序 Prologue (3p)
静けき夜、巷は眠る。~確か、タイトルは影法師 。(3p1~3行目)
ゲームのオープニングで和訳が流れていた(同4行目)
- ハインリヒ・ハイネ(1797~1856)の詩「影法師 ドッペルゲンガー」の出だし。
- 和訳が流れていたゲームのタイトルは『ペルソナ2 罪(1999年/アトラス)』。PSPリメイクされた方ではなくプレステ版OP。
- このゲームの黒幕はニャルラトホテプである。
十五年間生きてきた思い出が領空侵犯~目くるめく走馬灯が訪れる事はなかった。(7P2~3行目)
- PSゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』より、レイライン観測施設でのトカとアシュレーの会話。
- 「…お、思い出が領空侵犯してきよる…」「そりゃ、めくるめく走馬灯だッ! やばいぞッ!」
クオリティの低い美少女フィギュアを邪神像と揶揄する向きがある(7P13~14行目)
- PS2ゲーム『ゼノサーガ2 善悪の彼岸』初回版に付いてきたKOS-MOSのフィギュアが「邪神像」と呼ばれるほどクオリティが低かったことから。
- 詳しく知りたい方は「邪神モッコス」とかでググってみよう。
「《智慧の水源 》です! ~」(10p16行目)
- 一般的には、北欧神話で登場する泉。
……が、今作のコンセプトから言えば、PS2ゲーム『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』で登場するダンジョン「ミーミルズウェル」を指す。 - この検索システムの元ネタは『仮面ライダーW』の「地球(ほし)の本棚」。
《馳せる出歯 》(11p7行目)
「~鋭い前歯で首を刎ねる獰猛な魔物です!」(同8行目)
- 世界樹ユグドラシルの天辺にとまった巨鳥フレスベルクと、根っこを齧る大蛇ニーズヘッグとの間を行き来し、
お互いの悪口を吹聴する性悪リス、それがラタトスク。 - フェル子が言うような、某究極生命体(アルティミット・シイング)が右手から造り出したかの如くヴォーパルな「まえば」持ったリスなんぞ、
『FFⅤ』のジャコールの洞窟かGBA版のエクストラダンジョンぐらいにしかいない。- ちなみに、騎士団を壊滅させるのは映画『モンティパイソン・アンド・ホーリーグレイル』の殺人ウサギ。『ウィザードリィ』のヴォーパルバニーの元ネタ。
ゾクゾクするねぇ。(14p4行目)
- 『仮面ライダーW』の主人公の一人であるフィリップの口癖。
はじめての、がったい。(17p)
- 『創聖のアクエリオン』8話サブタイトル「はじめてのがったい」。
晴れのち戦乙女、ところによりオムライス A New Heroine, A New Legend (18p)
- 英題は『仮面ライダークウガ』のキャッチコピー「A New Hero. A New Legend.」より。
バスケットボールみたいにドリブルしたい。(19p6行目)
- 『ゆるゆり』アニメ第2話より、古谷向日葵(の巨乳)に対する嫉妬と羨望と劣等感が頂点に達した大室櫻子(貧乳)の八つ当たり。
主人公・赤座あかり命名「おっぱいドリブル」。- 「ぼいーん! ぼいーん! ぼいーん!」
笑うという行為は ~ とかうんたら。 (22p10行目)
- 山口貴由『シグルイ』4巻より。
- でかした!
どこか廃部になった一室で自堕落するだけの娯楽部 (24p6行目)
- なもり『ゆるゆり』より、使われていない茶道室に勝手に居着いた自称「ごらく部」のこと。
人知れず学校の平和を守る部活 (24p7行目)
- 『仮面ライダーフォーゼ』より、ゾディアーツから学園の平和を守ることを目的とした非公認の部活動「仮面ライダー部」のこと。
「寝取りたい、その笑顔」 (26p5行目)
- ニコニコ動画におけるアニメ配信が発祥ではないかと言われているフレーズ、「守りたい、この笑顔」。
- 同時刊行のニャル子11巻でも使われているネタ。
《抱擁するもの 》(35p14行目)
- 北欧神話に登場するドワーフもしくは人間。「ファーブニル」「ファフニール」とも呼ばれる。歌劇「ニーベルングの指環」ではファフナーという巨人として描かれる。
- 強欲から神々から贈られた黄金とそれを生み出す指輪を奪い、それを守るために竜の姿となった。
- このファーヴニルを殺したのがグラムを携えたシグルド(ジークフリート)である。
「《戒める枷 》!」(38p13行目)
- 北欧神話にて、災いをもたらすと予言された狼を捕縛する為に神々が用意した「革の戒め」を意味する鉄鎖。
縛った端からあっさり引きちぎられた。
《屠竜赫怒 》(39p4行目)
- 北欧神話に登場する剣。古ノルド語で「怒り」を意味する。魔剣と呼ばれるバルムンクやノートゥングのモデルになったと言われている。
- シグムント(シグルドの父)の妹の結婚式に現れたオーディンが巨木に突き刺し、引き抜くことができたシグムントに与えられた。が、ある戦いでオーディンの投げた槍(グングニル)に砕かれた。
- 前述のように、シグムントの息子シグルドが折れたグラムを修復しファーヴニルを殺害した。
「《歯ぎしりするもの 》?」(40p10行目)
「《臼歯 》……」(同13行目)
- 北欧神話において、雷神トールの乗る戦車(チャリオット)を牽く二頭の山羊。非常食にもなる。
「ラストワン」~やはり最後をおどろおどろしい声音で言ったのがまずかったか。(p40-41)
- 『仮面ライダーフォーゼ』より、人を怪人に変身させる「ゾディアーツスイッチ」の作動音。
- 使用回数が最後の一回になると禍々しい形状に変化し、おどろおどろしい声音で「ラストワン」と言う。
マシンがよくてもパイロットが性能を引き出せなければ云々という理屈だろうか(42p13~14行目)
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』より、キンケドゥ・ナウが量産型F91部隊を相手に無双しながら発したセリフ。
- キンケドゥの正体を考えると非常に深いセリフである。
ハムッ、ハフハフ、ハフッ! (60p5行目)
- 有名なコピペ。
「この国はクルンテープマハーナコーン~プラシットって言います。」(p66)
- 恐ろしいことに、タイの首都バンコクの正式名称である。
- ちなみに、「アル・ワティク~って王様」はマレーシア国王の名前、「タウマタ~」はニュージーランドにある世界一長い地名、
「チャーゴグ~」はアメリカ・マサチューセッツ州にあるチャウバナガンガマウグ湖(ウェブスター湖)のニプマク族による呼称で世界一長い湖の名前、
「ランヴァイル~」はイギリスにある世界一長い駅名。
- ちなみに、「アル・ワティク~って王様」はマレーシア国王の名前、「タウマタ~」はニュージーランドにある世界一長い地名、
ケチャップで『チャーハン』と文字を書く (p76)
- インターネットに出回ってるおもしろ画像の一つ。元々は某武装錬金ファンサイトの作者の自作料理の写真から。
手を伸ばせば、そこに Come on a-Walkyrie, shake hands! (77p)
- 英題は『仮面ライダーウィザード』のウィザーソードガン使用音声より。
- 「キャモナ・シューティング・シェイクハンズ!」
つまりそれは―――昨日の再現。(88p1行目)
- 『仮面ライダーW』第33・34話に登場した、「『昨日』の記憶」を内包したイエスタデイメモリ。
- その能力は「指定した相手の取った行動を、ジャスト二十四時間後に寸分違わず再現させる」というもの。
思わず若さがプラズマしすぎた。(93p15行目)
- 『太陽戦隊サンバルカン』1stエンディングテーマ「若さはプラズマ」。
ごわん。
ファーヴニルの頭に落下して、そのまま地面に転がる巨大鍋。(96p4・5行目)
- 『8時だョ!全員集合』等の、ドリフのコントにありがちだった光景。ただし落ちていたのは鍋ではなく金ダライ。
- 余談ではあるが、テクモ(現:コーエーテクノゲームズ)のトラップアクションゲーム『影牢』シリーズにおいて、
天井設置型お笑い系トラップとして「タライ(オオタライ)」が開発可能。
瞬間、その開いた口から毒々しい紫色をした奔流が放出される。
光線なのか高圧ガス噴射なのかよく分からないそれ(97p8~10行目)
- つまり「毒怪鳥」ゲリョスの毒液が「鎧竜」グラビモスの熱線(通称:グラビーム)並みの勢いで吐かれるようなもの、だろうか。
「基底状態と励起状態があるんです。」(110p14・15行目)
- 基底状態は、量子力学において物質量の最低のエネルギーの状態。励起状態は基底状態の物質が光などによってエネルギーを持った状態。
- 作者が大好きな『ワイルドアームズ』ネタで言えば、『the 4th Detonater』でのナノマシン群「ARM」の形態。
- 「起きている姿」にする為にキーワードが必要なあたり、久保帯人『BLEACH』における斬魄刀の封印状態と始解状態をも想起させる。
「はい僕ら通りまーす。今、僕らがここを通ってまーす」(117p16行目)
- 「地獄のミサワの女に惚れさす名言集」より、「通りま~す」。
ラムレーズン味のアイスクリームとバウムクーヘンをお供えすると、ハンドスピーカーを頭に乗せた女性がお望みの噂を広めてくれる(120p4行目)
- 暮井珠緒の中の人が元ネタ。
- ラムレーズン味のアイスクリームは『ゆるゆり』歳納京子の好物で、いわゆる中の人繋がり。バウムクーヘンは中の人本人のことで、ハンドスピーカーは暮井珠緒のこと。
- 都市伝説にまでなっているらしい。
大神家の一族 Libido, Maximum Drive (124p)
- 横溝正史『犬神家の一族』より。
- 英題は『仮面ライダーW』より、ガイアメモリを最大限に増幅させるシステム「マキシマムドライブ」
りっきーが言葉にした時って~(128p)
- JOJOのプロシュートの兄貴っぽい。
うそです(130p)
- (ヨ(*´∀`)E)
フェルスズには野菜が足りない(p136 11行目)
- ぼくたちには野菜が足りない(淺沼広太著 SD文庫)からかも知れない。あれも空から女の子が落ちてくるネタがあった。
リキニウム(136p 13行目)
- 這いよれニャル子さんに出てくる謎の元素《ムスコニウム》と同様の物であろう。おそらく精製方法も似ている
- ちなみにドラゴンボールの世界にリキニウムという燃料がある
バル・ベルデ共和国(143p)
- コマンドーとかプレデターとかダイハードとかシンフォギアとかに登場する、とても有名な架空の国。
- たいてい政情が不安定でテロリストが多い。
- 『戦姫絶唱シンフォギア』の場合は原作者の金子氏が映画好きの為、映画パロディだと思われる。
ラ・バルバ・デ(143p)
- 『仮面ライダークウガ』に登場するグロンギ怪人。認定呼称:未確認生命体B群1号、通称「バラのタトゥの女」。
「番号は上から3821ねー」巨大なバイクでも呼び出せそうな数列だ。(152p)
- 「3821」は、『仮面ライダーファイズ』に登場するホバーバイク「ジェットスライガー」を呼び出す番号。
「リキはいったい何なんですか!」
「通りすがった高校生で、今はあなたの食事担当です。覚えておいてくださいね」(162p5・6行目)
- 『仮面ライダーディケイド』より、敵怪人とディケイド=門矢士との、定番のやりとり。
- 「貴様…一体何者だ!?」「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
「それはぜったいに、ぜったいですよ!」 (164p1行目)
- ニャル子シリーズでも既出ネタだが、ゲーム『ワイルドアームズ』よりセシリアの口癖。
- コミック版『戦姫絶唱シンフォギア』でもセルフパロディとして出てくる。
- 『戦姫絶唱シンフォギアG』でも暁切歌が言った台詞であり、セルフパロディ。
「半分こしましょうね」(168p5行目)
正中線から二分割できるのだ。(同12行目)
- 『仮面ライダーW』より。
- 主役ライダーであるダブルの、初期の9形態中「切り札の左半身」ジョーカーサイドを基調としている3種のハーフチェンジ形態は、
すべてマキシマムドライブ発動時に正中線(正式名称:セントラルパーテーション)から二分割される。 - ヒロインの鳴海亜樹子が、そんなダブルを見て曰く「半分こ怪人」。
これは古事記にもそう書いてある由緒正しい日本の習慣(168p6・7行目)
- 『ニンジャスレイヤー』にしばしば登場する言い回し。
- たいていどこか間違っている。サツバツ!
「~《深き白の炯眼 》~」(171p8行目)
- PSゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』に登場する空中要塞「ヘイムダル・ガッツォー」。
- 『ワイルドアームズ アドヴァンスドサード』にも隠しボスとして登場。
- 北欧神話かと思いきや「検索しても引っかかるのはゲームの攻略サイトばかり」。
- 「ヘイムダル」は北欧神話の光の神の事なので全く繋がりがないわけではない。ガッツォーは気にするな。
確か、フランスのローランサンという人が~(173p16行目)
死んだ女より哀れなのは、忘れ去られた女。(同17行目)
- マリー・ローランサン(1883~1956)の詩「鎮静剤」の一節。
- 上述の「ドッペルゲンガー」に同じく、こちらも『ペルソナ2 罪』作中、とある重要人物によって引用されている。
- もう一度言う。このゲームで世界の理を弄び、上記重要人物のいまわの際の言葉すらも皮肉り嘲笑した黒幕はニャルラトホテプである。
主役を食いそうなくらいヒーロー然とした青い怪人(178p10行目)
- 『仮面ライダーW』より、
尻彦さん園咲霧彦が変身するナスカ・ドーパント。
戦乙女×戦乙馬 Horsefaced Walkyrie Rossweisse, in a flash (188p)
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』を始めとした「MOVIE大戦」シリーズより。
- 前後2シリーズの仮面ライダーが共演するクロスオーバー作品となる。
- 英題は『仮面ライダー555』の開始前(アバレンジャー終了後)に流れるジャンクションのナレーションより。
- 「カメンライダーファイズ、イナフラッシュ!」
- ホースオルフェノクと馬繋がり。
その内、フレキシブルに変化しそうだ。 (190p11行目)
- ライトノベルにおけるネタ元は、初期の鎌池和馬スレッド。
- 『とある魔術の禁書目録』シリーズでの「幻想殺し(イマジンブレイカー)」の効果など、設定がフレキシブルに変化する事を指す。
宇宙で戦う事が売りだったはずなのに、予算の都合で地上戦の方が多くなるようなものか。 (190p12行目)
- 『仮面ライダーフォーゼ』。序盤以降はほとんど地上戦である。
神威 レーダーとか言って髪の毛を一筋逆立てられるよりはマシだが。 (191p5行目)
- ニャル子の「邪神レーダー」のこと。
「……猫の足音の神威 です」(191p12行目)
- 直後の理樹の台詞で一回、地の文で二回の計三回。執拗なまでにダメを出されているが、実は…というのがよくあるパターン。
女子バレークラブみたいな名前 (201p13行目)
- 女子バレーボールクラブチーム「岡山シーガルズ」。
「馳せろ 」(208p3行目)
- ルビの「エワズ」は馬を意味するルーン文字。アルファベットの「e」に当たる。
「我が名はロスヴァイセ。」(213p11行目)
- リヒャルト・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第二作目「ワルキューレ」に登場する、九人の戦乙女のひとり。
- その名を訳するなら「白き馬」……全くそのまんまである。本作においては特に顔が。
「い、今さっきの、どう見ても不意討ちだったじゃないですか!」
「……それで倒れるのならばその程度の相手だったという事だ」(214p3・4行目)
- 『ニンジャスレイヤー』より、ニンジャ同士のイクサにおいて例外的に一度だけ認められている「アンブッシュ(不意討ち攻撃)」。
- 本来、オジギとアイサツを済ませる前に攻撃を仕掛けるのはスゴイ・シツレイなのである。古事記にもそう記されている。
エアインチョコが入ったモナカ菓子(232p16・17行目)
- 森永ぬ~ぼ~。1988年発売。なぜ知っているんだ理樹。
《激情帯 》(233p14行目)
- 雷神トールの腹帯・メギンギョルズ。装備した者の神力を二倍にすると言う。
- RPG『女神異聞録ペルソナ』にて、成長させ切ったペルソナ「HIEROPHANT トール」を帰還させると入手出来る。
…胴装備が帯一本だけ、ってのも絵面を想像するとスゴイものがあるが。 - +『MOVIE大戦2010』にて、「世界の破壊者」であることを受け容れた門矢士が変身した「仮面ライダーディケイド激情態」。
「激情態」という呼び名の初出は『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』。- こちらも、馬頭の騎士つながりなホースオルフェノクが『パラダイス・ロスト』等で見せた「激情態」に由来するものと思われる。
いきなりクライマックスっぽかった。(233p16行目)
- 大冒険活劇アクションゲーム『エドワードランディ(1990年/データイースト)』第1ステージタイトル「いきなりクライマックス?」から。
- 俺は最初からクライマックスだ。
ふたりでひとり That's so Extreme!! (234p)
- 『仮面ライダーW』のキャッチコピー「俺たちは/僕たちは、二人で一人の仮面ライダーさ」より
- 英題は同じく『仮面ライダーW』の挿入歌「Extreme Dream」の歌詞より。
「私のヤールングレイプルなどは、あくまで補助に過ぎん」(237p11・12行目)
- 北欧神話においても実際、補助的位置づけである。フェル子が言うところの「もう一つ」=「粉砕するもの」鉄槌ミョルニル
の柄の部分が、製作過程で起きたトラブルによって寸詰まりになってしまった(実は誰かさんが邪魔したせい)
為に、それを握り損じぬようはめるのが「鉄でできた掴むためのもの」ヤールングレイプルなのだという。
『燃えるゴミは月・水・金』 (240p7-8行目)
- 『ジョジョの奇妙な冒険』第5部より、チョコラータが叩き込まれたゴミ収集車の記載。
「ヴァルキリーは助け合いでしょ。」(243p1行目)
- 「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」で、仮面ライダーオーズが銀幕に初登場した時のセリフ「ライダーは助け合いでしょ」。
- それまでの「ライダーは殺し合い」という悪しき流れを、一言で吹き飛ばしてくれた名言である。
- 続くフェル子の「リキの言う通りです」も、
ルナ・ドーパントの「仰る通りだわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」から。
こう、得体の知れない存在が『力が欲しいか』とか語りかけてくれないだろうか。(244p7行目)
- 皆川亮二(原案協力:七月鏡一)『ARMS』より。
- “力”が欲しいか!? “力”が欲しければ… くれてやる!!
「抑えきれない性衝動 を発散 させてくれという事では……」(248p6行目)
- PS2ゲーム『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター』より、ジェレミィの異能「抑えられない砲火衝動(イナーシャルキャンセラー)」。
- アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』でも「用語・設定解説」にてセルフパロとして使用されている。
「今だ、毒の息を使え! 目だ!」(250p8行目)
- 特撮番組『ミラーマン(1971年/円谷プロ)』OP主題歌「ミラーマンの歌」から。
- 「今だ、キックを使え! 目だ!」 ミラーナイフが宙を切る~♪
- ……次にお前は「おいキックはどうした」と言う。
- 「今だ、キックを使え! 目だ!」 ミラーナイフが宙を切る~♪
「ずるくないか!? あいつ今、予備動作なしで雷落としたぞ!?」(250p17行目)
- 『モンスターハンター』シリーズに登場する古龍種モンスター、「幻獣」キリンにありがちな事(特に怒り状態時)。
- …となれば、この後252pで繰り出した「振りかぶったモーションからの腕伸ばし」も、
キリンとは雷属性つながりな異形の竜「白影」フルフル、或いはその近縁種「電怪竜」ギギネブラ亜種の首伸ばしからかも知れない。
“わたし達は……『戦える』……” (270p6行目)
- ゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』より、ナイトブレイザー初変身時の台詞。
- ナイトブレイザーはニャル子フルフォースフォームの元ネタでもあるが、こちらは『剣の英雄』寄り?
「あ……? あ……?」 (271p12行目)
- コミックボンボン版餓狼伝説より。
「ここで全身が爆発したら被害が人間界に及ぶぞ!」
「ええ。だから――上空 でやります」(275p14・15行目)
- 『仮面ライダーフォーゼ』第2話「宇・宙・上・等」より、フォーゼ=如月弦太朗に対する歌星賢吾からの指示。
- 賢吾「ゾディアーツにこの間以上のエネルギーが溜まっている。地上(ここ)で爆発させたら被害がスタジアムに及ぶぞ!」
弦太朗「じゃあ、どうすんだ!?」
賢吾「宇宙(そら)でやれ」
- 賢吾「ゾディアーツにこの間以上のエネルギーが溜まっている。地上(ここ)で爆発させたら被害がスタジアムに及ぶぞ!」
“神威絶招 ッ!” (281p5行目)
- 「レギンレイヴ」は、古エッダで登場するヴァルキリーの名。
- 「絶招」は、中国拳法における「奥義」や「切り札」の意。絶唱チガウ。
“グラム――――ザンバァァァァァァァァァァッ!”(281p)
- ゲーム『ワイルドアームズ』シリーズで登場する魔槍「グラムザンバー」。
- グラムの描写は『ワイルドアームズ クロスファイア』の大剣「イスケンデルベイ」に近い?
「フェル子さん、あなたはどこへ落ちたいですか」(285p)
- 言うまでもなく「サイボーグ009・地下帝国ヨミ編」のラストシーン。
終 Epilogue (291p)
「いやあ、ラタトスクは強敵でしたね」(291P6行目)
- ニンテンドーDSゲーム『スーパーロボット大戦K』より、オリジナル主人公であるミスト・レックスの台詞。
- 「いやあ…オーバーデビルは強敵でしたね」
- ところで件のラタトスク、第二章で倒されたファーヴニル共々RPG『ペルソナ2 罪』およびその続編『罰』に登場しているが、
大アルカナ「HERMIT(従来の種族カテゴリでは魔獣に相当)」に分類される中では最弱のレベル4である。
ついでに言っとくとSTRENGTH(邪龍)ファヴニールのレベルは、その約13倍。
繋いだ手は、離さない。(296P)
- PSゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』のDISC1オープニングテーマ『どんなときでも、ひとりじゃない』の歌詞より。
あとがき (298p)
とある2つのシリーズ物(298P14行目~)
- 『仮面ライダーW』及び『WILD ARMS』シリーズより。
万太は万太にしかなれません。
これが万太なんです。(299p10・11行目)
- 『仮面ライダーカブト』第22話より、仮面ライダーガタック=加賀美新の名言。
- 「俺は、俺にしかなれない…でも、これが俺なんだ。」
「へいき、へっちゃら!」(300P15行目)
- ニャル子シリーズでも既出ネタだが、PSゲーム『ワイルドアームズ セカンドイグニッション』のキャラクター、リルカの口癖。
- アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』の3話でもセルフパロとして使用されている。
また、後発だが『戦姫絶唱シンフォギアG』の劇中歌『正義を信じて、握り締めて』の歌詞にも含まれている。
- アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』の3話でもセルフパロとして使用されている。
- 金子彰史氏は『ワイルドアームズ』シリーズや『戦姫絶唱シンフォギア』を手掛けている。
- 尚、本作についてはウィッチクラフトのスタッフブログ(2013/4/17)でも触れられている。