黒猫の様子がおかしい

題名「黒猫の様子がおかしい」

  • 京介x黒猫
  • 18禁

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 土曜の午後、昼飯を食ってから、まったりと自分の部屋で、YouTube見たり、
2ちゃんねるを覗いたりしていたら、瑠璃から携帯にメールが来て、”今から
行ってもいい?”と来て、断る理由も無いので”いいぜ”と返した。

 しばらくするとインターホンが鳴ったので階段を降りて、玄関を開けた。

「今日もいい天気ね…。」
「ああ、上がれよ」
 何か、ちょっと様子がおかしい気がするが、まあ、いいか。
「そうさせてもらうわ」
 階段を上がる途中、シャツが引っ張られると思ったら、瑠璃がつまんで
付いてきていた。どうしたんだろう?と思いながら、俺の部屋に入った。
 瑠璃は、後ろ手に部屋の鍵を閉めた。

「なんか…、さ、どうしたの?」
 今日は甘い香りが強い。そこが定位置とばかりにベッドに座る瑠璃が、
ぽつぽつと言葉を漏らす。

「緊急事態なのよ。あらぬ事をしてしまいそう…。」
 瑠璃は目を閉じ、何かを思い起こしているようだ。
「あなたとこの間、愛し合ってから、私の中にあなたが居座ってるの」
 瑠璃は、イスに座っている俺を見ながらけだるそうにベッドに横たわる。

「それは…、私のからだを温めたり、元気をくれる一方、私の心を操り、
その…私の手を乳房や陰部に導くの。ねぇ、京介…。」
 俺の目は、瑠璃の小さい顔に釘付けになり、語る内容で俺の頭をぐらぐら
させていた。部屋が温まり、湿度を増したかのようだった。

「あぁ…それは大ごとだな、瑠璃」
 俺は、イスから立ち上がり、ベッドに腰掛けた。そして、小ぶりだがもう
その弾力、柔らかさを知っている乳房に左手のひらを乗せた。
 瑠璃は、俺の手のひらに自分の手のひらを重ねて、動かした。

「…ふぅ。あなたの手のひらが私の中から飛び出してしまいそうな物を止め
てくれそう、よ」
 やさしく手のひらを揺らし、右手で瑠璃の髪の毛をなで続ける。
「それは…、瑠璃がまだ扱い切れてないだけじゃないかな」
 俺は右手を首筋、肩、腕となでていき、湿った指先で指を絡めた。
「あなたの愛撫に沿って、私の中の物も流れていくわ…。」
「じゃあ、ちゃんとしないとダメだな」
 陶然としてきた瑠璃の服を丁寧に脱がしていき、裸にした。
「あなたとこうしていると自然な気持ちになるわ」
 じっと見つめる瑠璃を前に、俺ももどかしく服を脱いで、同じ裸になった。

 瑠璃は起き上がり、
「そして、あなたのペニス。とても気になるの」
 俺のちんちんを瑠璃は握り、しげしげと眺めて舐め始めた。とても倒錯的
な光景で、俺のはぐんぐんみなぎっていった。
 しっとりとなめらかな舌が俺のを這い回り、とろりとあふれ出した先走り
汁を舐め取り、吸った。
「びくっとしたわ、…んふぅ。この淫らな物が私の膣に入ったのね。口の中
だとどうかしら」

 俺は、瑠璃がセックスしているように自分の口に出し入れしているのを
黙ってみているしか無かった。やがて、瑠璃のほおは紅潮し、喘ぎ始めた。
「おかしいわ。何故こうしたくなるのかしら。気持ちいいし。あぁ、気だ
るくなってしまったわ」

 瑠璃は、くたりとベッドに横になった。俺は、ベッドに乗って、瑠璃の
妖気にかどわかされたように淫らな唇に吸い付き、舌を絡め合った。

「京介…、あとは好きにしてちょうだい。もう、何も考えられないから…。」
 なめらかなのどにキスをして、手のひら全体でやわやわと乳房を揉み、
手のひらに当たる乳首を転がす。乳輪をぐにぐにとつまみ、乳首を指先で
弄ると瑠璃は薄目になり歓喜の表情だ。

 乳房にまんべんなくキスして、乳房を揉みながら乳首も舌で愛撫してい
るとちょろっと乳首から乳が出た。
 片手で乳房を愛撫しつつ、脇腹、腰、太ももと撫でていくと瑠璃が甘い
ため息を漏らす。

 撫でる手を太ももがきゅっと挟むので手をそのまま上げて股間を手の平
で包んでなで回すと息が荒くなってきたので、両手で足を広げて、股間に
顔を埋めて舐めた。瑠璃はシーツをつかんで快感に耐えている。

 淡い茂みから顔を出したクリトリスに吸い付き、ぐりぐりと舐めながら
ひくひくしている膣口に指を入れて中をかき回したり肉壁をぐりぐりと
していると瑠璃はたまらない表情だ。空いた手で体のあちこちを撫でて
瑠璃の反応を愉しんでいると、
「もう…、入れて。あなたのこれが欲しくて堪らないの」
 瑠璃は、俺の根元まで先走り汁でぬるぬるになったちんちんを握りな
がら俺に訴える。

「ああ、判ったよ」
 俺は枕元に隠したコンドームのパッケージを破き、まだ握ってる瑠璃
の手を引きはがし、装着した。そして、ちょっと乱暴なくらいの勢いで
瑠璃の中に挿入したら、ぐっと引き込まれた。

「あぁ…、いぃ…」
 瑠璃の目に一筋の涙が流れる。覆い被さって抱き合いながらお互いの
肌までも感じ合い、一つにつながった。
 瑠璃の足は腰に絡みつき、両手は俺の背中をまさぐって居た。
 ディープキスをしながら、瑠璃の呼吸は荒くなり、どんどん高まって
いく。

 体を起こして、太ももを抱えながら浅く深く腰を使い、ふるふるして
いる乳房を揉み、さらに腰を使って行くと苦しげな喘ぎ声になり硬直し
て、軽くいったようだ。

 そのまま瑠璃を裏返して、バックで突いていく。お尻の肉をこねなが
ら、ずんずんと。

「気持ちいいのが止まらないわ…。」
「俺たちは、相性がいいってことだよ。きっと」
 瑠璃の体を起こして、後ろから乳房をわしづかみしながら、ツンと
立った乳首をこねながら腰を使い、クリトリスを探り、弄ると悲鳴の
ような声で瑠璃は喘いだ。

 これだけすれば、瑠璃の中の物も十分だろうっていうか、俺がもう
限界だ!

 瑠璃を仰向けに戻して、正常位で汗だくになりながら、腰のスピード
を上げていくと瑠璃の歓喜の声は高まり、熱い奥底で俺は弾けた。
 何度も何度も出すたびに瑠璃は背中を震わせた。

 瑠璃の上に覆い被さったまま、ちょっと寝てしまったようだ。

「おかしな気持ちは、すっかり消えてしまったわ、京介」
「それは良かった。本能でこうなっちゃうけど、俺は瑠璃を愛する
気持ちで、しているつもりだから」
「…十分、伝わってきたわ。そうよね、ちょっと言葉に出来ないけど、
京介とならやっていけそう」
「これからもよろしくな、瑠璃」
「愛してるわ、京介」
 気持ちを込めたキスをして、和んだ。

 こっそり家の中を探って誰も居ないことを確認して、窓を開けて換気
してから、二人でシャワーを浴びて汗を流した。
 名残惜しいが、桐乃が帰ってきてややこしくならないうちに瑠璃に
帰ってもらった。
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おわり。

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最終更新:2012年04月02日 01:18
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