レビュー in KYOTO

平成19年(2007)、京都南座で劇団創立85周年記念として、1955年以来52年ぶりにレビューが上演された。以後、夏~秋頃に公演が行われている。

平成23年(2011年)に『虹のおどり』に改称と発表があったが、結局、翌年から元の名称に戻るとともに連番が無くなった。新装開場後の令和元年(2019年)及び翌年も別名称が使われたが、新型コロナ感染拡大による中止を挟み、結局、この名称に落ち着いた。

松竹座『春のおどり』からの続演が多いが、第1・2部どちらか一方または完全新作の年もある。公演スケジュールにより、毎年恒例とはなっていない。日本有数の歴史を誇る劇場であり、OSKの公演の中で、とりわけ格やクオリティの高さが期待される公演となっている。

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(2007年)レビュー in KYOTO


若木志帆の退団公演。今回、特別出演した「上原まり」さんは、ご存知宝塚の元トップ娘役。入団以前から琵琶をやっていらして、退団後は琵琶奏者として活動。

※この公演の直前、民事再生法適用の自体となった。しかし、南座公演は予定通り実施され、また公演中に翌春の『春のおどり』実施も発表された。
関連ニュース

第1部「源氏千年夢絵巻 〜ロマンス〜」
水口 一夫 作/山村 若 演出・振付

  • 光源氏 - 桜花 昇
  • 藤壷 - 若木 志帆
  • 六条御息所 - 北原 沙織
  • 頭の中将 - 高世 麻央
  • 夕顔 - 朝香 櫻子
  • 桐壷帝/惟光 - 桐生 麻耶
  • 葵の上 - 春咲 巴香
  • 若紫 - 牧名 ことり
  • 紫式部 - 上原 まり(特別出演)

第2部「シャイニングOSK ベストセレクション」
横澤 英雄 構成・演出

(2008年)レビュー in KYOTO II

第1部「源氏千年夢絵巻 〜輪舞曲〜薫と浮舟」
水口 一夫 作/花柳 錦之輔 演出・振付

  • 薫 - 桜花 昇ぼる
  • 匂宮 - 高世 麻央
  • 浮舟 - 朝香 櫻子
  • 死神 - 桐生 麻耶
  • 中君 - 牧名 ことり
  • 大君 - 折原 有佐
  • 紫式部 - 上原 まり(特別出演)

昨秋上演しました『源氏千年夢絵巻』は、大変なご好評を頂戴しました。
今年は第2弾としまして「宇治十帖」を題材に、光源氏の子・薫と浮舟の恋模様を、OSKならではの夢あふれる芝居とレビューでご覧いただきます。
どうぞお楽しみ下さい。

第2部「ミレニアム・ドリーム」
山村 若 作・演出

本年は「源氏物語」が誕生して1000年となる「源氏物語千年紀」イヤー。
その記念年に相応しい、華やかでゴージャスなダンスレビューをご披露いたします。
"ダンスのOSK"の真骨頂をお見逃しなく。

(2009年)レビュー in KYOTO III

関連ニュース

第1部「さくら颱風」真夏の京も桜満開
桃井 文 作/西川箕乃助 演出・振付

江戸時代から現在まで、日本各地に受け継がれている、昔懐かしい夏の風景を、OSKが時に美しく、時にコミカルに、多彩な魅力を皆様にお届けする、さくら颱風(さくらたいふーん)。絢爛豪華に咲き誇る桜の花びらが今、真夏の京に美しい嵐となって舞い踊ります!

第2部「DREAMS COME TRUE!」
吉峯 暁子 作・演出

レビュー『DREAMS COME TRUE!』…“夢”をテーマに、OSKならではのパワフルで幻想的なステージが繰り広げられます。プロローグからフィナーレまでのひととき、素敵な夢をご覧ください。

(2009年)レビュー in KYOTO IV

ttp://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/100710/index.html
6/10
6/22
6/29

第1部 みやこ浪漫「RYOMA」
飛鳥峯王 作・演出

  • 坂本龍馬 - 桜花 昇ぼる
  • 桂小五郎 - 高世 麻央
  • 千葉佐那子 - 朝香 櫻子
  • 勝海舟 - 桐生 麻耶
  • おりょう - 牧名 ことり
  • お田鶴 - 折原有佐
激動の幕末を生き抜いた男・坂本龍馬。志しに輝く、その命の鼓動を、OSKがドラマティックに描く『みやこ浪漫~Ryoma~』。
土佐から江戸、そして京都へ。龍馬の軌跡を、華やかなレビューの世界でご覧いただきます。どうぞご期待ください。

第2部「ダンシング・ラプソディ」
吉峯暁子 作・演出

夏を彩る夢の世界ーー。
OSKのエネルギッシュなダンスでご覧いただく幻想的なステージは、古都の暑さを祓う清新なレビュー。ゴージャスなひとときをお楽しみください。

(2011年:5回目)虹のおどり


(2012年:6回目)創立90周年記念公演 レビュー in KYOTO

ttp://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2012/7/osk_in_kyoto.php

第1部 OSKミュージカル「ラブ・メルヘン シンデレラ♥パリ」

昭和52年に初演され、平成2年に再演されたこのミュージカルは、シンデレラの物語を下敷きに架空の国エメラードの皇太子と貧しい下町娘との恋を歌とダンスで綴った明るく楽しいラブ・メルヘンです。皇太子を狙うテロ団、玉の輿を狙うマダムと娘たち、皇太子の元学友、侍従など様々な人々がパリの街を軽やかに駆け抜けて行きます。果たして、皇太子の恋の行方は?OSKならではの躍動感あふれるミュージカルにどうぞご期待下さい!
  • リカルド皇太子 - 桜花昇ぼる
  • カトリーヌ - 牧名ことり
  • アンジェロ - 高世麻央
  • 侍従ポポロ - 桐生麻耶
  • 妖精ルル - 恋羽みう
  • マダム・セブリーヌ - 美砂まり
  • エレーヌ(長女) - 朝香櫻子
  • ミシェリーヌ(次女) - 折原有佐
  • レモンの月(ボス) - 真麻里都

第2部 「グラン・ジュテ」-今、私たちは跳ぶ-
北林佐和子 作・演出

グラン・ジュテとはバレエの専門用語で「大きく跳躍する」の意。&()brバレエのロマンチシズムやエスプリを生かしながら、創立90周年を迎えたOSKのさらなる「挑戦」「飛躍」を、ジャズ、ラテン、ロック、クラシックなど多様な音楽と、現代感覚あふれる構成で織り成す、華麗で希望に満ちたレビュー作品。〈迫力〉〈ドラマティック〉〈スタイリッシュ〉〈情熱的〉…さまざまな表情を持つOSKの群舞力で、生きる喜びをお届けします。

(2013年:7回目)レビュー in KYOTO

ttp://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2013/8/osk_in_kyoto_1.php

第一部:OSKミュージカル「Love Traveler~幻の蝶を追って~」

(津山啓二 原作「虹色のハネムーン」より・吉峯暁子 潤色・演出)
  • エディ - 桜花昇ぼる
  • エレン - 朝香櫻子
  • ジェニファー - 牧名ことり
  • クリス - 高世麻央
  • カルロ - 桐生麻耶

 南の島のカーニバルで出会った島の若者エディとニューヨークから来た女性エレン。 エディはエレンに‘幻の蝶’を見てニューヨークへ追って行く。再会した二人はひょんなことから偽りのハネムーンへ出発するが、素直になれずケンカばかり。エレンの兄のトラベル・ライター、クリスと別れた恋人のジェニファーも、過去を修復できるのか・・・レビューの定番“お国巡り”のスタイルで様々な国のダンスと歌で綴るミュージカルが、真夏の京都に弾けます!

第二部:レビューアドベンチャー「ネクステージ~夢を叶えるSong&Dance~」

(北林佐和子 作・演出)
ネクステージ(nextage)は、次の舞台(next+stage)、次の時代(next+age)を意味する造語。91年目を迎えるOSKが次世代に、世界に向け発信する意欲的な試みのレビュー。ヒップホップ、ゴスペルなど新たな要素と、スタンダードなレビューの魅力を融合させながら、生きる喜び、愛への祈り、夢への憧れを描きます。

(2014年)なし

夏季に、初となる新橋演舞場公演『夏のおどり』を実施。

(2015年:8回目)レビュー in KYOTO

牧名ことり退団公演。松竹座『春のおどり』の続演だが、一部京都バージョンに変更。

第1部 浪花今昔門出賑(なにわこんじゃくかどでのにぎわい) (山村友五郎 構成・演出・振付)

第2部 Stormy Weather (荻田浩一 作・演出)


(2016年~2018年)

改修工事による休場のため、OSK公演を含め公演なし。

(2019年:9回目)OSK SAKURA REVUE

ttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/minamiza1907_02/

第1部 歌劇 海神別荘

原作:泉鏡花、作・構成:広井王子、演出・振付:麻咲梨乃、楽曲協力:サクラ大戦より
  • 海の公子 - 桐生麻耶
  • 僧都 - 楊琳
  • 博士 - 虹架路万
  • 黒潮騎士団・団長 - 愛瀬光
  • 女房 - 白藤麗華
  • 陸の美女 - 城月れい
あの“サクラ大戦歌謡ショウ”で上演された「海神別荘」が、広井王子の作・構成により「歌劇」として今再び花開きます!海の公子と陸の美女の恋を描いた、泉鏡花原作の幻想的な物語。かつてファンを魅了した数々の名曲がOSKの歌とダンスで蘇ります。新たな魅力に心打たれる、ファンタジックな舞台をお楽しみください!

第2部 STORM of APPLAUSE

作・構成・演出:平澤智
『APPLAUSE(喝采)』をテーマに、桐生麻耶の新トップスターお披露目と、新たなOSKの門出を祝う豪華絢爛なレビューショー。“ダンスのOSK”の伝統を受け継ぐ、躍動感あふれるパワフルなステージが繰り広げられます。「STORM(嵐)」のような喝采を受け、100周年へと向かうOSKにご期待ください!

(2020年:10回目)OSK SUMMER SPECIAL 2020 ※公演中止

ttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/minamiza2007/
桐生麻耶 トップスターファイナル公演 グランドフィナーレ‼
2020年7月の本公演を以て特別専科へ移籍する〝唯一無二の男役〟桐生麻耶が掉尾を飾り、次期トップスターの楊琳をはじめとする劇団員と共に、エネルギッシュなステージを繰り広げます。
第1部『陰陽師』は夢枕獏著「陰陽師」シリーズを原作とし、北林佐和子作・演出により『闇の貴公子』(2001)、『新・闇の貴公子』(2003)と二度上演されたOSKのヒット作品です。OSKとして17年ぶりに挑む今回は、構想も新たに贈る桐生版「陰陽師」となります。どうぞご期待ください。
第2部は宝塚歌劇団出身で、多くの歌劇・ミュージカル・コンサートの脚本・演出を手掛ける荻田浩一によるレビュー『Victoria!』。夏の京都の暑さを吹き飛ばす色鮮やかな幕開き、桐生が率いる大人香るデュエットダンスから、フレッシュなラインダンス、そしてダンスのOSKが挑むボリウッド風の群舞など多彩な魅力満載の必見の舞台です。
OSK日本歌劇団が総力を挙げて挑む桐生麻耶トップスターファイナル公演をお見逃しなく!

※公演中止となり「桐生版『陰陽師』」は実現できなかった。

(2021年)なし

新橋演舞場公演『夏のおどり』あり。

(2022年:10回目)OSK日本歌劇団創立100周年記念公演 レビュー in KYOTO

ttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/revueinkyoto/
1922年に松竹楽劇部として誕生したOSK日本歌劇団は、2022年に記念すべき100周年を迎えます!大正、昭和、平成、令和という激動の時代にありながらも、OSKレビューの伝統を守りぬき、いつの時代も不屈の精神で咲き誇り輝きを増していくOSK日本歌劇団。100年のその先の未来へと感動を紡ぐ、渾身のレビューをお楽しみください!


第一部『ミュージカルロマン 陰陽師 闇の貴公子☆安倍晴明』

原作 夢枕獏「陰陽師」シリーズ(文藝春秋刊)より、作・演出 北林佐和子
  • 安倍晴明 - 楊琳
  • 茨木童子 - 舞美りら/千咲えみ(Wキャスト)
  • 源博雅 - 翼和希
  • 酒呑童子 - 椿りょう
  • 蘆屋道満 - 登堂結斗
  • 維摩 - 虹架路万
  • 藤原道長 - 愛瀬光
  • 倫子 - 遥花ここ
  • 松の式神 常盤 - 城月れい
  • 藤の式神 密虫 - 実花もも/唯城ありす(Wキャスト)
  • 雫 - 朝香櫻子

<第一部『陰陽師 闇の貴公子⛤安倍晴明』>
千年の昔。人と妖が隣り合わせに存在する時代。稀代の陰陽師・安倍晴明とその晴明が唯一、心を許す男・源博雅はともに都の怪異に挑んでいきます。揺れる恋と友情の狭間で、敵の野望を阻止し、都の危機を救えるのか―—夢枕獏原作、OSK史上名作として語り継がれる『闇の貴公子』を装いも新たに上演します。北林佐和子作・演出によるスペクタクル・ミュージカルにご期待ください!
※参考:近鉄時代末期の傑作和風ミュージカル『闇の貴公子』と、原作・演出家ともに同じ。

第二部『INFINITY』

作・演出 荻田浩一
<第二部『INFINITY』>
OSKが100年の歴史の中で受け継いできた数々の名曲たち、そして次の未来への想いをのせて、〝INFINITY(無限)〟に広がるきらびやかなレビューの世界をお楽しみいただきます。歌劇を知り尽くし、ミュージカルなど幅広く活躍する荻田浩一の演出により、大阪松竹座、新橋演舞場を経て、研ぎ澄まされた生命力みなぎるショーを、さらに一部変更し「レビュー in Kyoto」Ver.でご覧いただきます。
※松竹座・新橋演舞場『春のおどり』からの続演

(2023年:11回目)レビュー in KYOTO

ttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/revueinkyoto2023/
※NHK朝の連続テレビ『ブギウギ』放送時期であり、一幕制70分としチケット価格を下げた。


Go to the future~京都(みやこ)から未来へ!~

作・演出・振付:上島雪夫

(2024年:12回目)レビュー in KYOTO

ttps://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202407minamiza/

その他

  • 『舞妓さんちのまかないさん』によれば、京都の花街にもファンが多いとのこと。下記の他、松竹カレンダーらしき絵も背景に登場する(19巻など)。

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最終更新:2024年03月28日 23:27