tribalrug @ ウィキ
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ja
2009-09-23T00:38:17+09:00
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Balikesir (バリケシール)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/131.html
【地名】
北西アナトリアの町。ボーダーがなく赤の強烈な色が特徴のユンジュやカラケチリ族などの遊牧民のキリムの集まるところで最近はユンジュデザインなどを織っている。
過去に織られたキリムには奥深い赤を基調した、コレクターに評価の高いキリムを多く生み出してきた。
2009-09-23T00:38:17+09:00
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Karakoyunlu (カラコユンル)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/130.html
【部族名】
アゼルバイジャンやイラン、トルコ人の歴史の中で重要な地位を占め、黒羊トルクメンとしても知られるトルクメンを起源に持つ部族集団。数十の家族から成り立つ彼らの末裔、トルコの中央~西タウラス山脈地方で現在でも完全な遊牧をしている。
2009-09-23T00:35:34+09:00
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Bahluli (バールリ)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/129.html
【部支族名】
北東イランからアフガン西部に生活するバルーチ系の一支族(ターイフェ)。古くから緻密で出来の良い絨毯やキリムを織ることで知られている。バルーチ族の祈祷用絨毯などで有名な「ドホタレ=カジィ」裁判官の娘の絨毯の娘の恋人がバールリ族の祈祷師といわれている。
ペルシア結びが多いと欧米の本にはあったが、現地のバルーチ族の修復師に聞いたところ、数多いバルーチ絨毯のなかでこのバールリ族のモノはトルコ結びが使われていると言っていた。
比較的柔らかくしなやかなバルーチ絨毯の中では、しっかりと厚みのある絨毯やキリムを織る部族である。
2009-09-23T00:19:43+09:00
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Bahalu (バーアルゥ)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/128.html
【部支族名】
イラン南部のハムサ連合(アラブ系遊牧民)のなかの一支族(ターイフェ)。通常はトルコ結びである。
ハムサ連合はカシュガイ族などの有力部族に対抗させるために政治的に組織された連合隊といわれているが、アラブ語系部族・トルコ語系部族などの混合グループである。
2009-09-23T00:13:20+09:00
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Azerbijan(アゼルバイジャン)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/127.html
カスピ海の西側からコーカサス山脈の南側までの広い地域で、現在はアラス川によってアゼルバイジャン共和国(北側)とイラン領土のアゼルバイジャン(南側)とに分かれている。
タブリーズがイラン側アゼルバイジャンの中心で絨毯の集積地となっている。アゼルバイジャン共和国側の絨毯生産地は、クバ、カラバグ、シルバン、そしてバクーなどである。アゼルバイジャン人はトルコ系で現在の宗教はイスラム教シーア派であり、イラン側のシーア派も人口に含んでいるが、そのほかにイスラム教スンニ派のクルド族やアルメニア・アッシリアン正教徒もいる。
絨毯の生産に関しては、19世紀までは自分達のために織られていたものが、20世紀初めになると輸出用の産業へと変化していった。
トルコが初めから終わりまでの期間、アゼルバイジャン絨毯を輸入する最大の国である。
アゼルバイジャン絨毯は原則的にはトルコ結びである。絨毯(パイル)技法以外にも、スマック織り、綴れ織り(キリム)、縫い取り織り(ヴェルナ)特殊な平織り(パラス)など様々な技法の毛織物もあり、そのどれもが欧米などでは高い評価を得ている。
龍(水をつかさどる性獣)のようなモチーフも多く見られドラゴンスマックやジジムヤヴェルネと呼ばれている。
2009-09-23T00:10:42+09:00
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Aydin (アイディン)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/126.html
西アナトリア地方の町の名前でキリムやジジムの供給地として知られる。多くのキリムのデザインは、両端にボーダーがあり、中央にメインの柄が来る3つ部分によって構成されている。
アナトリアキリムを代表する綴れ織りのキリムの産地である。
2009-09-23T00:09:04+09:00
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Abrash (アブラッシュ)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/125.html
トルコ語起源の言葉で、一般的には馬の毛色の模様を説明するのに使われる。まだら、ぶち、斑点など。その用語はカーペットの単色の中の色味(色相)と明るさ(彩度)の少し変化している部分を言い表すために、長い間取引の中で使用されてきた。
それは、異なった2つの現象にあてはまる。
第一は,村や部族の洗練されていない(素朴な)技術によって引き起こされる。紡ぎ糸の太さが一定ないのでそれを一度の染色桶で染めると、糸の染め色にバリエーション(不均一性)が作られると言う事である。これが絨毯の中では、斑のように現れ生き生きとした色合いになる。その逆である完全に均一な色相は、それと比較すると輝きが無く、冴えなく見えてくる。
第二は、羊毛の一桶で染めた分を使いきって、他の染め束とあまり一致しない物を使い始めてしまう事で、二つの染め束を替えた部分は、目に見えるはっきりとした水平線が見える。いきなり生じる変化である。
主に村や部族の絨毯の収集家は両方のアブラッシュ効果を楽しみ、多くの絨毯商人が深刻な欠陥とみなす色に不均一性を受け入れる。
より洗練された絨毯であればあるほどこれらの不均一性は好ましくなく、都会的な絨毯では目立った染め色に変化は価値を下げてしまう。
2009-09-22T23:57:36+09:00
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Kashan(カシャーン)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/124.html
イラン中部の歴史的な町。タイル、テキスタイル、絨毯など伝統的な手仕事で有名な古都。イランの一般家庭で使われている絨毯の多くはこのカシャーン産絨毯デザインが非常に多く、縦に長いカシャーンメダリオンがペルシア絨毯では最もポピュラーといえるのではないだろうか?赤いフィールドのカシャーン絨毯はペルシア絨毯の代表作だろう。
2009-09-20T00:23:27+09:00
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Karapinar(カラピナール)
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/123.html
トルコ語で黒い春という意味。
中央アナトリア南部の村で、トルコの村で織られるコテージラグを代表する絨毯。首都コンヤに集まることからコンヤ絨毯としてもしられるが、黄色や赤、ブルーなどの鮮やかな色彩の絨毯は世界的にも評価が高い。アメリカ人コレクターアレキサンダーコレクションが有名。
細長いサイズでコーカサス絨毯に似た幾何学文様が多い。
2009-09-20T00:17:40+09:00
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Karapalpak(カラカルパク
https://w.atwiki.jp/tribalrug/pages/122.html
トルコ=モンゴル系部族で語彙はトルコ語の黒い帽子。
かなり古い時代からオクサス(アムダリア川流域)地方に生活していた人々。刺繍や金属工芸と共に絨毯も古くから生活の道具として織り続けてきた人々。トルクメンやウズベクに共通するデザインの絨毯8画形のギュル文様が並び、その中に動物が織り込まれることが多い。
2009-09-20T00:12:51+09:00
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