4スレ目466氏

 桐乃がアメリカに留学して1ヶ月。
ここ最近、何をするにもあいつが絡んでいたせいで、俺はすっかり気力が無くなっていた。
学校には通うものの、幼なじみの麻奈実や、なぜか俺の後輩となった黒猫らと絡む気力も無く、
毎日テキトーに授業をこなして、家に帰る。
 唯一の楽しみといえば、桐乃の部屋であいつが残していったエロゲーをプレイすることだ。
ノーパソはあいつがアメリカに持っていっちまったから、デスクトップを借りてやっている。
 最初は妹のものを勝手に使うことに抵抗があったが、なに、あいつが留守の間、
コレクションを守ってやるという対価だと思えば、そんなもの、軽く吹き飛んじまった。
俺がマウスを握るたび、あいつの手のひらの感覚が俺の手の甲に戻ってくる。
 クリックをするたび、妹キャラを攻略するたび……。
 俺は……。

 俺は桐乃を思い出してオナニーをするようになった。
「あぁぁ……桐乃…桐乃たん……ハァハァ…」
 妹の部屋で、妹モノのエロゲーをプレイして妹をオカズにオナニーをする。
変態と言われようが構わない。事実、俺は実の妹を脳内で犯して興奮するような男なのだ。
 タンスに残っていた桐乃の下着で、固くなったモノを包み、しごく。
最高の感触だった。桐乃が身に付けていた下着というだけで俺の肉棒はガチガチになって、
精液を吐き出すべく膨張している。
「桐乃…きりの……うぁ…」
 びゅっ、びゅびゅっ、びゅうっ!
肉棒を包んだまま、妹の下着を白濁液で汚していく。受け止めきれなかった汁が、
じわりと染み出して液だまりを作っていく。
「ふぅ……やはり実妹ルートに入るにはフラグ管理が必要か……」
 エロゲーの話ではない。現実の話だ。
アメリカに陸上競技の留学に行っている桐乃は今現在、体調が崩れて満足な記録が出ないという。
きっと愛する兄と離ればなれになってしまい、お兄ちゃん分が不足しているに違いない。
意外と脆い桐乃のことだ。近いうち必ず日本に帰ってくるだろう。
「うまく行くと思っていた海外留学で、思ったような成果が出ずに打ちひしがれる桐乃……。
 そこを俺が抱きしめてやる!お兄ちゃん!桐乃!そして二人は結ばれる…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーTrue end.《真実の愛》ending no.19ーーーーーーーーーーーーーーーーー


 完璧だ。『しす×しす』のフラグを空で暗唱できるほどやりこんだ俺なr
「気持ち悪い……。さっきから何をぶつぶつと呟いているんですか。通報しますよ?」
「おわっ!」
 背後からの突然の声に、俺は椅子から飛び退いて声の方向に向き直る。
「……やっぱり京介さんが変だっていうのは本当だったんですね」
 あやせが立っていた。なぜか今日はメガネをかけている。
「あ、あやせたn……あやせ、なんでうちに?」
「麻奈実さんに言われたんです。お兄さんが何か変だ、って。話しかけてもボーッとしてるし、
 いつもは一緒にやってる勉強も乗り気じゃなくて、学校が終わったらすぐに家に帰ってしまうって。
 それに今だって桐乃の部屋で、その、いかがわしいゲームをしているし」
 それで、うちに来た?
「でも……なんであやせが?麻奈実とはあんまり面識ないだろ?」
「えー?麻奈実さんとは結構仲いいんですよ?わたし」
 そうだったのか……。ここらへん、女ってよくわからない生き物だと思う。
「それで麻奈実さんが“私じゃ駄目だと思うから…”って、なんでかわたしが頼まれました」
「じゃ、じゃあそのメガネは?お前視力悪かったっけ?」
「いえ、新しい春コーデを試してみたんですけど、何か物足りないのでメガネをかけてみました」
 伊達ですけど、と最後にあやせは付け加えた。
「似合います?」
「あ、ああ……似合ってる」
「そうですか?えへへ、やったぁ」
 くるり、とその場で一回転するあやせ。甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
「やっぱりお兄さんは桐乃のお兄さんなんですね」
「……どういうことだ?」
 少し俯いて、あやせは虚ろな目で俺に視線を戻す。
「桐乃はお兄さんのことを悪く言ってますけど、それが本心じゃないことなんてとっくにわかってます。
 桐乃はお兄さんのことを好きでたまらない。でも……辛いのを我慢して、わたしたちに黙ってアメリカに行った。
 そして、お兄さんも桐乃が好き。その証拠に、こうやって桐乃の部屋で桐乃のことを思い出している」
 ……いや、間違っちゃいないけど、俺は妹でオナニーしてたんだからね?
「桐乃がいないから、お兄さんは寂しいんですよね?ですから……」
 急にもじもじとしだすあやせ。顔を火照らせ、じっと俺の目を見ている。
「桐乃がいない間、わたしが……京介さんの、妹になってもいいですか?」
 ハーレムエンドフラグktkr!
 一歩、二歩とゆっくり俺に近寄り、右手を差し出し、俺の胸板に軽く触れる。
「京介……お兄ちゃん?」

 その瞬間、俺の中の何かがはじけた。
「黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん
 黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん
 黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん
 黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん黒髪ロング眼鏡妹あやせたん」
「ひぃィっ!」
 一転、青ざめた顔で後ずさるあやせ。
「あやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたん
 あやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたんあやせたん」
 ゾンビの様に両手を前にならえして、あやせを抱き寄せようとにじり寄る。

「変な呪文を唱えないでくださいっ!」
 ラクーンシティに湧いたゾンビから逃げるべく、踵を返し逃げるあやせ。
 しかし足がもつれて転んでしまった。それでも何とか狭い室内で俺から逃げようとして、
四つん這いのまま手足をじたばたさせる。
 その拍子にスカートがまくれあがって、パンツが丸見えになっている。
 大人っぽい黒のレース。
 そんなんじゃだめだ。中学生なんだから、もっとかわいらしいのを履かないと。
「俺が履かせてあげるよ」
 四つん這いのままのあやせの尻に手を伸ばし、一気にパンツを膝まで下ろした。
 白くて肉付きのいい尻の間に、ぷっくりとふくらんだ割れ目が見えていた。
「やだっ!何するんですかっ!痴漢!変態!やめてください!」
 大事なところを覗かれて、あやせは髪を振り乱してもがいている。
「お兄ちゃんにそんなこと言っちゃダメだろ」
パァンッ!
「きゃあっ!」
 勢いよく尻を叩く。何度か叩くうち、みるみるとあやせの尻は赤くなっていく。
「やぁっ、京介さん、やめてくださいっ!」
パァンッ!
「はぁんっ!」
 尻の赤みと比例するように、あやせの声に段々と色が混じってきた。
 あぁ……あやせたんは尻を叩かれて感じるドMだったんだね。
 手のひらを見ると、透明な粘液が付着していた。あやせの尻……いや、性器から漏れ出た液だ。
「濡れてる……」
「いやぁ……言わないでください……」
 体を固くして、ふるふると小動物のように震えるあやせ。
 ぶっちゃけ俺も体を固くしてたんだけど。一部分だけな!
「お兄さんって本当に変態ですね。妹の部屋で妹の友達のお尻を叩いて……。
 し、しかも、お、おちんちんをそんなにおっきくして……」
 赤面するあやせたん。やべーちょう萌える。
「わたしも、お兄さんと同じ変態です……。こんなになっちゃって……。
 もう、こんな格好させて、責任とってもらわなきゃ死んでもらいますからね」
 一瞬の隙を見て俺の腕から逃れて、俺と対面するかたちで正座するあやせ。
 俺の顔をそっと撫でて、顔を近づけ……唇と唇の淡いキス。
 伊達メガネがほんの少し、邪魔だった。
「ホント、女の子からキスだなんて、死んでください」
 憎まれ口を叩いたあやせの顔は、笑っていた。


 俺も内心、ほくそ笑んでいた。
 あやせたんのHシーン、ゲット。


 桐乃のベッドで、あやせと二人。俺が上で、あやせが下。
 もちろん!メガネはかけたまま!パラダイス!
「京介さん……、やさしくお願いします」
 俺は無言で、あやせの穴に肉棒をあてがう。ピンク色をしたわれめの、下のほう。
 無修正!モザイクなし!メガネあり!たまらんね!
 濡れそぼった割れ目は、俺の肉棒をぬるっと飲み込んでいく。
 途中、わずかな引っ掛かりがあったが、体重に任せて押し込んだ。
 根元まで入ったところで、あやせの耳元で囁く。
「あやせ……愛してる」
 前にやったエロゲーと同じセリフ。これであやせたんはぼくのもの。
「はい……わたしも……同じ気持ちです…」
 あやせたんは背中に手を回して、ぎゅっとしてくれた。
 ハァハァ……もう我慢できないよ。
「あやせ……動くから」
 返答を待たずに、ピストンをはじめる。
 股と股が触れあうたびに、乾いた音とくちゅ、くちゅという濡れた音が部屋に響く。
「はぁっ、あっ、お兄さんのおちんちん、きもちいいですっ!
 わたしのぉ、ここに、お兄さんのが、出たり入ったりしてますっ!」
「ぁあっ、あやせ、あやせっ!あやせの中、あったかくて、ぬるぬるしてきもちいいよっ!」
 互いに快感を確かめあって、更なる快感に昇りつめていく。
「ぁっ、だめっ!あぁっ、きもちいいのぉ、お兄さんのおちんちんが、おまんこのおくで、
 わたしの大事なところを叩いてますぅっ!」
 あやせの中を少しでも長く感じていたかったが、初めて味わうあまりの快感に、
 俺は限界が近いことを悟った。
「あやせっ!もう出るよ、あやせの中に、俺の、出すよっ!」
「はい、わたしももう、イっちゃいますからっ!くださいっ、お兄さんのぉ、
 わたしのなか、お兄さんでいっぱいにしてくださいっ!」
 互いに手を握りしめ、フィニッシュに向けて小刻みに腰をふっていく。
「イクっ!イクっ!あやせっ!大好きだ、あやせっ!うぅあっ、イクっ!」
 びゅるっ、びゅっ、びゅびゅっ、びゅうぅ!
「ああああっ、出てるっ!お兄さんのせいえき、どくどくって、
 いっぱい出てますっ!ふぁあ、あ、あつい……」
「ぉあぁ……あやせ…」
 とんでもない量だった。自分の手でするのとは全然違う。
 途方もない快感が全身を走り抜けた。
 穴から肉棒を抜いてからも、精液は出つづけた。
「ぁは……こんなにいっぱい出して……お兄さん…大好きです…」
 メガネにかかった精液を舐めとり、あやせは微笑んだ。
「責任、とってくださいね?……ね、お兄ちゃん?」


 あやせの眠るベッドの上で、俺は、次の攻略対象を誰にすべきか考えていた。
 一周目からハーレムエンドは、やっぱり難しい気がしてきたぜ。

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最終更新:2010年05月03日 12:32
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