1974.11.06:UK,Bradford,St.Georges Hall
<セットリスト>
① Procession / Now I’m Here
② Ogre Battle
③ Father To Son
④ White Queen (As It Begin)
⑤ Flick Of The Wrist
⑥ Medley
;In The Lap Of The Gods
;Killer Queen
;The March Of The Black Queen
;Bring Back That Leroy Brown
⑦ Son & Daughter (Inc. Guitar Solo)
⑧ Keep Yourself Alive
⑨ Seven Seas Of Rhye
⑩ Stone Cold Crazy
⑪ Liar
⑫ In The Lap Of The Gods . . . Revisited
⑬ Big Spender
;Modern Times Rock’n’ Roll
;Jailhouse Rock (Inc. Shake Rattle & Roll ?)
<マテリアル情報>
1.音源:AUD録音
2.音質:(T_T) (ノイズで音が揺れがち・・・ただ、なんとか演奏は聞ける)
3.収録:コンサートを完全収録?
<レビュー>
ノイズが目立ち、まるで雨の中でコンサートを聴いているような感じ。
状態の悪いSP録音のよう・・・
とはいえ、演奏自体はそれなりにしっかりと聞こえる。
バンドの調子自体は好調のようで、②などを聴くと、フレディもコンサート冒頭から惜しげもなく高音域のキーを出していることが分かる。
これで、もう少しよい音だったら・・・
さて、この日はGod Save The Queenが流されたのか、ということだが、実はこの日もGod Save The Queenはテープに収録されていないのである。
この日は、音源としては初めてModern Times Rock’n’ Rollの後にメドレー形式で間髪入れず、Jailhouse Rockが演奏されているのが確認できる。
その意味では、資料的な価値が大きい音源なのだが、Jailhouse Rock終了後、またもやテープが終了している。
しかも、「Good Night !」という終了のMCの後、観客の大合唱がしばらく続き、録音は終了している。
このツアーでは11月20日のRainbow Theatre公演において初めて終了後に流されているのが確認できるのだが、この時はJailhouse Rock終了後、すぐに鳴っている。
このことから考えると、やはりここまでの公演ではGod Save The Queenは流されなかったと考えるのが妥当なのではないか?
それはともかく、このJailhouse Rockは、途中でShake Rattle & Rollらしき一節を含んでいるが、最初から最後まで圧倒的なスピードで駆け抜けており、録音が悪いものの聴き応えがある。
最終更新:2011年04月22日 18:56