ある材質の透過度を変える。
■ 透過度を変えてどうするのさ?
うーん、例えば、昼と夜で窓ガラスの見え方を変えるとか、あとは夜間発光の手法のひとつでもあります。
知っておいて損はない筈……です。
■ そんで、どうしたらいいの?
透過度を変えたい材質のあるオブジェクトの定義文に一文加えるだけです。
ChangeAlpha = XX, Y.Y 又は DayAlpha 又は NightAlpha ;
XXは材質番号、例によって0から数えます。
カンマより後は透過度、つまりα値の指定になります。
まずは定数、普通に数字で指定する方法。範囲は0.0から1.0で、小さいほど透けます。
次のDayAlphaとNightAlphaはちょっと特殊で、変数と言うんですが、時間によって自動で数値が変わります。
面倒ごとを抜きにすれば、DayAlphaは夜に消える、NightAlphaは昼に消える、と考えれば大体OKです。
■ そっか!これで透けるも透けないも自由自在だな!
ちょぉぉっと待った!
実はちょっとした落とし穴があります。
Railsimには、透過材質や半透過材質のポリゴンを通しても他のポリゴンが透けて見えにくいように、読み込んだモデルのうちα値の大きいほうから描写する、つまり透ける材質は後回しにする機能があります。
ところがどっこい、ChangeAlphaで透けさせても、この描写順は変わりません。
つまり、見えて欲しくないところまで見えてしまう可能性があるんですな。
解決法としては、あらかじめ透けることを考えてモデルを作るか、
Transparentを使うか……といったところです。
一筋縄ではいきませんが……一工夫すればそれなりに使い道はあるはずです。
がんばってください!(丸投げ)
最終更新:2016年07月05日 11:21