一話

どこかの図書館。詩乃が見知らぬ本を見つける。
1ページ目に書かれた―アリス―という言葉を読み上げると、詩乃はどこかへ消える。

どこかから降ってくる詩乃。派手に床とキス。
偶然その場にいたラーメン屋台のトカゲ親父に声をかけられ、
ラーメンを食べながら、さして深刻そうでもなく現状について考える。

つぐみが登場。初対面にも関わらず詩乃の状況をよく理解しているような口ぶり。
ついてくるよう誘われ、拉致されるように食い逃げする。

二人さ迷った挙げ句、何の変哲もない森に辿り着く。
つぐみが何かを唱えると、何もない場所に家が出現する。
家の中で、ココは異世界であり、外からの来訪者をアリスと呼ぶこと、
異世界と外をつなぐ本のアリスの存在を教えられる。

ロンの登場。つぐみにモルモット発言され、トメさんにおどかされる。
大家キホが話題になり、詩乃はキホハウスに居候することに。
キホの部屋に向かう途中、ロンに来訪者アリスであると見抜かれ、
ロンの目と傷の話に発展する。

キホの部屋に着くと、キホに顔面着地される。
帰る方法をたずねるが、自分の意志では帰れないと教えられる。
アリスについてより詳しいキホはアリスの血筋だった。
詩乃は自身がアリスであることを他言してはならないと忠告を受けるが、
理由は教えてもらえない。

話の途中でキホに逃げられ、つぐみとロンにもごまかされる。
疑問に思いながらも、詩乃は現状を受け入れる。







最終更新:2009年06月11日 13:31