俺の後輩がこんなに可愛いわけがない


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俺の名前は高坂京介この春から三年生になった普通の男子高校だ。
妹の桐乃にエロゲーをやらされたりアニメを見せらされたりこの前の休日には同人誌即売会という所に連れて行かされ、
またメイドさんの同人誌を一冊買ったのだがけしてメイド萌えではないしオタクではない。


今は一学期が始まって2週間がたち四時間目が終了して昼休みに突入した所だ。
背伸びをしてわりと近い席に座っているクラスメイトの赤城に昼飯を誘ってみる。

「赤城、昼飯一緒に食わないか?」
「悪いこれから部室に行ってミーティングなんだ。」
「ミーティング?」
「練習試合が近いからな。また、今度誘ってくれ。」
「あぁ、分かった。」

それじゃ1人で学食で昼飯だな、混まないうち行くか。
そんな訳で教室を出て早歩きで行く事数十秒で学食に到着。
食券券売機でたぬきうどんの券を買ってそれをカウンターまで持っていき中に居るおばちゃんに渡すとあっという間に出来上がった、
たぬきうどんをトレーにのせて座る席を探していると一番奥の端に座っている見知った後ろ姿を発見した。
黒猫だ。

1人で食うのも味気ないし黒猫の居るテーブルにお邪魔するか。

テーブルに近づくにつれ黒猫の後ろ姿を見て2週間前の事を思い出した。

2週間前の朝、一学期初登校で麻奈美と一緒に雑談を交わしながら学校へ向かっている途中で
見覚えのある後ろ姿を見つけ早足で追いかけそいつを顔を覗き込んだ。

「・・・あら」

そいつとはつい最近会ったばかりで・・・

「おはようございます、先輩」

      • 黒猫だ!!

「なんで!!お前がうちの学校の制服を着ているんだ。コスプレか?!」
「・・・なんでと言われるとこれから先輩と同じ学校に通うからよ。」

なっ・・・これから同じ学校・・・だとぉ~~~。
俺は黒猫の発した言葉で驚きで思考がストップしてしまい・・・。

「失礼するわ、先輩。」

黒猫が行ってしまったのにも気付かずその場で立ちすくみ麻奈美に声を掛けられて

「きょうちゃん。」
「・・・・」
「きょうちゃんってば」
「あ、あーなんだ麻奈美。」
「もぉ~、ぼぉ~としてたけど大丈夫?」
「ん、大丈夫だ。」

実は大丈夫ではないんだけどな、びっくりしてな。

「きょうちゃんと話していた女の子新入生?お知り合い?なの。」
「知り合いというか俺の友達でもあるし桐乃の友達でもある。」
「桐乃ちゃんの?」
「あー、詳しい経緯は教えられないけどな悪いな。今度教えてやるから。」
「うん、分かった。」


それにしてもどうして黒猫はここの学校に入学してきたんだ?疑問だが朝から心臓に悪いビックリ仰天ニュースだぜ。
その後、学校に着いてクラスわけの掲示板を見ると麻奈美とは別々のクラスになっていてガックシとなった。



その日の放課後、俺は1人で帰る事になり校門を出た所で1人で立ってある黒猫を見つけた。

「よぉ、今帰りか?」
「・・・ん」
「朝はビックリしたぜ、お前がこの学校の新入生でいるとは思わないしよ。」
「・・・っふ、あの時の兄さんの驚いた顔はなかなかの傑作だったわ。写メで撮って作品のネタにしたかったわ。」
「勘弁してくれよ。」

作品のネタだとぉ~それこそ完成した物を桐乃が見たら兄の威厳?が下がるし沙織は大爆笑に違わない。
写メで撮られなくって良かったぜ。
それはそうと朝から疑問に思っている事聞いてみるか。

「なんでお前この学校に来たんだ?家から近いから選んだのか?あ、もしかして俺が居るからとかいうんじゃないよな~?」

後半は冗談めいて言ってみると黒猫は上目遣いで少し頬が赤くなっていて。
え、軽い冗談で言ったつもりなんだがその反応をみると少なからず俺に好意を持っているのか?もしそうなら正直に言えば嬉しいが・・・。

「・・・兄さん、実はここを選んだ理由は・・・」

もしかして本当に告白?イベントCGゲット?ヤバイ!!なんか顔が赤くなってきたぞ。

「・・・自宅から近いからよ。それ以外の理由はないわ。」
「やっぱりそっちか!」
「・・・っふ、なにを想像していたの。もしかしてイベントシーンが発生とか思った訳、とんだ思考の持ち主だわ。」
「ぐぅ。」

少しは想像してしまったので言い返せない。
頬を赤くしたのは演技か?お前、女優に向いているんじゃないか。

「そ、それよりこの学校に来るなら事前に教えてくれても良かったに。」
「教えたわ。」
「いつ、何処でだ。」
「・・・2ヶ月前・・・」

2ヶ月前?何かあったか?

「あの女へ渡すプレゼントの事でカフェで会った時に「2ヶ月後に呼び方を変えるから。」と言ったはずだわ。」

そういえばそんな事を聞いたが当時は、何だか分からなかったがこの事だったのか。

「そういう事かよなるほどな。」

あっさり納得する俺もどうだがな。

「それじゃ帰るか。」
「待って。」

歩きだそうしたら呼び止められて、

「これから兄さんの家にお邪魔したいのだけど良いかしら?」
「別に構わないげど桐乃に用でもあるのか?」
「・・・っふ、そうよ。」

?、別に断わる理由も無いし、ただ桐乃への用事が気になるげどな。

「んじゃ行くか。」
「ええ。」

家に着くまで黒猫との会話は先輩らしくこれから起こる学校の行事についていろいろ教えた。



歩く事数十分で家に着き玄関を開け2人して中に入り黒猫をリビングの前で待たせ俺だけ中に入ると
制服姿の桐乃がソファに腰掛け携帯をいじっている。
一応の礼儀で挨拶するが帰って来る事は無いだろうな。

「ただいま。」
「おかえり、兄貴。」

やっぱないだろうって!!嘘だろ桐乃の奴すぐ返事したし、それもちゃんとこっちを見ながらだぞ。

「なに呆けた顔してんの、キモイんだ・・・け・・・ど・・・。」

桐乃は突然立ち上がり驚いた顔で俺の方をいやその後ろを見ている。

「・・・お邪魔するわ。」

黒猫が入って来たのか。

「な、な、なんで!あんたが兄貴の学校の制服を着ているの!コスプレ!?」
「兄妹で同じことを言うのね、呆れるわ。それにコスプレではなく今日から兄さんと同じ学校に通うからよ。」
「嘘・・・だってあんた何も言ってなかったじゃん!!」
「・・・嘘ではないし、いちいちあなたに言う必要はないわ。私が何処の学校に行くか自分で決める事でしょう。」
「そうだけど何でよりにもよって兄貴と同じ学校にしなくても良いじゃん。」
「・・・っふ、羨ましいと思っているのね。それとも嫉妬かしら。」
「な、ななな、何でそういう事になるのよ!」
「違うのかしら?・・・顔が赤いわよ。」
「違うに決まっているじゃん。顔が赤いのはあんたが変な事いうからムカついているのよ。」

桐乃が言い淀んだり強く否定するとまた黒猫の漫画のネタになりかねぞ。

「・・・っふ、そういう事にしておいてあげるわ。」
「その言い方本当にムカつく、さっさと帰れクソ猫。」

桐乃は仁王立ちで親父譲りの眼光で黒猫を睨むが黒猫の方を見ると軽く受け流している感じだ。

「あたなに言われなくても帰るわ。・・・兄さん、また明日学校で。」
「あー、そこまで送るぞ。」

玄関を出て門前まで来た時に黒猫が振り返って。

「ここで良いわ。」
「そうか、近くまで送るぞ。」
「・・・結構よ。それよりこれから御機嫌取りでしょう。」

桐乃はリビングでふてくしてるからな、何とかしないと平凡な生活を送る事が出来んし厄介事が増えるのは勘弁して欲しい。

「そうだな、精精がんばるさ。」
「ええ、・・・兄さん・・・これから一年間宜しくお願いするわ。」
「あいよ。」

この時の帰り際、微かに微笑んだ黒猫の顔が印象的だった。



と、これが2週間前の出来事だ。

思い返しいるとテーブルに着き黒猫とは向かい合う形で椅子を少し引いて座る。

「相席良いか?」
「・・・先輩、その台詞は座ってから言うのはおかしいわよ。」
「駄目か?」
「・・・別に・・・構わないわ。」

黒猫のお許しがでたので早速ハシを割って食べ始めつつ黒猫の手元を見る。

「今日は弁当なんだな。」
「・・・ええ。」
「それってお袋さんに作ってもらっているのか?」
「・・・違うわ。いつも私が作っているわ。」

マジかよ!驚きだぜ。

「いつもというと毎日だろ作るの大変なんじゃないか?」
「・・・もう慣れたから大変ではないわ・・・」
「大変じゃないって言うけどたいしたもんだぜ、後輩とか関係なしで尊敬するよ。」

この言葉には嘘はない。
つい先日こいつの書くイラストや作品を見たがあの時のパーティーよりもまた上手くなっていたから努力した事が分かる。
俺も頑張って受験勉強するか。
改めて弁当を見ると俺の好物があるじゃないか。

「その卵焼き一つくれないか?好きなんだよ。」
「・・・・」
「駄目か?」
「・・・仕方ないから一つあげるわ。」

やったぜ、早速貰うか。
      • ちょっと待ってくれ、なぜ黒猫がハシで卵焼きをつまんで俺の方に向ける。
「あ~ん」ってしろというですか?恥ずかしいけどここは我慢するがそのハシは黒猫が使った物だろう。
そのーなんだーか、か、間接キスをする事になるんだが黒猫は気にしないのか?

「・・・要らないの?・・・」
「!!いや要るぞ、うん。た・食べるぞ、あ~ん・・・ん!!美味いぞ。味付けもあまり甘くない所が良いし好きだぞこれ。」
「・・・そう、ありがとう。」

うつむいてしまったから顔は見えないが耳が赤くなっている事はツッコミをしても良いのか?
いやいや止めておこうまた変な思考と言われるオチだ。

「なあー俺達、間接キ「うるさいわ、早く食べなさい低脳先輩。」・・・はい。」
「・・・私達はもう子供ではないわ。たかが、か、か、かんかんかん、間接キスぐらい・・・そう、間接キスなんかで動揺しないし気にもしなしいわ。
分かった、先輩。」

お前、十分動揺しているじゃないか。
言葉カミカミだぞって言いたいがここは素直にしたがっておくか、
いつもは無表情の黒猫が今は真っ赤な顔で照れている姿を見れて得したしな。

「分かった分かったもう何も言わないから飯食おうぜ。」
「・・・分かれば良いわ。」

数分後、2人とも食べ終わったので残り時間は桐乃の事を話題にしたら毒舌をする黒猫の話を聞いていたが
どっちもどっちという感じだった。



五時間目開始5分前のチャイムが鳴った。

「チャイムが鳴った事だし教室に戻るか。」
「・・・ええ。そうね。」

椅子から立ち上がりトレーを持ったが正面の黒猫はまだ座っていたが遅れて立ち上がった。

「・・・先輩、放課後・・時間あるかしら?」
「別に大丈夫だが。買い物か何かか?良いぜ付き合うぞ。」
「・・・そうではないわ。実は・・・人生相談があるの。」
「・・・・・」

      • はい?ちょっと待ってくれ、俺の耳がおかしくなったのか?桐乃の次は黒猫が俺に人生相談だと、
マジ!?どんな内容か分からないし断るか?でもなー黒猫にはいろいろ世話になっている事だし一回ぐらいならな。
厄介事じゃなければ良いけどな。

「・・・ごめんなさい、今の話、聞かなかった事にして。」
「!!待った待った、直ぐに返事をしなかったのは悪かった。驚いたからで嫌だとは言ってないぜ。その人生相談引き受けた。」
「・・・それじゃ放課後に先輩の教室に行くわ。」
「分かった、待っている。」
「先輩、・・・ありが・・・とう。」
「・・・・・・・」

今の黒猫は表情そのーなんだー照れくさそうではにかんだ表情は凄く可愛かった
      • じゃなくていつもは無表情で無愛想の奴がこんなに可愛いわけがない。










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