20-460


「本当にごめんなさいお兄さん……」
俺がいるベッド脇の椅子にチョコンと腰掛けたブリジットが、何度目かの謝罪の言葉を口にする。
「ブリジットもう気にするなって」
「でも、私のせいで……」
こんな申し訳なさそうな、そして今にも泣きそうな顔をされたら俺も困ってしまう。

この状況を説明するには2時間程前に遡る。
俺はブリジットと一緒に、ある雑誌グラビアの打ち合わせに行っていた。といってもお菓子系タイトルとかのいかがわしい雑誌じゃないぞ。いわゆる女子小中学生向けのティーン雑誌って奴だ。
大体あんな裏地を外して乳首や縦筋丸見えなスクール水着や、局部だけ泡で隠したエロい恰好をブリジットにさせられるか!そんな仕事を入れたら、俺は社長をぶん殴った後ブリジットを連れて逃げるね!
おっと話が逸れたな。ともかく俺達は、撮影スタジオを併設してる雑誌社でどの衣装を撮影に使うのか等を、スタイリストさんとかを交えて打ち合わせしたわけだ。
打ち合わせが終わり帰ろうとした時『今他の女の子の撮影しているのでよかったら見学していきませんか?』
雑誌の担当者から声を掛けられたので、俺とブリジットは見学させてもらう事にした。
ところが見学してる最中、突然壁に立て掛けてあった材木の束がブリジットのいる方へ倒れてきた。咄嗟に俺はブリジットを抱きしめ、自分の身体を楯にした………

あれだけの材木の下敷きになって、左足首捻挫と右手の骨に軽いヒビ、そして後頭部に軽いコブ、この低度ですんだのは運がよかったのだろう。しかし出版社が手配してくれたとはいえ、個室とはねぇ…
事故のお詫びなのか、TVや小型冷蔵庫、それに枕元の壁に鏡付きの洗面台までついてる。詳しくは知らないが、結構高いんじゃないかこの部屋?
「それよりブリジット、肘の怪我は大丈夫か?」
ブリジットの左の肘には、小さな絆創膏が貼られていた。俺が抱き抱え、床に倒れた時にできた擦り傷だ。
「こんなのたいした事ありません。それよりお兄さんの方が入院だなんて……」
「入院といっても、念のため精密検査するだけだから2~3日で退院だから心配するなって」
俺はそう言ってブリジットを安心させようとしたのだが
「それもそうなんですが…あの……その……」
何か様子がおかしい。何と言うか、言いづらい事をどうやって言おうか迷ってる感じだ。それでも意を決したようにブリジットは口を開いた。

「お、お兄さんはしばらく利き腕が使えませんよね!?」
「ああ、そうだな」
どうしたんだ?急に声が上擦りだして…
「だから…その………自分で『処理』できませんよね!?」
…………………はい?
「か、かなかなちゃんから前に聞いたんです。男の人って、定期的に『処理』しないと色々と大変な事になるって…」
あのガキ!何て事をブリジットに吹き込みやがる!まるで俺が、毎日猿の様にオナニーしてるみたいじゃねぇか!
「え~と…、今から『処理』しますね…」
大体あいつは普段から俺の事を舐め過ぎだ。一度キツく言っておく……え?
加奈子の事に腹を立てていた俺は、ブリジットの声に反応するのが一瞬遅れた。
ブリジットは真っ赤な顔しながら、俺の着ていた浴衣(病院が貸してくれた)をはだけ、やや強引にトランクスをずり落ろした。そしてボロンと露出したリヴァイアサンを、その小さな手で握るとゆっくり扱き始めた。
その手技に、俺のリヴァイアサンは素直に反応し、みるみる固くなっていく。するとブリジットは顔を寄せると、その小さな口を一杯まで開きながらリヴァイアサンを飲み込んでいった。
「うっ…」
暖かな口内で、竿に絡み付く柔らかな舌の感触に俺は思わず声を漏らす。そんな俺の様子をちらっと窺うと、ブリジットはゆっくりと唇をスライドさせていく。
ちゅぷ……ちゅぷ………
軽く揺れるポニーテールの動きに合わせ、ブリジットの唾液で濡れたリヴァイアサンが見え隠れする。そして時折、俺の気持ちいいポイントを確認するかの様に俺を見上げるブリジットの視線。
そんな様子を見ている内に、俺は次第に、ここが病室であることを忘れていった…。

ジュボ…ジュボ…
いつしかブリジットの奏でる口唇奉仕の水音は激しさを増し、俺のリヴァイアサンはこれ以上ない程硬直していた。
カリ首だけを咥え鈴口を舌先で刺激する、かと思えば一杯まで突き出した舌先で竿を下から上に、上から下へツー…と舐め上げていく。快感が単調にならないよう、俺の様子を窺いながら刺激を与えてくる舌技に俺は呆気なく限界を迎える。
「くっ…ブリジット、そろそろ限界だ……!」
「いいですよ…、私のお、お口に遠慮なく出しちゃって下さい」
俺のギブアップ宣言を聞くと、ブリジットはさらに頬を染めながらリヴァイアサンを咥えこんだ。そしてさっきよりも、さらに派手な水音を立てながら顔を激しく上下させていく。それにより俺の射精感はさらに高まっていく。
「出すぞブリジット!」
そしてついに堪え切れなくなった俺は、無意識に動かせる左手でブリジットの頭を掴むと腰を突き出し、激しく射精した……。
射精による腰の痙攣が収まるのを見計らうと、ブリジットはコクン…コクンと喉を鳴らし精液を飲み干していった。その様子に半萎えだったリヴァイアサンがみるみる硬度を取り戻していく。
「ん…んんんんん!?ぷはぁ…」
ブリジットはいきなり口内で再度固くなったリヴァイアサンに驚き、慌てて口を離す。その際に、僅かに残った精液が口元から零れた。
「お、お兄さん!?今出したばかりなのに……」
「いやすまん…お前が美味そうにザーメン飲んでいる様子につい興奮しちまってな……」
「お、美味しそうになんて飲んでないです!ベッドを汚しちゃいけないし、それにお兄さんの出したものだし………」
俺の言葉にブリジットは真っ赤になり抗議しながら、次第に俯き最後にはよく聞こえないくらいの声でゴニョゴニョと呟いた。
「それよりもう一度『処理』しないといけませんよねソレ……」
チラチラとリヴァイアサンを見ながら聞いてくる。
「でも…またお口でしたら、お兄さんはすぐおっきくしちゃいますよね……?」
いやいや!俺そんなに絶倫じゃねーし!今回はたまたまだよ?ブリジットが一生懸命俺の精液飲んでいる様子が健気で可愛くてつい、な……
「だ、だからさっきと違う方法でしないといけませんよね…。と、ところでお兄さん。足の痛みは酷いですか」
ブリジットの問い掛けの意味を理解しつつも、俺は敢えてすっとぼけてみる。
「そうだな~、痛くないといったら嘘だけど、女の子一人跨がるくらいは平気だが…それがどうかしたか?」
すると、ブリジットは『意地悪…』といった表情で俺を見ると、ゆっくりとスカートを脱ぎはじめた……



やれやれ……入院したって事務所から聞いたから、見舞いに来てやったのに……元気過ぎるじゃねーか
こりゃもう少し経たないと中に入れねぇな。どっかで時間潰して……
あ?…おいおい、あそこ走ってくるの桐乃とあやせじゃね?ったく面倒くせぇな……
さ~て…どうやって時間稼ぎするかねぇ…ブリジット、マネージャー、こいつは貸しにしとくかんな?
一つため息をつくと、病室の番号を確かめながらこちらに向かってくる桐乃とあやせの方に加奈子は歩き出した。

おしまい





+ タグ編集
  • タグ:
  • ブリジット・エヴァンス

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年07月09日 22:59
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。