渡されたパックの中に欲しい色のカードがあれば、選んで入手することはできます。でも、パックの中のカードの色が偏っていたり、全然入っていなかったりするリスクも考慮するべきですね。

最終的に、45枚のカードのほとんどは選んだ色のものになるでしょう。しかし、こんな行為はドラフトでプレイするデッキに対して悪い影響を与えます。ドラフトの試合であなたに勝ちをもたらすカードを、構築デッキのためのカードと引き換えに諦めることにもなります。

「貧乏人ほど欲張りだ」とは良く言ったもので、巧者がブースター獲得のためにドラフトへ参加するのと違って、初心者は自分が欲しいカードを手に入れるためにドラフトに参加し、ドラフトに勝つ最良のカードをふいにしてしまいがちです。これが「レア・ドラフト」と良く呼ばれているのは、初心者が自分のカード資産のために、コモン・カードよりレア・カードを好んでピックしてしまうからです。

レア・ドラフトをしているのを誰かに見られたとしたら、これは怒られてしまうような行為です。なぜなら、そのプレイヤーの左側(通常)と右側(2番目のブースターの時)の両プレイヤーは、より多くの強力なカードが手渡されるからです。それは、その2人のプレイヤーの勝つチャンスを増やすと同時に、その他のプレイヤーのチャンスを減らしてしまうことに繋がります。

なので、あなたがドラフトに参加したいかどうかはともかく、初心者のうちは厳しい選択を迫られます。あなたにとって最終的に色の合わなかった大量のカードも、2色デッキをドラフトしているプレイヤーにとって貴重なカードです。

参加費$14以上のレアをピックすれば、あなたにとっては良いドラフトかもしれません。ですが、その行為はドラフトの結果を歪め、他のプレイヤーに軽蔑されるものであるということは、知っておいてください。

関連項目


関連リンク


コメント

名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2006年08月10日 01:54