クンカーの友達がクンカーのわけがない


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私は目の前で繰り広げられている出来事を、言葉にして説明することができないでいた……

「スンスン…ハァァ……」

私が見ているのは桐乃。私の世界で一番大切な親友。
成績優秀、運動神経抜群、読者モデルやるぐらい可愛くて
その場にいるだけで空気が華やかになる魅力があって
でも、みんなには内緒なオタク趣味を持っている女の子。
それが……

「兄枕最っ高ぉぉぉぉぉ……」

お兄さんの枕を抱きしめ……いや、嗅ぎしめながら、階段を転げ落ちていった。
おっかしいなぁ~、私、ツ●ヤで蒲田行進曲なんてレンタルしたっけ?
桐乃に似た人に見つからないように、後をつけながら、今の状況を確認してみる。

今日は日曜日。私は桐乃の家に遊びにきた。でも桐乃はちょうど家を空けていて
桐乃お父さんとお母さんは今日は留守で、お兄さんが出迎えてくれて
お兄さんと二人っきりだなって、ちょっとドキドキしてたら
お兄さんも出かけるっていって、私に留守番を頼んで……
私に留守番頼むのもどうかと思うけど、お兄さんは「桐乃もすぐ帰ってくるし、俺はあやせの事、信頼しているしさ」って言ってくれたし
わ、私も最近はほんの少し、少しだけお兄さんの事は信頼しているけど……
って、そうじゃなくて、私がリビングで待ってると、玄関が開く音がして
桐乃が帰ってきたんだけど、私に気づかないで二階に上がっていったんだよね。
気づかなかったのは多分、私の靴が玄関に無かったから。
外は雨で、靴がぐちょぐちょになってることにお兄さんが気づいて、乾かした方が良いって部屋に入れたから。
お兄さんって、そういう細かいことによく気がつくなぁって思ったり。桐乃が頼りにしてるだけはあるかな。
とにかく、私は桐乃を追いかけようとしてリビングのドアを開いて二階を見上げたら
桐乃が自分の部屋じゃなくて、お兄さんの部屋に入っていったのが見えた。
なんか嫌な予感がして、私は桐乃に声をかけずに様子を伺っていたら
お兄さんの枕に顔を埋めた……埋めたというより擦りつけた桐乃が悶えながら階段を転げ落ちた
……ここまでが私がこの目で見た全てだ。
なんだろう? 桐乃の形をした物体が、廊下でお兄さんの枕をクンカークンカーしている。
あれはなんの儀式なんだろう? あの黒魔術で何が召還されるんだろう?

「何コレ、兄貴の枕臭すぎ! 兄貴の体臭効き過ぎ! キモッ! 超キモ!
 なに兄貴ってばもう加齢臭だしてるの? 信じられない! シスコンで変態の上に加齢?人間として終わってない?
 っていうか、一兆歩譲って、臭いはしょうがないとするじゃん。だって人間だから臭いぐらいするし?
 でも臭い気にしないとか、そういう無神経さがダメ。兄貴が気にしないとか、そういう問題じゃないし。そんな兄貴がいる私が迷惑!
 だ、だからあたしが除菌するの。わ、わかった? 感謝しなさいよ。こんな優しい妹、世界中探してもあたしだけなんだから!
 スゥゥ~……はあぁぁぁぁぁあ、兄貴の臭い~兄貴の臭い吸い取っちゃう! 兄貴の臭い、無くなるまであたしが吸っちゃうんだから!
 はあぁぁん! 鼻の穴抜けていくぅ~妹ファ●リーズで、あたしの中、兄貴の臭いで充たされまくりぃ!!
 兄枕ぁ! 兄枕で兄貴のアニマ吸収! 変態兄貴好みの女になっちゃうぅぅ! あたしの将来真っ暗ぁぁ~
 ふあぁん? これ何? 髪の毛? 黒い髪の毛……兄枕に付いてた黒い髪の毛?
 兄貴の毛ぇぇぇ!! キタ! キタコレ! 兄貴のキューティクルキター!!
 ハァ…ハァ……兄貴ィィ…これが兄貴の髪の毛ェェ……はぁ、はぁ…い、いただきまs……だ、ダメダメ!!」

桐乃は枕を打ち棄てて立ち上がると、浴室へと向かっていった。
……よかった。もしお兄さんの髪の毛を桐乃が食べようとしたら、流石に止めなきゃならなくなっていたところだ。
私は捨てられた枕に鼻を近づけてみる。
スンスン
……別にお兄さんの匂いはしないけどなぁ
僅かに空いた浴室の隙間から、中を除いた。
桐乃が服を脱いでいた。
私は涎を拭きながら、何をするのか見守っていると……
まあ、ここは浴室なんだから、シャワーを浴びる為に服を脱いだんだよね。

「んんん~~はぁはぁぁぁん……二週間ぶりの兄パジャマァァ………」

桐乃はカゴの中からお兄さんのパジャマを発掘し、着ていた。

「360°から兄貴の匂いがするぅぅ……超オールレンジ! あはぁあん! 
 変態兄貴、妹に全身密着とか、そんな権利あると思ってるのぉ!?」

桐乃は、自分より大きいお兄さんのパジャマで、全身を垢すりするように擦っている。
お兄さんのパジャマがどんどん湿っていくのは、桐乃が汗をかいているからだ。
遠目に見ていても、桐乃の身体が真っ赤に蒸気しているのがわかる。

「ふ、ふぅうぅ……こ、これで終わりにするの?続けるの? え、選んじゃいなよ……」

桐乃はお兄さんのパジャマズボンをカゴから探り当てる。

「パ、パンツないから……ズボンだけだから……だから、続けるしかないじゃん!」

あのズボンも穿くんだろうか……私はそう予想していたが、桐乃の行動は斜め上をいった。

「…スンスン…ふぁぁ、うっすら兄貴の股間の匂いがするぅぅ……
 シスコン兄貴、性欲強すぎぃ、パンツ越えてズボンに体臭染み付くとか、変態極まりすぎぃぃ
 しょ、正直に言ってごらんなさいよ、アンタ、何の夢みたらこんなにズボンに匂い付くの?
 や、やっぱりあたしの夢でしょ? っていうかソレしかアンタが興奮する理由ないし? キモっ! キモっ!」

ここにはいないお兄さんを罵倒しながら、桐乃はお兄さんのズボンの……その、股の部分を重点的に嗅いでいる。

「ふぅ…ふぅ……ちょ、ちょっとはしゃぎすぎたかな……」

ちょっと? これでちょっと!?
桐乃は前髪が汗で額にくっついているのを払いながら、お兄さんのズボンの足を頭の後ろで結んだ。
えーっと、ここはいつから浅間山荘になったんだろう。
立て籠もり犯人が脱ぎ捨てた服から何かを取り出している。
……さっきのお兄さんの髪の毛だ。

「はあ…はぁ……ひゃうぅん!?」

なにがなんだかわからない……
桐乃はお兄さんの髪の毛で、自分の乳首を擽っていた。

「へ、変態兄貴ィィ……変態兄貴の性欲、これで我慢しなさいよね。
 ちょ、直接兄貴があたしの胸とか揉んだら完全に犯罪じゃん? 電気椅子じゃん?
 だ、だからこうやって手じゃなくて頭なら、ギリギリセーフってヤツでしょ?
 ふ、普段バカなのに、こういう事にばっかり頭回るんだから……キモっ
 ふっ…ふぁあ……んっ……乳首ぃ…あたしの乳首ペロペロしちゃってるぅぅ
 キモ兄貴の毛根が、可愛い妹乳首をペロペロしてるぅぅ
 はぁ毛根、毛根……男根…兄貴のおち●ちんっ!!」

ハァ…ハァ…き、桐乃のさくらんぼがドンドン固くなっていく……
私は思わず唾を飲み込んだ。

「ふぁあ……わ、わかんてんのよ、アンタの下劣な考えなんて」

っ!
桐乃言葉に私は思わず身構えてしまった。
もしかしてバレた……?

「ど、どうせ髪の毛じゃ我慢できなくなったんでしょ。
 さ、さわりたいんでしょ、あたしのおっぱい、直に触りたいんでしょ」

さ、さわりたい!さわりたいです!!
って、桐乃がこっちきた!

ガチャ

私は慌てて階段下に身を潜めると、桐乃は玄関の方へ向かっていった。
また枕?
私は足音を立てないように気をつけながら後を追うと、桐乃は枕を無視して靴棚の上にある手袋を手に取った。

「これをこうして裏返して、嵌めて……あ、兄貴の指紋付き兄貴ハンド完成ぃ!
 やっぱあたしって天才じゃん? これ完全に兄貴の手再現しちゃってるよぉぉ~? 海●堂のメルルちゃんフィギア並!
 はぁ…はぁ……あ、兄貴触っちゃうの? 妹のおっぱい触っちゃうの?
 も、戻れないよ? そんなことしたらもう戻れないよ? いいの? いいんだね?
 はぅん!? も、揉まれたぁぁ~、実の兄貴におっぱい揉まれちゃったぁぁぁ……
 もうロードできなぃ! 実妹ルート一直線ン!!
 ん…んっぁ……ふっ…ふにゃ……はぁあ……あ、兄貴激しいすぎぃ! どんだけ我慢してたの?
 妹襲うの我慢してたんでしょ? 変態、マジ変態、キモいぃ、超キモッ! 愛しちゃうっ!!
 とまんないっ! 兄貴ハンドとまんなぁぁい! 世間的にはレッドカードなのに、ハンド止まらないよぉぉぉ!!」

桐乃は玄関なのに、私がひやひやするぐらい大声でよがっている。
……この床でテカテカ光っている液体については、私は考えないことにしていた。
今目の前で起こってる事にも、殆ど考えられずに、ただ見ているだけなんだけど。

「あ、あたし見ちゃってんだからね……あ、兄貴が前にこの手袋つかった時……
 つ、使った時、一緒にアキバでデートした帰りぃぃ…はあぁ、思い出したら軽くイッたぁぁ……
 アキバから帰ってきた時ィ、あたしの荷物もってくれててぇ、兄貴優しいのぉ……大好きぃ……
 大好き兄貴がぁ、私の荷物で片手塞がってたからぁ、こ、この手袋、手袋……
 く、口で、口で引っ張って脱いでたぁぁぁぁ……
 だ、だからぁ、この手袋の指先には、あ、あ、兄貴の、兄貴のだ、だ、だ、唾液ぃぃぃ……唾液ぃぃぃん!!」

桐乃が手袋の表裏を戻すと、その中指をジッと眺めていた。

「スンスン……残ってるぅ、これ兄貴の唾液残っちゃってるぅぅ……
 これ兄貴液付き中指ィィ……中指だよ? 中指の使い方なんて一つしかないじゃん?
 し、知ってるんだからね、あたし、ゲームで知ってるんだから……はぁ…はぁ……
 こ、こんなの用意するって、兄貴そういうことだよね。もうおっぱい揉んじゃってるんだから
 つ、次は、こ、これしかないって……はっ……はっ……」

桐乃はお兄さん手袋を嵌めると、女の子の大事な部分に……部分に……

「はああぁぁああ! きたぁぁぁ……兄貴、あたしの大事なところクリックしたぁぁぁ
 兄貴の唾液塗れの指があたしの中掻き回してるぅぅ……はあぁっ…ンン……なふぅ……
 シスコン兄貴、もう犯罪者ぁぁ……中学生のあそこを唾液塗れにしてるぅぅ
 唾液ぃ、唾液ぃ……これ、唾液って、それもう舌じゃん。指だけど舌じゃん。
 犬ぅ…兄貴犬が、私のま●こペロリンしちゃってるよぉ……
 何が兄よぉ、くんにしろぉぉ……あっ…あっ……兄貴ィ、兄貴ぃ……お兄ちゃぁん……
 好きぃ…大好きぃ……世界で一番好きぃ……んあぁあぁああっーーーーー!!」


桐乃の身体がビクンって跳ねると、糸が切れた人形みたいにその場に座り込んだ。
暫く動かない桐乃に、私はちょっと心配になって出て行こうとしたけど
したけど……

――世界で一番好きぃ……

桐乃……本当にお兄さんの事……
ずっと、桐乃に見つからないかって心臓がドクドクしてたけど
そのことを考えると、ドクドクなんてものじゃない、バクバクして張り裂けそう……
だって、桐乃もお兄さんの事……そんなの……

「はぁ……」

賢者のような顔をした桐乃がフラフラと立ち上がる。
私は慌ててまた姿を隠すと、桐乃は私に気づかずに浴室に入っていった。
しばらくするとシャワーの音が聞こえてきた。
これなら暫く桐乃はでてこないと思う。
私はリビングで乾いた靴を取ると玄関へ向かった。
私は何も見なかった。
桐乃の家には今やってきた……そういうことにしよう。
玄関に靴を並べて、足を入れると、私の視界にお兄さんの手袋。
そうだ、桐乃が使ったのはお兄さんが口に含んだ方の手袋で
手袋は右手と左手の二つがあって
桐乃が使ってない手袋が一つあって
桐乃が吸ってない、お兄さんの匂いが残ってる手袋があって……

スンスン

ちょっとだけ、ちょっとだけ、お兄さんの匂いがする……ような気がする。

スンスン

嫌いじゃない……かも
これがお兄さんの匂い……
なんだか暖かいような、匂いなのに……
でも、なんだか安心する。これに包まれていたいって思うような
桐乃気持ち、ちょっとわかっちゃうみたいな……

「お兄さん……んん…お兄さん……」

私は思わず、内股になって力を込めた。
だって、お兄さんの匂いを嗅いでいたら……その……ちょっと零れそうになって

「はあぁ……お兄さんの手……」

もうやめなきゃ……そう思ってたけど、私は手袋に頬ずりしてて……

「お兄さんに撫でられてます。私、撫でられてる……」

手袋を持ってない方の手が、いつの間にか胸をまさぐってて
私の身体が、どんどん、熱くなって……
なんだか、お兄さんに触られてるような気分。

「はぁ…はぁ……」

これがお兄さん手袋……純粋お兄さん……
それに……
向こうにあるのは、お兄さんと桐乃のコラボレーション手袋……

「ゴク……」

で、でも、まだちょっと早い……かな。
い、今はお兄さんの匂いだけでも、すごく幸せだし。
はぁぁ……

「お兄さん…お兄さん……」

僅かの隙間もないように、私は手袋と顔を密着させる。
密着すればするほど、胸を揉む私の手が激しくなっていった。

「お兄さん…スンスン…お兄さん……」


ガチャ

「ただいま~」

ああ、お兄さんの声まで聞こえてきt……

「あっ…あやせ!?!」

……目の前に、帰宅したお兄さんが居ました。


「し…し……」
「し?」




「死ねエエエェェエエェェエエェェ!!!」





おしまい





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