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自然科学であり社会科学であり、人文科学でもあるマネジメントは、結果が客観的に検証され、立証されるという一面と、信条や経験のシステムであるという一面を併せ持つ。

P. F. ドラッカー経営論, マネジメントの新たな役割, p. 254

 現実を客観的に眺めることを旨としてきたグローブだが、今度ばかりは自分のビジネスが根本から変わっていることに気づいていなかった。インテルはマーケティング会社になっていたのだ。そして、チップは工場で作られるが、ブランドは顧客との共同作業で作られる。ここで、「客観性」の意味を考え直す必要が出てきた。ブランディングの世界では、顧客の主観的な現実が、それがどんなに混乱していようとも、企業にとっての客観的な現実になる。


 もう一つ、はっきりさせておくべきことがある。それは、経営管理の文献をひもとくと、ドラッカーをはじめとする経営学者たちが、恵まれた状況や好運というものを前提として論を展開しているということだ。