学校図書館司書(司書教諭)

 学部を問わず、教職免許を取得する学生が、所定の科目を受講することで
取得することが可能となる付帯免許です。所定の科目はすべて、教育学部の
特定プログラムから開講されますが、教職免許を取得する見込みがない学生
(2年次に教職に関する科目を1つも受講していないなど)は受講できません。
 また、この免許は先ほどにも述べたように、付帯免許という性格であるため、
たとえ司書教諭任用資格に必要な所定の科目全てを履修したとしても、教職免許を
取得できなかった場合は、この免許も取得することができません。

 また、所定の科目は合計62単位以上を取得しなければ、3年次に受講することが
できません。また、所定の科目を受講しても、受講から免許状授与までの手続きに
約半年を要しますので、卒業と同時に免許を取得したい場合は、全ての科目を
3年次に受講する必要があります。つまり、3年次に受講することができず、4年次に
受講した科目がある場合は、卒業の1年後に授与されることとなります。

所定の科目

学校経営と学校図書館(5セメスター 不定期土曜開講の集中講義)
情報メディアの活用(5セメスター 夏休み開講の集中講義)
学校図書館メディアの構成(6セメスター 冬休み開講の集中講義)
学習指導と学校図書館(6セメスター 冬休み開講の集中講義)
読書と豊かな人間性(6セメスター 水曜日5コマ)

※以上の科目はすべて必修となっています。

 上記のように、3年次に全ての科目を受講できない場合は、卒業の1年後に
授与されることとなります。しかし、これを避ける措置として、広島大学で学外向けに
開講されている集中講座や、放送大学で開講される集中講座を4年次の夏に履修することで、
卒業と同時に資格を得ることができます。

※放送大学で開講されている講習は毎夏5科目全てが開講されていますが、広島大学で開講されている
 講習は、2・3教科を隔年で開講しているので、開講される科目を事前に確認してください。

 ただし、この方法では広島大学が開講しているとは言え、学外向けの講習を受講する
ということになりますので、別途講習料が必要となります。

※この方法については、広島大学学校図書館司書教諭講習
 ・放送大学司書教諭講習をご覧ください。


最終更新:2010年03月17日 01:57