ストーリー


緑に囲まれた大地。
とある地方にエトリアという名の小さな街があった。
何の変哲もない、その小さな街は、ある年の発見を境に大陸でもっとも有名な都市となる。

”世界樹の迷宮”。

エトリアの街はずれで発見された巨大な大地の裂け目。
地の底まで続こうかという深淵を思わす巨大な地下樹海の迷宮。

そこにはすべてがあった。

名も知らぬ草花が不可思議な果実をつけ、見たこともない獣たちが徘徊するその森には、莫大な財産が眠っていた。
エトリアの迷宮の噂を聞いた者は老いも若きもみな、樹海を夢見るようになった。

富、名声、権威……。

そして何より飽くなき冒険心を満足させるだけの樹海。
それは、死ととなり合わせの冒険に、みずからを投げ出すに値するものだった。
今日もまた、ひとりの若者がエトリアの門をくぐる。


このゲームの特徴は「ダンジョンに潜り、プレイヤー自身の手でマップを作成する事」。
そのためゲーム前半ではストーリーらしいストーリーはありませんが、本編を進めるに連れ、プレイヤーは樹海の根幹を成すある秘密に辿りつくことになります。
しかし登場人物は冒険者にただ語りかけるだけ。それに対し冒険者は、「樹海の探索」と言う自分の務めを果たす事しかできません。

また、エンディングを迎えた後も多くの謎が残ります。
結局、世界樹の迷宮とは何なのか?
プレイヤーであるあなた自身が、それを考え、プレイするゲームなのです。

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最終更新:2010年04月11日 01:14