はじめに
最近、複数のパソコンを仕事でも遊びでも使うようになって、データの置き場所に困り始めた。どうしても、ファイルを持ち運んだり、バックアップを統一したりする必要がある。なにか便利な書替可能ディスクが欲しくなった。
CD-R
一度焼いてしまうと、追記がとてもやりにくい。セッションを閉じずに焼けば、あとから追記して複数セッションのCD-Rにできる。しかし、パーティションが別れたようで、使いにくいし、不要なファイルを消せないというのは、使い勝手が悪い。まず却下。
CD-RW
あとから全消しができるのが魅力。
んなわけない。
全消しじゃ、追記するのに、一度バックアップをHDに取ってからじゃないと、使えない。これも却下か。
メディア代は、1万円あたり44GB。
CD-RWを自由に追記・書替するソフト
新宿のヨドバシカメラで、追記・書替が自由にできるCD書き込みソフトがあるかどうか聞いてみた。そしたら、Toast7などの主要なソフトでは、対応していないとのこと。メーカーの営業時間外だったので、詳しい話は分からなかったのだが、おそらく、詳しく聞いても、追記・書替の機能はないだろう。製品の説明には一言も触れていない。
問題は、保存期間。20年ほどらしいです。でも、直射日光や高温の場所に置いておくと、数日でダメになったりするそうです。
DVD-RAM
これはかなり魅力的。自由に書き換えができるフォーマット。ただ、ドライブが高いのが難点。
メディア代は、1万円あたり120GB。とても安い。DVD-RやRWには目もくれず。
保存期間は、CDと同じようなもの。あまり自由なところには、置けない。
MO
保存期間が長いというのが特徴のディスク。大きさも手頃で、使いやすいと思う。カートリッジに入っているものは、やはり信頼性が高い。下手にむき出しのCD-RやDVD-Rは、いけないと思う。
だいたい書き込みは1MB/s。100MBの保存に1分半かかる。しかし、ネットワーク共有で近くのマシンと通信したときも、このくらいは普通だから、それほど問題ではないか。
メディア代は、1万円あたり11.5GB。メディア単価が高いのが困る。640MBのディスク1枚が、安くても600円ほどする。信頼性と保存期間に魅了されるが、この価格では、ついついDVD-RAMなどに心が移ってしまう。
Hi-MD
論外。転送速度が遅すぎ。手軽にMDをメディアとして使えるのはいいが。
HD
1年か2年で吹っ飛ぶ印象しかない。HDでは、安心して長期保存用のデータを置いておくことはできない。
結論
とりあえず、小型のMOドライブを買って、本当に長期保存したいデータと、作業中のデータを保存しようと思います。作業完了したり、保存期限が5年ほどのデータはCD-Rに焼き固めてしまうのが良さそうです。適材、適所。
MOドライブの予算2万円、メディアの予算1万円。うーん、あまりお得感はありません。
また計画変更するかもしれない。