1974.12.10:Belgium,Brussels,140 Theatre

<セットリスト>

① Procession / Now I’m Here
② Ogre Battle
③ Father To Son
④ White Queen (As It Begin)
⑤ Flick Of The Wrist / Brighton Rock (Ending)
⑥ Medley
  ;In The Lap Of The Gods
  ;Killer Queen
  ;The March Of The Black Queen
  ;Bring Back That Leroy Brown
⑦ Son & Daughter (Inc. Guitar Solo)
⑧ Keep Yourself Alive
⑨ Seven Seas Of Rhye
⑩ Stone Cold Crazy (途中で録音終了)

<マテリアル情報>

1.音源:AUD音源
2.音質:(;_;)(音がぼやけ気味なうえ、片方に音が寄りがち)
3,収録:⑩の途中で録音終了

<レビュー>

さて、今回レビュー対象となるのは、11月23日より始まった欧州ツアーの9公演目となったBrussels公演である。

このBrussels公演に関しては、最初にこのレビューを掲載した際に欧州ツアー3公演目の12月1日であると記載していた。

しかしながら、QUEENONLINEにおいて、全年代のツアー日程リストが掲載され、このBrussels公演は12月10日であることが明記された。

それにしたがい、このレビューでも、日付を12月10日に改めることとした。


先の英国ツアーを大成功の内に終えたバンドは、この欧州ツアーでもその勢いを維持したまま、すばらしいパフォーマンスを聴かせる

音源自体は、ライヴの雰囲気がおおまかに把握できる程度の音質ではあるが、②を聴けばコンサート冒頭からフレディが随所でハイトーンボイスを披露していることは分かる。

そのためか、会場内の観客の盛り上がりも相当で、②の終了後にはかなり大きな拍手・歓声があがっている。

「クイーン果てしなき伝説」によれば、この公演終了後、次の公演地であるMunichへ機材を移動させていたら、機材を積んだトラックが事故を起こしたらしい

機材の運搬は別の会社に依頼し、事なきを得たものの、この事件がきっかけで元の会社とは契約打ち切りとなったとか・・・

音源として確認できるものとしては初めて、⑤のエンディングが、Brighton Rock (Ending)がくっつけられたアレンジとなっている。

とはいえ、先のRainbow Theatre公演では、そもそもこの曲が流出していないので、この欧州ツアーを機に、そのようなアレンジになったのかは定かではない。

残念ながら、⑩の途中で録音が終了している。
最終更新:2011年04月22日 18:59