俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない18



俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第083回

 両親の帰宅時間に合わせて瀬菜を自宅まで送り届けると、俺は家に戻ってから自室に桐乃を呼び付けた。
勝手に瀬菜に関係を告げた真意の確認の為だ。
「だってぇ、瀬菜さんと話してて平気かなって思ったしぃ。ライバル心を煽ってから理責めにすればどうにかなるかなって。
現に納得して帰ったじゃん。結果オーライって奴?」
「理責めったって嘘八百じゃねえか。後でバレたらどうすんだよ?」
「平気っしょ? あれは完全に兄貴に惚れてる目じゃん? ちょっとムカついたけど、まあ、趣味合いそうだし、瀬菜さんならいっかって。
兄貴だって理解者が多い方がよくない?」
 悪怯れずに言ってくるのには多少苛ついたが、桐乃は桐乃なりに俺のことを考えてくれてはいるらしい。
だが、勝手な真似を許しておくと後々どんな揉め事を引き起こすか判らない。ここはペナルティが必要だろう。
「お前、今日から一週間セックス抜きな」
「ええっ? あたし、兄貴の為に瀬菜さんを説得したんだよ?」
 桐乃はそう言って不服そうに頬を膨らませた。気持ちはありがたいが、簡単に許すつもりはない。
瀬菜があの場を去って二度と会ってくれなくなる可能性だってあったのだ。
「俺の為なら、自分勝手に何をしてもいいとか思ってんのかよ? あ?」
「だって、少しでも協力して、もっと兄貴に好きになってもらいたかったんだもん」
「勝手な真似したら嫌うって言ってんだよっ! 判んねえのかっ!」
 その言葉に怯えたのか、それとも怒鳴られたことがショックだったのか、桐乃は不貞腐れた顔から一転して物悲しい表情になると、立ったまま深く頭を下げてきた。
「ごめんなさい……嫌わないで……ごめんなさい……」
 椅子に座って腕を組み、桐乃の様子を眺めていると、やがてポタポタと床に水滴が落ち始めた。どうやら泣き出したようだ。
「ぐひっ……ごめんなさい……うぐっ……ごめんなさい……ひっぐ……ごめんなさい……」
「……もういいから頭上げろ」
 俺がそう言うと、桐乃は涙を流しながら指示に従った。鼻水まで垂らしている。
「もう二度と勝手な真似すんな。判ったか?」
「ふぐっ……はい……うえっ……判りました……ぐすっ……ごめんなさい……」
「なら、今回は許してやる。膝の上に来い」
 桐乃は頷いて膝の上に正面から座り、俺はその間に机の上の箱からティッシュを数枚抜き取ると、目尻と鼻の下を拭ってやった。
「すんっ……ほんとにごめんなさい……うぐっ……もう怒ってない?」
「ああ」
「ぐすっ……あたし……ふえっ……もっといい子になるから……」
 桐乃は俺の背中に手を回し、掠れた声で囁いた。


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第084回

 俺個人の考えだが、他人に約束を守らせる方法を突き詰めると二つに大別される。一つは恐怖、もう一つは報酬だ。
履行しなかった場合にどのような立場に追い込まれるのか、守った場合にはどんな喜びが待っているのか、共に当人に想像させることで約束はより強固なものになる。
とは言え、場合によっては先払いしてやるのも一つの手だ。
 俺は泣き止んだ桐乃をベッドへと連れて行き、共に裸になって並んで横たわると、優しく胸に触れてやった。
乳房の外周を撫で、時々乳首を指先で軽く弾いてやると、桐乃は切なそうに身体をくねらせ、程なく我慢しきれずに自ら秘所を弄り始めた。
「んくあっ……もうオチンポ入れてえっ……ふはうっ……妹マンコ使ってよおっ……くふあっ……もうグチョグチョだからあっ……はくうっ……早く突っ込んで犯して欲しいよおっ……」
「グチョグチョってどのくらいだ? この位置からじゃ見えねえし、説明してみろよ?」
「かはあっ……ケツオマンコまでトロトロなのおっ……んはうっ……オチンポ好き好き汁でどっちの穴もびしょ濡れなのおっ……
はふうっ……どっちも兄貴専用の便所穴だからあっ……ふくあっ……好きな方にオチンポ入れて穿り回してえっ……」
「なら、お前が上に乗ってこい。出し入れが見えるように腰振ってみろ」
 そう言って仰向けに寝ると、桐乃はそそくさと俺を正面から跨いで陰茎を手に取った。
見せつけるように大きく足を開いて膣に一物を取り込み、上体を後ろに反らして腰を使ってくる。
四十八手の反り観音という体位だが、恐らく桐乃はその名も知らず、単に俺の指示に従っただけだろう。
シーツの上に両手を突き、殆ど寝そべった状態で淫らに腰を振る様は変形版と言ってもいいかもしれない。
「あふはあっ……見て見てえっ……かはふうっ……あたしのオマンコがいやらしくオチンポ咥え込んでるとこ見てえっ……はくふあっ……硬いオチンポ大好きなのおっ……」
「その大好きなチンポを失いたくなかったら、二度と勝手な真似をすんなよ?」
「んふはあっ……判りましたあっ……くはふあっ……もう絶対しませんからあっ……はふうあっ……だからお願い突いてえっ……かふはあっ……オマンコ下から突き上げてえっ……」
 望み通りに俺が腰を動かしてやると、桐乃は接合部から白く濁った愛液を大量に溢れさせてきた。粘度の高い体液が局部に幾筋もの糸を引いていく。
「ふひはあっ……兄貴のオチンポ最高に気持ちいいっ……はへふあっ……妹に生まれて幸せえっ……くふはあっ……犯してもらえて幸せえっ……んへひあっ……オマンコ溶けるうっ……」
 淫笑を浮かべながら桐乃は一際激しく腰を振り立ててきた。動きを合わせようがない程の早さだ。加えて膣肉は妖しく蠢き、陰茎を絞り上げてくる。
「おい、少し加減しろ」
「はへくあっ……そんなこと言われてもおっ……んかはあっ……オチンポ気持ち良過ぎて無理だよおっ……
ふひうあっ……勝手に腰が動いちゃうのおっ……あへひあっ……イくイくイっちゃうイっちゃうよおっ……んきひいっ……妹マンコイっ……くうううううっ!」
 二度、三度と桐乃は大きく腰を跳ね上げて絶頂を迎えたが、それでも物足りないのか腰使いを止めようとはしない。
大方潮だとは思うが、粘液とは別に水っぽい体液を淫裂から漏らしながら、更に動きを加速させている。
これも身勝手な行動の内に入るとは思ったが、俺は敢えて何も言わずにおいた。肉悦の虜となっている以上、身体の自然な反応を咎めても意味がない。
「んかはへえっ……またイくオマンコいくうううううっ! あひくへあっ……イってるのにイくの気持ちいいっ……かふくひいっ……セックス大好きオチンポ大好きいいいいいっ!」


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第085回

「んれっ……れおっ……あはっ、この味大好きになっちゃった……ろれっ……んちゅっ……」
 二回射精した後に掃除を命じると、桐乃は陰茎に舌を這わせながらそう言って笑った。
自分の股間から垂れ流している精液と愛液には目もくれず、残り汁が欲しいのか、合間に陰嚢を手で揉みながら尿道口を何度も確認している。
「この味ったってなあ、半分はお前のマンコ汁だろうが」
「ぺおっ……れろっ……そりゃそうだけどぉ……ちゅっ……あむっ……んずっ……ぷはぁ……兄貴のオチンポ汁だって思うから美味しいんじゃん……はぷっ……んろっ……ごくっ……」
 照れ臭そうに文句を言いながらも桐乃の態度は献身的であり、眺めている内に一物に少しずつ活力が戻ってきた。
桐乃もそれに気付いたのか、亀頭を口に咥えたまま嬉しそうに微笑んでいる。
「もう口はいいぞ。後は手で扱いて勃起させろ」
「んぶぼっ……もぶもっ……ぱふぁ……うんっ。手でしてる間、隣に行ってもいい?」
俺が頷くと、桐乃は並んで横になり、手慣れた調子で陰茎を擦り始めた。
次第に動きを早めながら、時に指の腹で尿道口を刺激してくる。もう手コキやフェラに関しては教えることは何もない。
「こうやって手の中で大っきくさせるのも好き。あたしの手で育ててるんだって、愛しくなっちゃう。ねえ? こんどはどこでする? ケツオマンコも使って欲しいんだけど」
「別にどっちでもいいぞ。それとだな、お前、今度から頭にオを付けんな。マンコはマンコってちゃんと言え。んで、今まで通りに時々は頭に妹とか便所とか付けろ」
「うん、判った。じゃあ、オチンポはチンポでいいの?」
「ああ。意識しねえで言えるようになったら、何か一つ願い事を聞いてやってもいいぞ?」
 そう言うと、桐乃は一物を愛撫する手を止め、目を丸くして俺を見つめてきた。突然の提案に驚いている様子だ。
「そっ、それって、なんでもいい?」
「まあ、俺に出来る範囲ならな。何かあんのか? 言ってみろよ?」
「え、あ、うん。そんな難しいことじゃないと思うんだけど……」
「何だよ?」
「う、うん。あ、あのね? あ、愛してる、って言って欲しい……」
 その発言に俺が思わず噴き出すと、桐乃は拗ねた顔になった。
「笑うことないっしょ? 兄貴、言ってくれたことないじゃん。好きって言ってくれたのだって、初めての時だけだったし……」
 言われてみれば確かにそうだが、そんな慎ましい望みなら今すぐ叶えてやってもいい。
俺は桐乃の頬に手を添えて唇にキスをし、次いで耳元に口を寄せて優しく囁いてやった。
「桐乃、愛してる」
「ふあっ? あっ、ダメっ、やんっ、ううっ、ふくはあっ……あっ……んんっ……くぅ……」
「何だよ、その反応は? って、お前っ?」
 腰の辺りに湿り気を感じて視線を移すと、シーツの上に染みが拡がっている。
「んはぁ……ごめんなさい。その、嬉しくて、オシッコ出ちゃった」
 桐乃は真っ赤になってそう言うと、恥ずかしそうに肩を竦めた。


俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第086回

 月曜日に学校に行くと、赤城は両頬を腫らしていた。よく見ると、額や腕にも擦り傷のようなものがある。
瀬菜が父親に強姦未遂の件を告げ、折檻でもされたのだろう。俺は一旦教室を出て階段の下で腹を抱えて笑い、後に再び教室に戻って心配そうに尋ねてみた。
「おい、赤城、どうしたんだよ? 喧嘩でもしたのか?」
「ん? ああ、まあな。駅前で女の子が不良に絡まれてたから、ちょっと人助けをな」
「そりゃ大変だったな。で? 相手は何人だ? リベンジすんなら助太刀すんぞ?」
「あ、えっと、三人、いや、五人だったな。俺が勝ったから、リベンジは必要ない」
「すげえな、お前。五人相手に勝ったのかよ? どうやったんだ?」
「せっ、正拳突きをだな、二人に、残りは、んと、跳び蹴りだ」
 笑い所が多過ぎて対処に困ったが、ここまで見栄を張る元気があるなら多少は絶望させてやっても構うまい。俺は真顔になって赤城を見つめ、僅かに頭を下げた。
「高坂? な、何だよ? 気味悪いな」
「いや、話変わるけど、俺、瀬菜ちゃんと付き合うことになったから。一応挨拶をだな」
 俺の言葉を聞いて赤城は唖然とした顔になり、何度も瞬きを繰り返した。
もう少し面白い反応が見られるかと思っていたのだが、当人の性格と置かれている現状を考えたらこんなものだろう。
「麻奈実の家に行ったら何故か瀬菜ちゃんがいてな。話している内に何となくそういうことになったから。今後とも宜しくな、お兄ちゃん」
「ちょっ、なっ、何だよ、それっ?」
「だから挨拶だって言ってんだろうが。将来、結婚でもしたら義兄弟だしな」
 俺は淡々とした口調で言うと、自席に座って成り行きを眺めていた麻奈実を手で招いた。
麻奈実には登校の途中で凡その事情を話し、口裏を合わせるように言ってある。
注意深く話を聞けば多少の齟齬が出るだろうが、元から鈍い赤城がそのことに気付くとは思えない。
「なーに、きょうちゃん? あっ、赤城くん、おはよう。ごめんね、瀬菜ちゃんを無理矢理に泊めちゃって。でも、道端で泣いてたから心配で……」
「あっ、いやっ、田村さんは何も悪くなんて……」
 悪いのはお前だよな? との突っ込みを我慢して、俺は適当に相槌を打った。
「俺もびっくりしたよ。聞いても事情を教えてくんねえしさ」
「いや、その、俺もよく知らないけど、なんだ、瀬菜も何か傷付いてるみたいだし、あまり聞かないでやってくれ」
「そうはいかねえよ。なんてったって、俺、彼氏だしな。瀬菜ちゃんを泣かせるような奴がいるんだったら、代わりに殴ってやるしかねえだろ?」
「……こ、高坂って、昔、拳法習ってたんだよな?」
「まあ、短い期間だったけどな」
 この話は本当だ。小学生の頃、近所に道場があり、三ヶ月間だけ習いに行ったことがある。
短期間で辞めたのは道場主が夜逃げした為だ。門弟が俺を含めて四人しかおらず、経営が苦しかったのだろう。
現在は滅多に殴り合いの喧嘩をすることなどないが、それでも相手が二人までなら何とかなると思ってはいる。
喧嘩で必要なのは技でも体力でもなく、警察に捕まってもいいから相手を殺してやる、という覚悟だ。それさえあれば、例えその場で負けたとしても復讐の方法は色々とある。
「けど、跳び蹴りで三人倒す赤城には敵わねえよ。もしも相手が判ったら、お前も兄として協力しろよな? 相手が男で瀬菜ちゃんに酷いことしてたなら、半殺しにしてやろうぜ?」
 俺がそう言って肩をポンと叩くと、赤城は真っ青な顔になって後退り、そのまま俯いて黙り込んだ。





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最終更新:2010年04月27日 20:50
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