1974.12.06:West-Germany,Cologne,Sartory Hall
<セットリスト>
① Procession / Now I’m Here
② Ogre Battle
③ Father To Son
④ White Queen (As It Begin)
⑤ Flick Of The Wrist / Brighton Rock (Ending)
⑥ Medley
;In The Lap Of The Gods
;Killer Queen
;The March Of The Black Queen
;Bring Back That Leroy Brown
⑦ Son & Daughter (Inc. Guitar Solo)
⑧ Keep Yourself Alive
⑨ Seven Seas Of Rhye
⑩ Stone Cold Crazy
⑪ Liar
⑫ In The Lap Of The Gods . . . Revisited
⑬ Big Spender
;Modern Times Rock’n’ Roll
;Jailhouse Rock
⑭ God Save The Queen
<マテリアル情報>
1.音源:AUD録音
2.音質:(^^;) (近年、録音者本人がネット上に流出させたものは、既存のものと比べ、音質向上)
3.収録:完全収録
<レビュー>
このCologne公演を収録したブートレグは、「IN CONCERT ‘74」なるタイトルで、以前から流通していたが、近年録音者本人がネット上に音源を流出させており、その音源は格段に音質が向上している
相変わらず、「Brian !」と叫ぶファンの変な声は聞こえるが、それでもこれまでの音源と比べ、パフォーマンスを聴くのに集中できる。
演奏に関して言えば、①のNow I’m Hereでフレディのヴォーカルが落ちたりする箇所もあり、英国ツアーからほとんど休みを挟まずに敢行した欧州ツアーであるので、さすがに疲れが出たのかも知れない
⑦は最後の音が鳴りやむ前に一度録音が途切れているが、このころになると10分を超える演奏時間となっており、ギター・ソロに充てられる時間が確実に拡張されてきている。
その⑦が終了した後は、このツアーおなじみのヒット曲の連続攻撃とでもいうか、⑧~⑫の怒濤の展開をほぼカットなしで聴くことが出来る。
前半のゆったりとした展開もすばらしいが、やはりこのツアーの音源を聴く醍醐味は、この後半部にあると思う。
それにしても、このツアーのセットリストは⑦を挟んでの静と動の対比はすばらしく、Queen ⅡのSide-WhiteとSide-Blackのコントラストをライヴでも、と考えてこのようなセットリストを組んだのかも知れない。
なお、この日は⑬終了後、一度録音が途切れた後、⑭が鳴っている。
最終更新:2011年04月22日 19:01