼして残るは瑠璃色国のみに至るのだが、
天国滅亡→天国民のほとんどが鬼羅国仕官→鬼羅国滅亡→そのほとんどが瑠璃色国仕官
という流れが、また「1期はカオス」と呼ばれる「疑惑と議論の言論合戦」を呼び起こす。

本家から生息している類のベテラン組から見れば
「滅亡→集団仕官→攻める国ほど不利→てか、最後まで動かない国に全員集合で最強説」
一種の常識というかFRのもつ永遠の構造的欠陥というか・・・なので特に驚く光景ではないのだが、

  • 「RでFRデビュー」かつ「混ぜるな危険国所属」で、極めて不可解かつ不快と感じたプレイヤー
  • B氏が最終的な仕官先に「混ぜるな危険国」を選んだことでA氏B氏の競演に強く反発したプレイヤー

等が、必要以上に火種を燃やしにかかる現象がここでも発生した。


■熱狂と憔悴の統一戦争
ここまできて統一戦がスマートかつスムーズに終始するわけもなく
外交交渉からスタートした混ぜるな─瑠璃色の統一戦は

  • 外交代表でもないB氏が不必要に瑠璃色国を挑発
  • 瑠璃色の国の外交代表がそれに強く反発
  • R史上初の24時間×1週間戦争という布告内容に賛否両論
  • 外交交渉の間にカウンター布告・布告取り消し・再布告などなど、両国もうしっちゃかめっちゃか

何が起きても「カオス!カオス!」という雰囲気の中、統一戦開始。

  • 10人差以上の人数差が6時間以上も続いたのに決着がつかない
  • 12時間以上1度も落ちずに戦争参戦するツワモノ続出

等、多数の伝説を残しつつ、

2010/05.12
混ぜるな危険国が世界を統一する。



☆総評

◆猜疑・罵倒・錯綜・熱狂の1期◆と表現したが、
A氏、B氏という特定プレイヤーだけの問題ではなく、全体的に
「本来そこまで騒ぐようなことか?」という事象がいちいち大事のように騒がれた不思議な期であった。
その一方で、
「何をやっても楽しかった、密度が濃かった、熱く燃えた」など、とにかく物事が沸騰していて楽しめたという声も多く、
ある程度までの敵対感情や反発感はいい刺激剤となる可能性は示してくれた。

もちろん、そういった空気を強く否定し
「楽しく、仲良く、尊重しあえない時点でアウト」と攻撃的すぎる言動に警鐘を鳴らすプレイヤーも多く存在した。

また、ごく一部だがこの1期独特のカオス感に失望して引退を決意したプレイヤーも出てしまった事実も忘れてはならないところである。



<初>リスト

●初建国:光画部国
●初戦争:忍魂国 → 天国
●初深夜(AM0:00以降)戦争:コイヨ(^_-)-☆国
●初連合戦争:ホリエモン国+鬼羅国 → 風の谷国(混ぜるな危険国から援軍派遣)
●初24時間戦争:混ぜるな危険国 → 瑠璃色国(※24時間経過前に決着)
●初統一国王:かいるん(混ぜるな危険国)

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最終更新:2011年02月20日 02:42