我々の業界ではご褒美です


桐乃「……」

あやせ「……」

桐乃「ねぇ、聞こえる?」ボソッ

あやせ「うーん、よく分からない。もうちょっとそっち寄って」ボソッ

二人は今、桐乃の部屋のベッドの上で壁に耳を当て、隣の部屋の様子を窺っている。
隣の部屋――そう、兄の京介の部屋だ。
二つの部屋を隔てる壁は薄く、普段は聞く気がなくても隣の話し声が丸聞こえなのだが、
どうやら今は声をひそめているようだ。
声は聞こえない――だが、物音は確かに聞こえてきていた。

ギシッ…… ギシッ……

一定の間隔で繰り返される、ベッドが軋む音。
京介の部屋のベッドは、壁にぴったりと付けて設置されているので、その音ははっきりと聞こえてくる。

ギシッ…… ギシッ……

二人は静かにそのリズムに耳を傾ける。
そして少しの時間が経ち、わずかにそのリズムが乱れたような気がしたその時、
二人が目的としていた“その声”が聞こえてきた。


『……あっ、あンっ』

桐乃「あやせ、今の!」ヒソヒソ

あやせ「うん、あれって……あの声だよね」ヒソヒソ

隣の部屋からかすかに漏れるように聞こえてきた女の吐息。
二人がずっと期待していた声?いいや、本当は決して聞きたくなかった声かもしれない。
だが、隣の部屋で何が行われているのか、それを窺い知るには十分だった。
二人は壁に耳をいっそう強く押し当てる。

ギシッ…… ギシッ…… ギシッ……

『……あっ、あはっ…んんっ!』

『うっ……もう……俺っ!』

『ええ、来て頂戴……私も……っ!』

小声ではあるが、確かに聞こえてくるそのやり取りに、桐乃もあやせも息を呑んだ。

ギシッ、ギシッ、ギシッ

ベッドの軋む音は、そのリズムをさらに速くしている。
そして、その音がぴたりと止むのと同時に、壁伝いに隣の部屋の男女の激しい息遣いが聞こえてきた。
どうやら達したのだろう。
桐乃もあやせも静かに壁から離れ、ベッドの縁に腰掛けた。

あやせは何も言わない。
桐乃も押し黙っていた。
静かになった隣の部屋からは、かすかな物音だけが聞こえてくる――

ここ最近、兄の京介は、付き合い始めた彼女を頻繁に部屋へ上げていた。
そしてこの日、親友のあやせを連れて帰宅した桐乃は、玄関に女物の靴を見つけ、
あやせと二人で足音を立てないよう、抜き足差し足で部屋へ入り、
隣の部屋に聞き耳を立てて今に至ったというわけだ。

しばらくすると、隣の部屋のドアが開き、階段を降りる二人の足音がした。
それを確認したかのように、あやせが口を開く。

あやせ「まさかの展開だったね……」

せいぜい恋人同士の恥ずかしい会話が聞こえてくる程度だろう、あやせはそう思っていた。
桐乃も同じだ。出歯亀のようなことをするつもりはなかった。
家族が不在だからとはいえ、まさか“その行為”にまで及ぶとは想定外だった。

桐乃「バカ兄貴……!」

そう呟くと、桐乃はギリッと歯軋りをした。

その直後、今度は激しく階段を駆け上ってくる足音が聞こえ、桐乃の部屋のドアが乱暴に開けられた。
そこには青ざめた顔で、見るからに慌てている京介の姿があった。
どうやら玄関で彼女を見送った時に、そこにあった靴を見て、桐乃が帰宅していることに気づいたようだ。

京介「おい! お前帰ってたのかよっ!……って、あやせまで!?」

桐乃「ちょっとぉ、勝手にドア開けないでよ!出てって!」

京介「待て、待てって、……お前らずっと居たのか?」

桐乃「はぁ~?居ちゃ悪いの? ねぇ、あやせ」

あやせ「ええ、居ましたよ。なんだかギシギシうるさかったですけど、何をしてたんですか? お・に・い・さ・ん?」

京介「うっ……」

バツの悪いことこの上ない状況で、京介が何事か言い返せるはずもない。

言葉に詰まった京介に対し、桐乃は威圧的に言い放つ。

桐乃「……いいわ。ちょっとアンタ、ここに正座しなさいよ」

京介「……」

再びベッドに腰掛けた桐乃は、正座する京介を見下ろし、わざとらしく大きなため息をつく。
そしてこの空間は京介を裁くお白洲と化した。

桐乃「あんたに奇跡的に彼女ができて浮つく気持ちは分かるけどさぁ、……いま受験生でしょ?」

桐乃「あたし、最近あんたが勉強してるところ見たこと無いんだけど?」

京介「……はい」

桐乃「それに、親が居ない隙に女連れ込んで……するとか……キモいっての!」

京介「キモいってことはないだろ!男と女が愛し合ったら……そりゃ当然そうなるんだからよ」

あやせ「うわっ……キモいです、お兄さん」

京介「……」

桐乃「っていうか妹の部屋のすぐ隣で……する……なんてあり得ないから。ラブホでも行けっての!」

京介「いや、それはお前らが居るなんて思わなかったし……ってか、お前らわざわざ気付かれないように部屋入ったろ?」

桐乃「はぁ?何言ってんの。あんた達が猿みたいにサカってたから気付かなかったんじゃん!ああキモっ!変態!」

京介「てめぇ!それは言いすぎだろ!」

あやせ「ちょっと二人とも……。でも、お兄さんも、真面目に受験勉強しないと取り返しのつかないことになりますよ?」

桐乃「女にうつつを抜かして浪人とかマジ勘弁だから!」

3つも年下の中学生二人に吊し上げを食らい、京介の立つ瀬は無い。
まして二人からの絶え間ない軽蔑の冷たい視線を全身に浴びながら、である。
この状況下で、つい悪びれた態度を取ってしまった京介を責められる人間などどこにも居ないだろう。

京介「へッ、大きなお世話だよ。ほっとけっての!」


――しかし、京介がもしこの後に起こる出来事を予知できていたとしたら、こんな態度は取らなかったかもしれない。

今度はあやせが大きくため息をついた。

あやせ「……どうやら反省の色は見られないようですね」

そう言うと、あやせはドアの傍に置いていたバッグから何かを取り出し、正座をしている京介の後ろに回った。
何を取り出したのか、ベッドに向いて正座している京介からは見えない位置だったが、それはすぐに判明する。


ガチャ


京介「えっ?」

あやせは京介の両足首に手錠を押し当てて締めた。
と同時に、素早く京介の手を取ると、後ろ手の状態にして更に手錠をかける。
瞬く間に手枷足枷の出来上がりである。

京介「お、おい!なんで手錠が……?」

あやせ「こんなこともあろうかと、いつも持ち歩いていて正解でした」

桐乃「あやせ……?」

その時、桐乃が見たあやせの瞳は、光彩のない、深い漆黒の瞳だった。
あやせは京介の横に移動すると、「えーい」と無邪気な掛け声とともに思い切り突き飛ばす。
受身の取れない京介は、左半身を上にしてごろんと横に倒れた。

桐乃「ちょっと、何をする気なの……?」

あやせ「えっとね、恋人との快楽に溺れてしまいそうなお兄さんを救うには――」

あやせがにっこりと微笑む。

あやせ「――それ以上の快楽<オシオキ>を味わわせてしまえばいいかなって思って」

言うが早いか、あやせは京介のTシャツをめくり、彼の胸を露にした。

京介・桐乃「「ちょ、おま!?」」

そしてあやせは京介の乳首を、両手の指で軽く弾いた。

京介「……!?」

まったく予想してなかったあやせの行動、そして突然の刺激に、京介の身体はびくんと大きく跳ねる。

あやせは両手の指を広げると、すべての指を使って京介の胸を優しく撫でる。
最初に弾いた後、乳首には触れることはなく、その周りをゆっくりと撫で回している。
だが、ただ乳首を避けているわけではない。乳首に触れるか触れないか、その際どいコースを指はなぞっている。

京介「や、やめろって……」

あやせ「こうやってね、いっぱい周りを触った後に……」

人差し指を両の乳首に触れさせると、指の腹で擦るように弾く。

京介「うあっ!!」

意識が集まり、敏感になっていた京介の乳首に快感が走った。
そんな兄の様子を、桐乃は恐る恐る見つめている。
そのことも、京介にとっては羞恥という未知の刺激を掻き立てさせ、快感を増幅させていた。

桐乃「あやせ、これ、どうする気……?」

あやせ「ふふっ、これはあくまでオシオキよ。ほら、桐乃もやってみて」

そう言うと、あやせは桐乃の手を引いて、京介の傍に座らせた。

あやせ「こうやって、お兄さんの感じるところを触ってあげるの」

後ろから桐乃の手を取り、同じように京介の胸を触らせる。
時折、敏感な部分に桐乃の冷たい指先が触れ、京介は身をくねらせる。

桐乃「(兄貴が……あたしの手で感じてる……)」

京介「馬鹿っ! やめろって……あっ!」

桐乃「ふ、ふんっ! オシオキよ!」サワサワ

京介「ちょ……くうっ!」

桐乃が一人で行為を続けていることに満足したあやせは、
机の上にあったウェットティッシュを取り、そこから一枚引き出した。

あやせ「お兄さん、ちょっと冷たいですけど我慢してくださいね」

あやせはウェットティッシュで京介の胸を、乳首を丁寧に拭く。

京介「ひっ!?」

あやせ「彼女さんも舐めてるかもしれないから、一応綺麗にしておきましょうね」

あやせ「もっとも、お兄さんのウブな反応を見る限り、ここは責めてもらってないみたいですけど」

微かに笑みを浮かべると、あやせは京介と同じように身体を横に倒し、向き合う格好になった。
そして京介の肩を掴み、わずかに上に傾け、可憐な顔を京介の胸元に近づける。
その小さな口からすぼめた舌を伸ばし、ゆっくり胸の下から上へと舌を這わせた。

京介「……!!」

あやせの舌は、さらに繰り返し胸を上下し、少しずつ横に逸れ、ついに乳首へとたどり着く。
だが、さっきと同様、あやせはすぐその部分に触れるようなことはしない。
乳首の周りをゆっくりと、円を描くように舌を這わせる。その中心を避けるように。
京介にも分かっていた。これは見え見えの焦らしだ。
だが、分かっていても高まる興奮に抗うことはできない。
いつ中心に触れるのか、まだ触れないのか?――神経すべてがそこに集中したような錯覚に陥る。

それを見越したように、あやせはさらに焦らし続ける。
右の乳首の周囲を舐めた後は左の乳首の周囲へ。その小憎い舌は、まだ敏感な部分に触れていない。
だが、あやせの焦らし作戦は、突然の乱入者により中断されてしまった。

桐乃「……あ、あたしもそのオシオキしてみたいっ!」

そう言うと、桐乃は身を屈めて、空いていた京介の右の胸へと唇を近づけ、舌を伸ばした。

あやせの意図など知るはずも無い桐乃は、そのまま京介の敏感な部分を無造作にぺろりと舐め上げる。

京介「うはあっっ!!」

あやせ「あ~っ!だめだよ桐乃、まだ焦らし足りなかったのに……」

あやせは頬を膨らませ、桐乃に抗議のアピールをする。
それでも、散々焦らされていた京介にとっては、電気が流れるような強烈な快感だった。

桐乃「そうなんだ、ごめん……(っていうかあやせ詳しい……)」

あやせ「ううん。……じゃあ、もうガンガン行っちゃおうか」

その言葉が合図となり、あやせと桐乃はそれぞれ京介の乳首を、舐め、吸い、甘噛みし、舌で転がした。
それまでの焦らしが嘘のように、一心不乱に責め立てる。
京介の身体が仰け反り、男として随分と情けない吐息が溢れてしまう。

京介「うあっ!ちょっ!お前ら……くあっ!ああっ!!」

ちゅ、ちゅば
ずずっ、ぴちゃっ

部屋には二人が立てる淫靡な音が響いていた。

10分程の時間が経過しただろうか――

桐乃「ぶはあっ……はあっ、はあっ……」

息継ぎもそこそこに乳首責めに没頭していた桐乃は、呼吸を荒らして顔を上げた。
それを察知したあやせは、舌で責め続けてながら、すかさず空いた右側を指先で弄ぶ。

京介「もう……もうやめろ……くっ!」

あやせ「ちゅば、ちゅ……へぇ~、やめて欲しいんですか、お兄さん?」

あやせは責めを中断して、顔を離す。

あやせ「……でも、ここは嬉しそうにしてますよ」

その視線の先は、京介の下腹部に向けられている。
厚手のジーンズ生地の上からでも判るぐらい、京介は前の部分を力強く突っ張っらせていた。

京介「……」

かつて京介は己の自身のことをリヴァイアサンと表現し、その強い精神力をもって鎮めてきたが、
いまの状態は念じるだけで鎮めることなど到底叶わぬレベルの怒張である。
そしてこの股間の熱さは、水竜のイメージなどでは収まらない。
強いて例えるなら怒れる炎の魔神イフリートだろうか。

桐乃「うわわわわ……す、すごい……」

京介「ば、馬鹿、見んな!」

ジーンズ越しとはいえ、美少女二人にいきり立つその部分を見られている。
――そんな意識も、イフリートをいっそう猛々しくさせるのだった。

あやせ「こんなに硬くして、お兄さんは何を期待してるんでしょうね~」

悪戯な口調でそう囁くと、あやせは京介の胸元に唇を寄せ、首から耳元へとゆっくり、ねっとりと舌を這わせた。
自然と、覆い被さるあやせの柔らかな髪が京介の頬に触れる。
性的な気持ち良さと、くすぐったさが混じった感覚に、京介はじっと耐えていたが、
耳の裏にあやせの舌が辿り着くと、思わず声を漏らしてしまった。

桐乃「(兄貴、あそこも気持ちいいんだ……)」

あやせはもう一度、今度はうなじから耳たぶへと舌を這わせ、京介の反応を楽しんでいる。
桐乃は再び傍観者の立場になってしまったが、さっきのように割って入ることはしない。
いや、正しくは、二人の官能的なやり取りに圧倒されていた。

柔らかな舌先が這う感触に、京介は何度も肩をすくめ、その意識は首筋に集中していた。
もちろん、例によってあやせの責めの本命はそこではない。
ゆっくりとしたストロークを繰り返していたあやせは、いきなり京介の頭を両手で掴むと、
京介の耳の内側へと責めの対象を変え、耳殻の溝の隅々を舐め取るように舌を沿わせ始めた。

京介「ああンっ!……やめっ!」

かと思えば、前触れなく耳孔に舌をねじ込ませ、その入り口を執拗にまさぐる。
そして、時折あやせの息が耳に吹きかけられることも、興奮をより引き立たせていた。

あやせ「ふふふ、彼女さんにはこんなことしてもらってないんですね……お兄さん、可愛いです」

もう溢れる吐息を抑えることなどできない。
京介は怒張している自身と下着との接する部分に、冷たさを感じていた。

快感の波に耐え、まるで苦悶のような表情をみせる京介に対し、頬を上気させ京介の耳を犯すあやせ。
そんな様子を間近で見ている桐乃も、その光景に強い興奮を得て、身体が熱気を帯びていること感じていた。

桐乃「……あたし、何だか……せつないよ」

自分だけにしか聞こえない小さな声で囁く――
熱気は身体の中心を貫き、密かな湿り気を伴っていた。

桐乃「あっ……はンっ……」

いつからか桐乃の右手は、下着越しに己の窪みへ触れていた。

京介の興奮は、いよいよ最高潮に迫りつつある。
ジーパンの前の部分は張り裂けそうなほど怒張しており、その先端は下着越しに染み出した分泌液が、
ジーンズ生地をものともせず恥ずかしい印をつけていた。

しかし、いかにあやせが技巧を凝らしても、乳や耳への刺激で達することができるほど、男性の身体は簡単ではない。
結局のところ、もっと直接的な刺激がなければ、男は絶頂に達することはできないのだ。
そして、あやせはまだ、京介の最も敏感な部分には指一本触れていない。
だが、京介にはそれを催促をすることなどできない。妹の友人に、妹の目の前で、だなんて。
もちろん、あやせはそんな京介の心の動きなど承知の上で行為に及んでいる。
まさに生殺し。

本当は触ってほしい、思いっきりイカせてほしい。
気が狂いそうになるほどの葛藤が京介を襲っていた。

しかし――

その言葉はあまりにも唐突だった。


あやせ「――はい、以上です」

京介・桐乃「「はぁ?」」

あやせは京介から身を離すと、ウェットティッシュで口の周りを拭いている。
あまりの変わり身に、呆気に取られた京介は責めを受けていたままの体勢で固まっている。
同じく桐乃も、自身を慰めていたその手の位置のままで固まってしまった。

京介「……以上って……終わりってコトか?」

あやせ「はい、そうです。オシオキはこれにて終了です。少しは懲りましたか?」

とても素っ気無い調子でそう言うと、あやせはバッグから手錠の鍵を取り出し、京介の手足を解放した。
京介は手錠で擦れて跡になっている手首を摩りながら、ベッドの上の桐乃に視線を移す。
それとほぼ同時に、桐乃は捲れていたスカートを瞬時に直し、兄の視線から痴態を隠蔽してみせた。
だが、京介のモノは隠しようもない。その張力はいまだ天をつく勢いだった。

京介「えっと、あやせ……俺が言うことじゃないかもしれないけど……こんな状態で終わりってのは……」

バツが悪そうに頬を掻き、視線を逸らしたまま話す京介に、したり顔であやせが答える。

あやせ「ホントに気持ち良くしちゃったらオシオキにならないじゃないですか。そういうことですよ」

つまり、散々弄んだ挙句、お預けを食らわせたまま終了するというのが、あやせの言う“オシオキ”だったようだ。
それも、京介の彼女以上の性戯を味わわせておいて……
なんと恐ろしい、残酷な罰だろう。

あやせ「じゃあ、わたしは帰りますね。また勉強サボってたら、もっとひどいオシオキをしますから」

そう言い残し、あやせは颯爽と桐乃の部屋を後にした。

嵐が過ぎ去ったような部屋で、兄妹二人は脱力し、呆けていた。

桐乃「あやせの考えることって時々よくわかんない……」

京介「まったくだ……。まさかあんなことをされるなんてよ……」

京介の“あんなこと”という言葉で、二人ははそれぞれ先ほどの出来事を反芻する。
妹の前で乱れてしまった兄と、その姿を慰み物にしてしまった妹――
気恥ずかしさから、二人の顔は瞬時に紅潮した。

そしてしばらくの沈黙の後、兄妹はどちらともなく口を開く――


「「そういえば、{お前|あたし}のオシオキは半端なままだったな……」」


ごくりと生唾を飲み、互いに確認し合うように頷く京介と桐乃。

そして兄妹は、部屋の鍵を閉めるのだった――




END




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最終更新:2011年03月21日 13:11
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