社会調査士

 この資格は、特定プログラムに指定されている科目を履修することで、卒業時に得られる
資格です。社会調査とは、社会で起こっている目に見える現象を、アンケートなどを
通して得られたデータを分析することで、その実態を調査するものです。社会調査士資格は、
社会調査協会によって認定され、この資格を得るためには


をそれぞれ履修する必要があります。

 この資格を取得する過程に設定されている目標は、「社会に対する幅広い学識の
上に、自ら調査課題を設定し、社会調査の技法を用いて調査を行い、データを収集、
分析し、自らの調査課題の解決をはかることができる。」とされています。
このことから、この資格を取得することは、各自の卒業論文をより説得力のある
ものに仕上げる手助けをするだけでなく、就職活動の際の自己アピールの一つと
することができると言えるでしょう。

 この特定プログラムを受講する際の既習得要件は定められていませんが、必修と
されている演習科目の中には、受講人数制限がかけられている科目があるため、
取得希望者が多い場合は、社会科学系統を専攻としている学生を優先とすることが
あります。なお、地理学の学生にとっては、受講制限とされる演習科目が、地理学
の卒業要件科目ともなっているため、希望者は確実に受講することができます。

※特定プログラムを申請することは、就職活動の際に「取得見込み」と履歴書に
記入できるということであり、卒業時に卒業証書とセットで授与されるという
ことです。つまり、特定プログラムで認可されなかったとしても、所定の科目を
履修することが可能ですし、所定の科目を全て履修すれば、各自が認定機構に
申請することで、この資格を取得することが可能です。
(ただし、申請できる期間は毎年3月20日~4月10日のみです)
詳しくは・・・こちら


最終更新:2010年04月08日 01:56