3. エンジテミル
- 米澤穂信の小説「インシテミル」より。
- 同作の映画版「インシテミル 7日間のデスゲーム」は2010年10月16日公開。ちなみに、主題歌はMay'nの「シンジテミル」
- 余談だが、本作(第6巻)は2010年12月15日刊行であるので、タイミング的(ry ……あとは、察シテミル?
- 同作の映画版「インシテミル 7日間のデスゲーム」は2010年10月16日公開。ちなみに、主題歌はMay'nの「シンジテミル」
「……マイダーリン」~「……何を言ってるの」(127p10~12行目)
- あずまきよひこの漫画「あずまんが大王」変態古文教師・木村先生と、彼の妻の写真を拾った滝野智の会話より。
「いい?喋っていいのは~嘘を言ったと分かったらまた燃やす」(128p12~14行目)
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部の敵スタンド使い、マリオ・ズッケェロの台詞から。
「受け取ってもらう、少年とわたしのマリアージュ。」(129p7行目)
- 稲垣吾郎主演『仮面ライダーG』より、Gが必殺技「スワリング・ライダーキック」を繰り出す際の前口上。
- 「受け取って貰おう…僕の、悪と正義のマリアージュ」
「答えなさい~質問はすでに拷問に変わっているんですよ」(131p6行目)
- 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部ブチャラティのセリフ。
「五十人くらいに分身して集団でボコりますよ」(132p7行目)
- 「仮面ライダーOOO」の主人公ライダーオーズのコンボのひとつ・ガタキリバコンボの能力、分身体ブレンチシェイド。最大50体まで生み出せる。
- ライダー×50の人海戦術により凄まじく強力だが、番組予算も大量に喰ってしまうもろ刃の剣。
「手始めに五人くらいに分身しますね」(132p11行目)
- 「仮面ライダーディケイド」で、ディケイド(ディエンド)が使うカード「ATTACK-RIDE:ILLUSION」。ただし分身の数は不定(最多で6人)。
- 本体含めてジャスト五人でなら「仮面ライダー龍騎」で主に仮面ライダーナイトが「トリックベント」のカードで発動させる分身技「シャドーイリュージョン」がある。
- 更に『仮面ライダーW』にて、ダブルのハーフチェンジ形態・ルナジョーカーのマキシマムドライブ「ジョーカーストレンジ」発動時に、幻想の右半身・ルナサイドが分身するのも五体。
- 「魁!!男塾」の卍丸は……多分関係ない。
たった一つの冴えたやり方(133p4行目)
- SF作家ジェイムズ・ティプトリーJrの短編のタイトル。
- 大本は上記だろうが、5巻でのネタと合わせて考えると、杉井光の「神様のメモ帳」(電撃文庫)に絡めたネタかもしれない。
千の偽りも万の嘘もない~(135p1行目)
- 「仮面ライダー電王」に登場するイマジンの一人・ウラタロスの名言「千の偽り、万の嘘。」
賽は地上高く投げられた。(135p11行目)
- アニメ「RAVE」のOP、「Butterfly kiss」(歌:米倉千尋)の歌詞。
「やめてくれませんか~理屈をつけるのは!」(136p11行目)
- 「仮面ライダーディケイド」の登場人物・海東大樹の台詞「やめてくれないか?そういう、それっぽいことを言うのは」
「ふざけるんじゃありませんよ!~独占なんてされてたまりますか!」(137p1・2行目)
- 『機動戦士クロスボーン・ガンダム』より。
- かつての恩師・カラスとの戦闘中、押し問答の末とうとうブチ切れた主人公トビア・アロナクスの台詞。
- 「ふ ざ……けるなあああっ! ふざけんじゃねえぞおっ! そんなわけのわからねえごたくで、これ以上人殺しなんかされて た・ま・る・かーっ!!」
真尋さんは誰とキスをするんですか!私、それとも私ですか!(137p5行目)
- マクロスFの楽曲「トライアングラー(fight on stage)」より。どっちも「私」なので通常版ではない。
- 歌詞が両方とも私になっているのはヒロイン2人のデュエット形式になっているため。
- 通常の「トライアングラー」だと「私、それともあの子」となる。
セブンセンシズ(138p13行目)
- 「聖闘士星矢」に登場する第六感を超えた第七感のこと。目覚めた者は小宇宙を最大限まで増幅することができる
「ま、まさか、いくらなんでもそんな超展開が」(138p14行目)
- 超展開とは、展開がぶっ飛びすぎて、読者(視聴者)に理解できない展開のことをいう・・・念のため
- ニャル子のやってきたことも、カードを使ってエネルギーを生み出したり、その結果世界が滅ぶような遊戯王シリーズと比べたら超展開でもなんでもない
本気出して戦うのなら負ける気はしないはずですよ(139p17行目)
- 「仮面ライダーOOO」のOPテーマ「Anything Goes!」の歌詞の一部。
- 「Life goes on! 本気出して戦うのなら 負ける気しないはず!」
「……クロスファイア~一兆度」「……姉さんの~マイナス一兆度」(140p10~12行目)
- 「ワイルドアームズ」シリーズに登場する隠しボス「ラギュ・オ・ラギュラ」
- シリーズを通しての隠しボスであるが、その内「ザフィフスヴァンガード」に登場した際に、「1000000000000℃」という技と「マイナス一兆度」という技を使用している。
- ピンと来た人もいるだろうがこの「ラギュ・オ・ラギュラ」は「ウルトラマン」最終回に登場した「宇宙恐竜ゼットン」を元にしている。そのため姿が非常に良く似ている。というか、円谷プロ公認。
- 「1000000000000℃」もゼットンの設定にある「一兆度の火球」のパロディ。本家の火球はビルのガラスを割る位しかしてないが…
- 「マイナス一兆度」->「物理法則無視すんな」のツッコミを考慮すれば、トップを狙え2第三話『トップレスなんか大嫌い』も混ざってるのかも。
- バスターマシン・キャトフヴァンディスの必殺技「バスタースマッシュ」を放った時のセリフ、「出たぞ、理論値マイナス1兆2000万度と言われる冷凍光線!」「そんな熱量は物理的に存在しない。何が起きるんだ?」
クトゥグアチョップはパンチ力~クトゥグアカッターは岩を砕く(140p14、15行目)
- 「デビルマンのうた」より。
- 「デビルチョップはパンチ力 デビルキックは破壊力 デビルアイなら透視力 デビルカッターは岩砕く」
「……姉さんは~全方位に死角がない」「すぐ切れ味落ちそうだな」(140p17~141p3行目)
- クー音の武器は全て「モンスターハンターポータブル2ndG」に登場する、モンスター・アカムトルムの武器の強化版。
- それぞれ、大剣「覇王剣クーネエムカム」・狩猟笛「覇重笛クーネハウカム」・双剣「覇鋭爪クーネアムカム」・太刀「覇剛刀クーネタンカム」・ガンランス「覇砲槍クーネアペカム」・弓「覇滅弓クーネレラカム」
- ちなみにアカムトルムの近接武器は威力自体は高いのだが切れ味が低いという特徴がある。
- なおアカムトルムとは火山で戦うことになるが、アカムトルム自身およびその武器自体には炎の属性はない。
『紅蓮朱雀』、『鳳凰天昇』、『紺碧の猛禽』(141p4行目)
- SNKの格闘ゲーム「月華の剣士」シリーズのキャラクター、嘉神慎之介の超奥義及び潜在奥義。
『惑星保護機構の赤い悪魔』(141p5行目)
- 「魔法少女リリカルなのは」シリーズの主人公・高町なのはの異名、「管理局の白い悪魔」
- 元々は「機動戦士ガンダム」の主人公、アムロ=レイの駆るガンダムが、ジオン軍から「連邦の白い悪魔」と呼ばれてたことに由来。
- 余談だが、アムロが白い悪魔と呼ばれるようになったのは近年のゲーム(最初にそう呼んだのは「ギレンの野望」?)からで、アニメでは単に「白いヤツ」などと呼ばれていた。
- ↑「機動戦士ガンダム ギレンの野望」('98年・セガサターン)で、アナベル・ガトーがアムロ・レイをこう呼んだのが初出。
- 余談だが、アムロが白い悪魔と呼ばれるようになったのは近年のゲーム(最初にそう呼んだのは「ギレンの野望」?)からで、アニメでは単に「白いヤツ」などと呼ばれていた。
『ヒートの女』(141p5行目)
- 劇場版「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」に登場した死者蘇生兵士「NEVER」の一人、羽原レイカ。T2ヒートメモリを所持しており、ヒートの女と呼ばれていた。
『朱より紅し(シンクレッダー)』(141p5行目)
- 「シンクレッダー」は特撮番組「特捜エクシードラフト」に番組後半から登場する、チームリーダー「ドラフトレッダー」の強化バージョンの名前。
- 「朱より紅し」はアニメ化もされた漫画「藍より青し」からか。
『ぼくらの火の七日間戦争』(141p7行目)
- 宗田理著の小説及びそれを元にした映画「ぼくらの七日間戦争」
- +「風の谷のナウシカ」本編以前に、人類が起こしたとされる最終戦争「火の七日間」
「こんな酷な事はないでしょう!」(141p14行目)
- 「Kanon」天野美汐の「そんな酷なことはないでしょう」か。
神の腕を持つと言われる贋作師(144p2行目)
- 「ゼロ THE MAN OF THE CREATION」の主人公・ゼロ。
雨の一粒だって~走ってますから(144p11~13行目)
- 「仮面ライダーカブト」の挿入歌「LORD OF THE SPEED」の歌詞。
- 「雨の一粒 愛する人へ 落とさないと誓うなら 雲の彼方へ飛べるだろう」
- 「この空の下で最強なのは That's my pride 自分のみ いつだって真っ直ぐに 走れ Lord of the Speed」
まるで透明に~感じてしまいます……(145p3・4行目)
- 「仮面ライダー響鬼」のEDテーマ「少年よ」の歌詞。
- 「まるで透明になったみたい ぜんぶ自分をすり抜けていく そんなふうに感じてたのかい?」
『ニャル何とかさん』(145p7行目)
- 「とある魔術の禁書目録(インデックス)」のメインヒロイン、インデックスが出番の少なさによってネットなどで「インなんとかさん」などと呼ばれることから。
- なお「とある魔術の禁書目録」では、ニャル子さんの中の人は風斬氷華(インデックスの親友だがその正体はAIM拡散力場が実体化した存在)役で出演。またリアルでも、ニャル子さんの中の人とインデックスの中の人は親友だったりする。
- 直接的に関係のある話ではないが、真尋の中の人とインデックスの中の人は「化物語」「偽物語」で姉妹役として共演し、「えりゆか」としてユニットで歌手活動をしたことも。
- なお「とある魔術の禁書目録」では、ニャル子さんの中の人は風斬氷華(インデックスの親友だがその正体はAIM拡散力場が実体化した存在)役で出演。またリアルでも、ニャル子さんの中の人とインデックスの中の人は親友だったりする。
超機動暴発這い寄る混沌(146p13行目)
- にわのまことの漫画「超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田」
「……レッツプレイ」(149p6行目)
- 『ヴァンパイア』シリーズ第3作目『ヴァンパイア セイヴァー』より、デミトリ・マキシモフ(声:檜山修之)の挑発台詞。なぜか矢鱈に艶っぽい。
- SRPG『NAMCO×CAPCOM』でもターン回ってきた時に同様の台詞を言う。
- あるいはデモベのドクター・ウェストか。ブシロードでカードにまでなってるし。
「でもそんな少年も嫌いじゃないよ。嫌いじゃないよ」(149p12行目)
- 『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』で大きなインパクトを残したルナ・ドーパント=泉京水。
- 「嫌いじゃないわ! 嫌いじゃないわ!」
「……アーカム・トルム~別名『覇竜肉』と呼ばれる」(150p2・3行目)
- 「モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターの一体「覇竜アカムトルム」
- また、クトゥルフ作品群に登場する街アーカムはアメリカ・マサチューセッツ州に存在するとされる。
「玉ねぎ微塵切りできるか?」(150p6行目)
「私は線斬りも~完全に入れられるよ」(150p7行目)
- 「ロマンシングサ・ガ2」における片手剣技「みじん斬り」「線斬り」「短冊斬り」大剣技「流し斬り」
- 「流し斬り」は登場人物の一人ヴィクトールの「流し斬りが完全にはいったのに…」という台詞で有名である。
「……ファイアブランドが~信じて良いの?」(150p9行目)
- ゲーム「サガ・フロンティア2」のラスボス戦直前のグスタフの台詞より。
- ファイアブランドは同作に登場する炎の魔力を秘めた王家の宝剣。
- ちなみに本来共鳴するのは玉ねぎじゃなくて玉子。
涙で明日が見えない……(151p3行目)
- X-JAPANの楽曲のひとつ「Rusty Nail」の歌詞の一部。
だいたい、好きとか嫌いとか~(156p8行目)
- 恋愛ゲームの草分け「ときめきメモリアル」のOPテーマ「もっと!モット!ときめき」より。
- 「好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰なのかしら?」
「分からない、分からないな」(156p9行目)
- 「ワイルドアームズセカンドイグニッション」主人公、アシュレーの台詞
「怨念で人が殺せたら」(159p16行目)
- GS美神より横島とタイガーがバレンタインでたくさんのチョコを貰ったピートにあてたセリフ「憎しみで人が殺せたら」
- その「憎しみで~」の大元は竹宮恵子の『風と木の詩』
「うん。あの人と腕を組んで避暑地を散歩していた時の事ね~」(160p7行目~14行目)
- OVA版「ああっ女神さまっ」のEDテーマ「Congratulation!」から。
- 原作でこのネタが登場したときは、CDドラマで八坂頼子を演じた井上喜久子(『女神様っ』では次女ベルダンディー役)にちなんだネタだったが、アニメでは声優が久川綾(三女スクルド役)に変更されたため声優が変わったのに中の人ネタは引き続き有効という妙な事態に。
- 「腕を組んだ 避暑地の散歩で」~「急に私 涙があふれて あなたのシャツで拭いた」
- 「ああっ 帰り道 テレながら いつかきみと 暮らしたい まさか プロポーズなの?」
- 「あなた何処で 手に入れてきたの 眩しい指輪見せた!」
- アニメでは断続的ながら、「Congratulation!」の歌詞をほぼそのまま使った。
殺意の波動(162p7行目)
- 「ストリートファイター」シリーズにおいて、豪鬼やリュウが飲み込まれてしまう「殺意の波動」
少しヤバいですかコンボは……(166p11行目)
亜種でもクー子程度なら……(同12行目)
- 「仮面ライダーOOO」のアンクの台詞。ちなみに元ネタでの「ヤバい」というのは、相手だけじゃなく使用者のオーズにも大きなダメージが返ってくるため。
- 「月に吠えるもの」「強壮なる使者」「闇に棲むもの」は、すべてニャルラトホテプの別名。
- 「亜種」とは、基本形態のタトバを例外として、コンボが成立しないコアメダルの組み合わせ(同系統2:別系統1、もしくは別系統1:1:1)による形態のこと。
- 敵グリードやヤミーの特性、その時々におけるメダルの所持状況によっては、とんでもないハズレにも思わぬアタリにもなりうる。
一つ泡立てては真尋さんの為(169p12行目)
- 親より先に死んだ子供が賽の河原で石を積む時に歌われるという労働歌のパロディ。いくら頑張っても積み終わる前に鬼が崩しに来るというブラック労働の名所。お話としては、最後にはお地蔵様が助けてくれる。地蔵のくせに労働監督局みたいである。
- 元ネタとしては「賽の河原和賛」とか「地蔵和賛」というものが該当する。
- ホントは「一つ積んでは父のため、二つ積んでは母のため、三つ積んでは西を向き」と続く。なんで西を向くのだろう。
- 仏教においては西の方角の超すげー距離を隔てたところに極楽世界があるという考えから。いわゆる「西方浄土」。三蔵法師の取経の旅も「西遊記」だったしね。
「光あるところに影があり」(170p6行目)
- 白土三平『サスケ』アニメOPナレーションから。
- 「光あるところに影がある まこと栄光の影に数知れぬ忍者の姿があった~」
- 邪神に魅入られ邪神に翻弄される、それが真尋の宿命(さだめ)なのだ。
うっおー!くっあー!ざけんじゃねーですよーっ!(170p11行目)
- コミックボンボン版餓狼伝説(通称ボンガロ)から、キム・カッファンに丈とアンディが倒されたと聞いて激昂したテリーの台詞。
- 「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ! 」
- 「サニーパンチのガイドライン」の出だしに使われている事でも有名(?)。
泣きながらダゴモンの新作で通信対戦してる(170p15行目)
- ダゴン+ポケモン。新作であるブラック、ホワイトが少し前に発売されたので(刊行とのタイムラグを考えれば)完全な時事ネタ。
- ただし、名称の方のアニメ版『デジモンアドベンチャー』シリーズきっての怪作「ダゴモンの呼び声」(デジモンアドベンチャー02 第13話)からという可能性もある。同作にはダゴンをモデルとした邪心型デジモン「ダゴモン」が登場する。余談ながら、脚本は隙あらばクトゥルフネタをやる事で有名な小中千昭氏。この話もご多分に漏れずそういう話である。
「約束しました。約束しましたが、~その事を真尋さんも思い出してくださいねぇ……!」(172p4・5行目)
- 『賭博黙示録カイジ』第69話「約束」より、利根川幸雄の台詞。
- 「出す・・・・・・! 出すが・・・・・・
今回 まだ その時と場所の指定まではしていない
そのことを どうか諸君らも思い出していただきたい」- ……大の大人が金を出す出さないで小学生並みの屁理屈である。
- 「出す・・・・・・! 出すが・・・・・・
トリアーエズ、もとい(172p15行目)
- 機動戦士ガンダムに設定のみ存在する地球連邦軍の戦闘機「FF-4トリアーエズ」。 しかし、ネーミングが投げやりすぎである。
- ちなみに「もとい」は正しくは「もとへ」、帝国海軍で使われていた修正用語に由来する。
フゥハハハーハァー!(172p17行目)
- 映画「フルメタルジャケット」に登場するドアガンナーの笑い方が主にインターネットではこう表記される。
- 「ホント 戦争は地獄だぜ!フゥハハハーハァー!」
「……ニャル子、右!」~「耳元で怒鳴るんじゃねーですよ!」(174p7~10行目)
- 『聖戦士ダンバイン』より、主人公ショウ・ザマと同乗する妖精チャム・ファウとのやりとり。
ヒラリヒラリと舞い遊ぶように(174p12行目)
- ポルノグラフィティの『アゲハ蝶』の歌詞より。許されざる恋心を描いた詞の世界観は秀逸である。
- ちなみに6枚目のシングルであるが、6巻目ということで狙ったのだろうか。
「…じゃあ、近いところで~挨拶に行かないと」(175p5~9行目)
- 越前魔太郎著のライトノベル「魔界探偵冥王星O」
これを外したままチャプターを終えるとSAN値が下がる(175p17行目)
- ゲーム「ヴァルキリープロファイル」の主人公・レナスの初期装備・ニーベルンゲンの指輪。
- これを外したままチャプター(章)を終了すると、ベストエンディング到達の重要パラメータである封印値が下がる(下がるのがベストエンディングの条件)
クヒオ大佐(176p8行目)
- 昭和時代に実在した日本人の結婚詐欺師。整形と変装で外国の軍人になりすまし、クヒオという偽名で「自分はエリザベス女王の甥である」などと偽って女性から
多額の金を騙し取った。後に逮捕されるが、出所後も同様の手口で荒稼ぎしたとされており、映画化もされている。
目からビーム(176p14行目)
- 「デ・ジ・キャラット」の主人公デ・ジ・キャラットの得意技「目からビーム」
「……この屈辱は……~店頭ポスターや帯文で私の名前にペケ印重ねられた以来ですよ……」(176p15・16行目)
- 「アトミック文庫」から出ている「魔海少女ルルイエ・ルル2」の広告チラシ&宣伝ポスター及び帯文。
- 「某ニャル子さんもビックリな巨乳邪神。ホップ、ステップ、ナイアルラトホテップって感じ。」
- 「こっちの
ニャル子ホテップはGカップ!?」
- 余談だが「ルルイエ・ルル」内でのニャルラトホテップは、帯文どおり爆乳かつ女教師であり、こちらとはある種対照的である。しかし、中身はほぼいっしょである。
また自ら正体をバラした際に、お馴染みの台詞を言おうとして止められている。- 「~先生こそナイアルラトホテップ!人呼んでいつもニコニコあなたの隣に」 「それ以上言っては、差しさわりがございますわ」
- アレなアレなので、18歳未満は読んでは駄目デス。
「…私、生まれて初めて~」(177p1、2行目)
- ジョジョの奇妙な冒険第4部の川尻早人の台詞。
- 「ぼくは、生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした…「どうか、このぼくに人殺しをさせてください」……と。」
「……今こそ~宇宙を因果地平の彼方へ……」(177p4行目)
- 伝説巨神イデオンより。
奉霊の時が来てここに集う~(183p13行目)
- ゲーム「ヴァルキリープロファイル」に登場する大魔法、カラミティブラストの詠唱呪文。4巻のファイナルチェリオ、5巻のセレスティアルスターに引き続きの登場である。
- 「奉霊の時来たりて此へ集う、鴆の眷属、幾千が放つ漆黒の炎」
- ちなみに呪文の中にある鴆とは中国において猛毒を持つとされる想像上の鳥。羽根一枚を漬けて作った酒で軽く人が殺せる程だったという。
「……膝を抱える為の~乗せる為ですのに」(186p2行目)
- 「CITY HUNTER」のOPテーマ、小比類巻かほるの「CITY HUNTER~愛よ消えないで~」の歌詞。
- 「膝をかかえるための 昨日までの両手 今日からはおたがいの ハートをのせて」
「私、真尋さんにとってなんなんですか!~」(187p2行目)
- minoriより発売された18禁ソフト『Wind -a breath of heart-』みなも編より、メインヒロイン・鳴風みなものセリフ。
- 元ネタは本当にこの倍以上の量はある長文。あまりの長さに通称「問い詰め」と呼ばれていた。
- あまりのインパクトに、以降はこのメインヒロイン、キレキャラとして扱われることに・・・・。その後メインヒロインだったのに真ヒロインに喰われるわサブヒロインに逆襲されるわ。
- 「わたし、まこちゃんにとって、なんなのよ!!ねぇ?まこちゃんにとって、わたしはなんなの・・・・。単なる、お友達なの? ねぇ、教えてよっ!!まこちゃんにとって、わたしはなんなの!?まこちゃん、まこちゃんの方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!まこちゃんの方から、わたしを抱き締めてくれたことないじゃないっ!! わたし、まこちゃんにいっぱい、アプローチしたのに・・・。それでもまこちゃんは気付いてくれなくて・・・。あの海でのことは、私の精一杯の勇気だったんだよ・・・・・ なのに、まこちゃんは答えを出してくれなかった・・・・・。わたし、怖くなった もしかして、まこちゃんは、わたしのことなんてどうでもいいと思ってるんじゃないかって。わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、まこちゃんに言えなくなった。だって、拒絶されたら怖いもんっ!! わたしの気持ちは、子供の時から変わってない。だけど、まこちゃんの気持ちは、わたしにはわからなかった わたしは、まこちゃんの昔の思い出しかもってない。だから、まこちゃんとの新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。まこちゃんの好きな女の子になりたいって思った でも、どんなに頑張っても、まこちゃんがわたしをどう思っているのかわからなかった・・・・・。わたし、こんなにまこちゃんのことが好きなのに・・・・ もしかしたら、わたしのこの想いは、まこちゃんにとって迷惑なものなのかもしれない。そんな風に、わたしは考えるようになってきた。だから、やっぱりわたしはまこちゃんと友達でい続けようと思った まこちゃんにとって、わたしってなんなのか・・・・。それを考えるだけで、怖かったから。友達なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから・・・・・ わたし、このままでいいと思った・・・・。わたし、このままでもいいと思ったのに・・・・ でも、お父さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって・・・・・。」
- 「そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて・・・・っ そして、やっぱりわたしは、まこちゃんのことが忘れられないんだって思ったの。思いが抑えきれなくなっちゃって・・・・っ だってまこちゃんは、わたしの初恋の人なんだもの・・・・。ずっと、ずっと好きだったんだもの・・・・ わたしは・・・・わたしは・・・・っ。まこちゃんのこと、わたし、子供の頃から大好きだった。だから子供の頃、まこちゃんと別れる、って聞いた時、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから・・・・っ でも、まこちゃんとは笑顔でお別れしたいと思って。好きだったから、まこちゃんにわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。そして、いつかまた、まこちゃんに会えるって思って・・・・ だからわたしは、まこちゃんと別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。結婚しようって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった もしかしたら、まこちゃんとはもう会うことはないかもしれない。でも、わたしはどうしてもまこちゃんが好きだった・・・・。まこちゃんとの繋がりを消したくなかった・・・・っ。だから、約束をしたんだよ あれは、まこちゃんにとって、ささいな約束だったのかもしれないけど・・・・。わたしにとっては、とても大切な約束だったの・・・・っ たとえ離れてもまこちゃんとの関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから・・・っ。まこちゃんがあの約束を受け入れてくれた時、わたしは本当に嬉しかった。だから、笑顔で別れられたんだよ・・・・・っ」
- 「でも・・・・・・。本当に長かった・・・・。まこちゃんとの再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった・・・・。わたしは、一生懸命にハーモニカを吹き続けた。いつか、この音色がまこちゃんの耳に届くんじゃないか、って・・・・・ でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた・・・・。だって、こんな小さなハーモニカの音色なんて、こんな大勢の人たちがいる世界で、まこちゃんの耳だけに届くなんてありえないもの・・・・っ それでも、わたしはこのハーモニカにすがるしかなかった・・・・。あの約束にすがるしかなかった。わたしにとっての、まこちゃんとの接点。それは、このハーモニカと、あの約束しかなかったから・・・・っ そして、4度目の引っ越しの時・・・・・。この街に引っ越してきた時・・・・。わたしの願いが、ようやく届いた・・・・ 夕暮れの屋上で・・・・。まこちゃんが立っていた・・・・。まこちゃんは最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど・・・・ わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が・・・飛び出しそうだった そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。私の気持ちをまこちゃんに伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って・・・・っ だけど、まこちゃんは、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。だからわたしは、まこちゃんに行動で知らせようと思った。わたしの想いを・・・・・ でもまこちゃんにとって、わたしはいつまでも、昔の幼なじみのままだった。わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに・・・・。まこちゃんはわたしのそんな心に、気付いてくれなかった・・・・っだから、わたしは怖くなったの・・・・。 もしかしたら、わたしのことを、まこちゃんは何とも思っていないんじゃないか・・・・。だから、最後の賭けだった・・・・っ 海辺でのキス・・・・。でもまこちゃんはやっぱり、何もわたしに示してくれなかった・・・・わたし、本当に怖くなって・・・・。まこちゃんの気持ちが、わからなくなって。だからこのまま、幼なじみの関係でいいと思った・・・・ でも、お父さんが死んじゃって・・・・ ・・・・わたしにだって、わかってた。まこちゃんが、子供の時とは違うってこと でも、わたしには子供の時のまこちゃんの思い出しかなかったんだもんっ。橘くんと紫光院さんみたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ」
- 「まこちゃんとの空白の時間・・・・。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、新しいわたしになろうと必死だった そうすれば、まこちゃんはわたしに振り向いてくれるんじゃないか・・・・。幼なじみのわたしじゃなくて、新しいわたしなら、まこちゃんは振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの・・・・・っ だから、髪型だって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって・・・・っ。昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって だけど、それでもまこちゃんは私を見てくれなかった・・・・っ。まこちゃんは最後まで、私を見てくれなかった・・・・・っ 嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ・・・・っ!!私に気のあるそぶりを見せないでよっ!!今、ここで、私のことが好きなのか、答えてよぉ・・・・っ そうしないとわたし、まこちゃんのこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない・・・・・っ!!苦しいんだから・・・・・っ!!想い続けているのは、とっても苦しいんだから・・・・っ!!」
- あまりのインパクトに、以降はこのメインヒロイン、キレキャラとして扱われることに・・・・。その後メインヒロインだったのに真ヒロインに喰われるわサブヒロインに逆襲されるわ。
- 元ネタは本当にこの倍以上の量はある長文。あまりの長さに通称「問い詰め」と呼ばれていた。
- 余談だが、この問い詰め中に"真尋さん"という単語が20回も出ている。どれだけ真尋さんの事が好きすぎるんですか、ニャル子さん。
- 更に言うと、アニメ版(W六話)だと話全体でニャル子は真尋の名前を30回も呼んでいる(W全体でも最多)。
「真尋さん、私を見てください!相応しいのは誰か!?~半端なキャラでは務まりませんッ!」(188p4~6行目)
- ジョジョの奇妙な冒険PART5「黄金の風」、ディアボロの台詞から。
「宇宙中の大好きを集めても~」(188p8行目)
- 魔法陣グルグルのOP『晴れてハレルヤ』の歌詞「世界中の大好きを集めても君に届けたい思いに足りない」
あいすることが~(188p15行目)
- 65p5行目と全く同じ、「仮面ライダーW」48話の加頭順の台詞。
それこそ腐らすものは腐らせ、焼くものは焼いて地球をクリーンに(191p4行目)
- 「機動戦士Vガンダム」に出てくる「地球クリーン作戦」を説明したカテジナさんの台詞。
- 巨大なタイヤが付いた戦艦で地球を人間ごとロードローラーしまくるという歴代ガンダム史上でもトップレベルでトンデモな作戦である。