独り言が二つあっても対話にはならない。 ソクラテス よいか、ファエドルス、書いたものとは不思議なものだ・・・・・・それらはいかにも知的であるかのように話しかけていると思える。だが、教えてもらいたいと思って、それらが言っていることについて問いかけてみても、永久にただ同じことを言い続けるのだ。 ──プラトン『対話篇』(Collected Dialogues, 1961)