白銀 うさぎ:へぽPプロデュース


プロフィール

『奇跡的な幼女体型』を誇る美少女。時々小学生に間違われるが、16歳。
スタイルの高さは、幼女として完成されたスタイルだから……と言う事らしい。

外見に反して男の子のような性格で、正義感が強く、曲がった事が嫌い。ある意味フィーブル的な気質に溢れている。ヒーロー作品が好きで、日曜日の朝は早起きしてTVの前に正座する。

本人は未熟な体型や性格を欠点と思っており、アイドルなんて考えても居なかったが、偶然出会ったへぽPと意気投合し、ヒーローのように希望の灯を点すアイドル、と言う道を示された。

自己紹介

『白銀(シロガネ)うさぎ、プロデューサーにスカウトされて、この道に入りました。

……昔から背はちんちくりんだし出るところ出てないし、小学生に間違われる自分が、アイドルに向いてるとはとても思えないんだけど、
でも、人から評価されたのは素直に嬉しいし、やれることは全力でやるつもりです。』

デビュー:RP

「なぁプロデューサーのおっさん、こんなもんでいいだろ。俺に可愛らしい文章とか期待するほうが間違ってんだ」
 悪戦苦闘して自己紹介文を書き上げ、机に突っ伏す少女に、へぽPは苦笑した。

「とりあえずおっさんはやめてくれ。まだお兄さんで通じるトシだ」

「じゃあ『兄ちゃん』。アイドルになるのは判ったけど、歌も踊りも出来ないのに何しろってんだ?」

「今のところは取り立てて何もする事は無いな。書類の書式も間違ってないし……これからヒーローにしてアイドルになれるかは、僕の舵取りと、お前さんのやる気次第さ。…さて、そろそろ時間だな、行くか」

「何しに行くんだ? 今日は何もする事がないんだろ?」

「そ。お前さんは普通にしてるだけでいい。お前さんがこの書類を書き上げただけで、後は何もしなくても、白銀うさぎの電撃デビューは成立する」

断言するへぽPに、アイドルは唖然とするばかりであった。

デビュー:結果

有名プロダクションのコネクション・スカウトによるデビューを選択。
ルックス10、スタイル10なので差分5・6となります。

ルックス100%、スタイル110%で自動成功です。

無事成功です。
スタイル抜群と聞いていた審査員達は見事な幼女体型にそこはかとない戦慄を覚え・・・
というか、スタイル10=完成された幼女体型と言い切る貴方に戦慄を覚えたようです。
まあ、実際にチェックしてみるとなかなかの逸材。というわけで見事合格です。
一歩間違えると色々危ないところですが、まあ気のせいでしょう。

第 1F:RP

デビューオーディションの帰り道。連れ立って歩くPとアイドル。

「明日から表情レッスン~? 苦手だよそういうの。嘘ついてるみたいでさ」
「そんな事ぁ無いさ。人間、意外と自分が思った通りの表情なんて出来てないもんだ。それが原因で誤解されたりするのは損だろ?」
「まぁそりゃあ……そうかもしれないけどさ」

「自分が思った表情が、ちゃんと表現出来るようになれば、自信になる。まずはそれが大事だ。そういうわけで、明日からちゃんと頑張る事。準備はこっちで整えておくから」

(そうだ、まずはこの子には自信を付けさせないといけない。容姿は十分優れているのに、その魅力を十分に伝えられていない。自信がつけば、やる気に繋がる。それが大事なんだ)

「なんだ兄ちゃん、難しい顔して押し黙って」
「……ああ、なんでもない。来週の計画を考えててな。週末には一つオーディションを入れようと思ってるんだが――」

(……僕もレッスン受けるべきかなぁ、こりゃ)

笑顔が苦笑いになっていないか不安だった。


第 1F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 80% 1d100 -> 63 = 63
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おーっす兄ちゃん、おはよー」
とりあえず、おはようございますといいなおさせました。この業界、礼儀も大事です。

レッスンイベントは表情レッスンを選択。
表情レッスン80%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : 表情レッスン80%でダイスロール。 1d100 -> 77 = 77
中間判定です。
やっぱり人前で色んな表情を作るのは苦手なのか、苦戦しています。
元の素材は良いので、あとは自然な表情が出来ればよいのですが、ままならないものです。

オーディションイベントはアイドル登竜門を選択。
ルックス12 差分9 135%で自動成功となります。
スタイル10 差分7 115%で自動成功となります。
成功しました。
ですが、アイドル登竜門は他のアイドルとバトルとなるため、追加で判定が行われます。
[mihaDice] 玄霧弦耶@解決 : バトル用ダイスロール 白銀 うさぎ 通常分 1d100 -> 83 = 83
[mihaDice] 玄霧弦耶@解決 : バトル用ダイスロール 白銀 うさぎ 自動成功分 2d20 -> 8 + 9 = 17
合計で100点。総合1位でした。見事に成功です。
今回のアイドル登竜門は「萱峰たから」「白銀 うさぎ」「立花カオリ」「明瀬 アリス紫苑」という4人のアイドルが鎬を削った激戦でした・・・
アイドル業界で語り継がれるであろうほどの激戦を制したのは、「白銀 うさぎ」というアイドル。
「白銀 うさぎ」は見事1位という結果になり、拍手喝采を浴びています。
これは大きな自信となるでしょう。

ランクFのため1d10します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@解決 : ファン増加判定 1d10 -> 9 = 9
ファンが9名増加しました。激戦を勝ち抜いたアイドルにはファンがついてしかるべきなのです。

第 2F:RP

「アイドルって色んな奴がいるもんだなぁ」
例によってオーディションからの帰り道。
アイドルは様々なアイドルと交流した事が大きな刺激になったようだ。
問題はPの方である。
「なんだよ兄ちゃん、また難しい顔してんぞ。今回は一位も取れたし、よかったじゃないか」

「いや、今回のオーディションの出来は素晴らしかったよ」

問題は、その後の話だ。
他のアイドル3名…つまり今回のオーディションで敗北したメンバーは、TOP☆IDOLへの出場権利を早々にして失ったと聞いている。
同じようにトップアイドルを目指す3名を、意図せず蹴落とした形になってしまった。
そしてその結果をもたらしたのは…一番大きなものは、ただの運だろう。
アイドル登龍門と言うオーディション自体、自分にとっては、ただの叩いた石橋……いわば安パイでしかなかったのだが、それが実はボロのつり橋であったと言う事で…

「とう」
「痛ぇ!」
頭を叩かれるP。

「プロデューサー、色々苦労してんだろうけど、悩んでたって仕方ないだろ。元気が無い罰として明日から表情レッスンを一緒に頑張る事」
「ぼ、僕が!?スーツ着て!?」
「いやー中々難しくですねー、表情レッスン。この苦労はアイドルとPで分かち合わなくてはならない、と不肖うさぎさんとしては思うわけですがー」
「お前、朝の挨拶で言葉遣い注意したの根に持ってるだろ!」
「くっそ、判ったよ! その代わり、来週の撮影会まで特訓だからな!」

第 2F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 80% 1d100 -> 78 = 78
「に、兄ちゃ……ご、ごめ……寝坊した……」
アイドルが遅刻してきました。
息も絶え絶えに事務所に転がり込んできました。
どうやら家から走ってきたようです。顔色が悪かったのでゆっくりと休ませました。

レッスンイベントは表情レッスンを選択。
表情レッスン90%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : 表情レッスン90%でダイスロール。 1d100 -> 97 = 97
中間判定です。
体調が回復していないのか、表情が死んでいました。
普段の元気の良さからは想像もできないほど、疲れがにじみ出ていました。

ランクEのため1d100します。
[mihaDice] 伏見堂 : 1d100 -> 33 = 33
[mihaDice] 伏見堂 : 1d100 -> 23 = 23
ファンが10名増加しました。走っていく彼女を見て、その必死さに心打たれたようです。

第 3F:RP

レッスンがグダグダになり、オーディションも控えることが決定した。その帰り道。

「兄ちゃん……その、今朝は…ごめん」
「……君があんな無茶をするとは思って無かったよ。僕の想定ミスだ」

 アイドルが遅刻する、サボる、ドタキャン……この業界には良くある話だ。プロデュース計画にも、ある程度それは織り込み済みだった。
 しかし、あんなに息を切らせて、まるで誰かの生死がかかったかのように全力ダッシュしてくるとは、全く考えて居なかった。

「……全く。長くは無いプロデュース期間なんだ。体調崩しちまったら、それだけで終わりだぞ。それだけは絶対、忘れないように」

 アイドルの頭をぽんと叩く。

 正直なところ、現状の育成計画はアイドルには少々過密スケジュールとなっている。もう少し余裕を持ったプロデュースも出来るのだが、敢えてへぽPは無理をさせていた。短期間でトップアイドルを目指す為に、敢えて厳しい道を歩んでいるのだ。
 アイドルの能力を、完全に花開かせる為に。
 それをアイドルに伝える事は、まだ出来ない。

「……ごめんな、無理させて」
「馬鹿。何でそっちが謝ってんだ」

 来週からはまた新しいレッスンが始まる。それが終わって、コンディションが整い次第……大きなオーディションに挑む事になるだろう。
 トップアイドルへの道は未だ長く、そして険しい。

第 3F:結果

[mihaDice] 玄霧弦耶@判定中 : 白銀 うさぎ コンディション判定 85% 1d100 -> 19 = 19
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おはようございますっ!」
なんだか妙にやる気です。

レッスンイベントはポーズレッスンを選択。
ポーズレッスン85%でダイスロール。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定中 : ポーズレッスン85%でダイスロール。 1d100 -> 49 = 49
成功しました。
いつも以上に真剣な表情でレッスンをしています。
ただ、真剣すぎて笑顔を忘れてたので、そこだけ直して充実したレッスンを行いました。

オーディションイベントは撮影会を選択。
スタイル10+2 差分8
ルックス13 差分9
成功しました。
アイドル登竜門での激戦を勝ち抜いたアイドル、白銀うさぎの撮影会!
と、いう触れ込みでファンが押しかけたのですが・・・
正直にいいまして、なんといいますか。要点に「完成された幼女体型」とあるアイドルの撮影会が大成功ってのはいいことなんでしょうか。
プロダクション的には嬉しいんですけどね。ええ。

ランクEのため1d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定中 : ファン増加判定 1d100 -> 51 = 51
ファンが51名増加しました。それでいいのかフィーブル藩国。

第 4F:RP

「やっべぇ寝坊した!!」
プロデューサーは死にそうになりながら走っていた。

「何やってんだ兄ちゃん、今日休みだぞ」

そして盛大にこけた。

 /*/

「というか!お前なんで休みなのに来てるんだよ」
不甲斐ない場面を見せたP、赤面である。
「いやー、別にー、やる事ねーしさー。施設と資料使って自主トレしてようと思ってー」
アイドルにはここぞとばかりにニヤニヤされ、立場のないへぽP。

「で、兄ちゃん。今日仕事だと勘違いしていたといううっかりもののプロデューサーは、特に予定がない、と考えていいかな?」
「……否定する言葉もないな」
「そうなると知り合いの女の子の休日レッスンに付き合うことになんの問題もないわけだな」
「……して、そのレッスンの内容は一体どんなのだね。知り合いの小動物」

「ん?そうだな、まずは飯くってないだろうからどっかで飯だろ。その後は買い物して、あとは最近、特撮映画が新しく封切りされたんだよな…後は勉強でわかんない所教えてもらって……休日を男性と過ごした経験の少ない少女のトークレッスンとしてはどれも粒ぞろいかと思われますがどうかね、プロデューサー」
「……それだけ口が達者なら、最近のトークレッスンの成果は出てるみたいだな」

P、ため息。
「わかった、負けたよ、今日一日付き合おう。ただし、財布の中身はそんなにないからな」
「いえーい、プロデューサーわかってるぅ~」

まぁ、散財させなければ、財布の中身はどうにかなるだろう。年頃の少女並みに活動的なのも、アイドルとして必要なことだ。
エンカウントしたウサギにクリティカルヒットを貰ったと考えれば、だいぶ軽いペナルティだ。
今日はウサギがひときわ元気に跳ねている。休日報酬は、それでいいだろう。

動物園のウサギだって、アイドルとしてのうさぎだって、手に入れた休日を精一杯楽しむくらいの自由は、与えられるべきなのだ。

第 4F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 90% 1d100 -> 34 = 34
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おやおや、こんなところでなにをやっているのですかプロデューサーさん」
ニヤニヤしています。

レッスンイベントは打ち合わせを選択。
打ち合わせ90%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : 打ち合わせ90%でダイスロール。 1d100 -> 14 = 14
成功しました。
首をはねられることもなく、アイドルに一日付き合いました。
打ち合わせというなのオフ日のような気もしますが、気のせいでしょう。
ただ、財布が灰になってしまいました。

オーディションイベントは写真集撮影を選択。
ルックス13 (L6)差分7 120+10%で自動成功となります。
スタイル12 (S6)差分6 130+10%で自動成功となります。
成功しました。
写真の写りも最高で、素晴らしい出来で、何も問題ないはずなんですが…
これが売れるというのはどうかと思います。結構売れていますけど。
プロダクション的にはいいんですが、やっぱりなんともいえない感じです。

ランクDのため2d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定 : ファン増加判定 2d100 -> 54 + 10 = 64
ファンが64名増加しました。国内でも人気は出てきているようです。

第 5F:RP

「兄ちゃん兄ちゃん、見てくれよ、この前見た映画に出てた強化フォームだ!」
「はいはい、プロデューサーなんだから、先に十分見てるよ」

今度のオーディション用に配布された前資料だけでテンションが最初からクライマックスなアイドルを見て、プロデューサーは苦笑いした。
今度予定しているオーディションは、新発売される子供用変身玩具のCMオーディションだ。アイドルも興味がある分野、内容としてもトラブルさえなければなんの問題もないだろう。

「いいや、兄ちゃんは分かってない! いいか、これまでのシリーズのいわゆる強化フォームの問題点というのを、これまでに無いアプローチで解消した所が見所なんだ!この資料はこの前の映画だけじゃ判らなかった点まで詳細に!」
「一応関係者用資料なんだから、社外に口外しちゃダメだからな」

ひとまずアイドルを押さえつけておく。
やる気があるのは結構なことだ。しかし、それだけに反動が怖い。

(適性のないオーディションで現実を見せるというのもひとつの手だが……少なくともTOP☆IDOLに出場するまで、経歴に傷をつけるのは避けたい。それでなくとも、アイドル登竜門で対峙したアイドルは、出場資格を失っているんだ)

P、黙考。悩んでいるともいう。

(いつか勝負しなければならない時は来る。しかし、常に運だのみなんて、プロデューサーの無能を証明するようなものじゃないか……)

「とう、ヒーローアッパー」
「あが! あご! 顎に入ったぞ今!」

P涙目の抗議を、小さなヒーローは小さな胸を張って受け止めた。

「そう悩むなって。あんたは全力を尽くしてる。後は俺が全力を尽くす。それでダメなら、その時はその時だ」
「……その時が来てからじゃ遅いんだよ」
「その時は特訓だな。大丈夫、俺と兄ちゃんで協力すれば、新必殺技の一つや二つ!」
「そんなこと考えてる暇があったらレッスンに集中しろッ! ほら、時間時間!」

(……全く)
 アイドルに心配されてちゃ、世話も無い。

第 5F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 95% 1d100 -> 25 = 25
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おっはよーう!」
前回遊びまくったからか、気合十分です。でも言葉遣いは注意な。

レッスンイベントは打ち合わせを選択。
打ち合わせ95%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : 打ち合わせ95%でダイスロール。 1d100 -> 40 = 40
成功しました。
ポーズから決め技までの流れなどを打ち合わせしました。
実はCMとはまったく関係なかったことに後で気付きましたが、まあ、相互理解は深まりました。

レッスンに3連続成功によりやる気+5
オーディションイベントはCM出演を選択。
スタイル12 (S5)差分7 120+20%で自動成功となります。
ルックス13 (L5)差分8 130+20%で自動成功となります。
成功しました。
テレビ写りもばっちりで、CMの出来もいいものになりました。
CMが流れるのは結構先になりますが、既に公式サイトなどで取り上げられているようで、人気が上がっています。
…しかし、女の子(しかも現役アイドル)が変身ヒーローモノの変身玩具のCMってどうなのかしら。
プリティでキュアキュアなほう?

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定 : ファン増加判定 3d100 -> 39 + 53 + 71 = 163
ファンが163名増加しました。子供達から羨望の目で見られているようです。

第 6F:RP

「とりあえず問題点を整理しよう」
「お、おう」
控え室で向き合うPとアイドル。
重い空気が部屋を支配していた。

「まず、僕は先日、今日のオーディションの内容を伝えた」
「な、何でも難関オーディションだって聞いたぜ、う、腕がなるな!」
「そして、水着になる必要があるとも伝えた」
「おう、確かに聞いた。持ってきた」

「……で、君が持ってきたこの水着は何だ」
「しょ、小学校で使ってた…」

ばしゃぁ、だかごしゃぁ、だか、90年代ラノベ的擬音で机に突っ伏すへぽP。悶絶であった。

「よりにもよって ス ク 水 持ってくる奴があるかッ!」
「いや、だって難関だって聞いたから! 一番着慣れてて泳ぎやすいのが大事だろ!?」
「ああっやっぱりその時点から判ってねぇー!!?」

あらぬ誤解を受けがちだが、白銀うさぎはあくまで健全なアイドルとしてプロデュースしている。これまでのオーディションでも、お色気なぞもちろん無縁だ。撮影会だって写真集だって、おめかしした自然体のうさぎが元気に跳ねているだけだ。

(…解説。このプロデュース方針はアイドル本人の個性を生かす、という意味もあるが、それ以上に、普通のアイドルには出せない自然体としての魅力を前面に押し出し、そしてその自然体が奇跡的な容姿と融合することで、普通であるはずなのに、しかし特別という、白銀うさぎの個性を形作っている。以上、解説終わり)

それなのに、そこにスク水である。ジャスティスとか叫んで世の不健全紳士どもが総立ちになったらどうするんだ。それでなくても条例とか色々怖いのに。

「いや兄ちゃん落ち着けよ。俺の貧相な体見てどうこう思う奴はいないだろう、普通」
「人の趣味嗜好は人それぞれなんだよッ!」

ああどうしよう、これからオーディションまでに新しい水着を調達する時間はあるか。このアイドルに合うサイズの水着なんざ事務所も用意してないし、店に買いに行くにしたって開いてる店探すだけでもそれなりに時間が…

「に、兄ちゃん、これはその、単に好奇心というか興味本位で聞くんだが」
「へ?」
「その、兄ちゃんも、俺が『これ』着たら……その、よk」
「しないッ! 俺、じゃなかった僕はそんな事しないからッ! いや何赤くなってんだよ!」

そんなことしたらアイドレス人生が終わりかねない。年齢制限的な意味で。
机に突っ伏したへぽPは思った。
(……ああ、世のファンの皆様、全く他意はないんです、ないんですってば…)
嘆きにも似た祈りがファンに届くかどうかはたぶん神様だって判らなかった。

第 6F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 100% 1d100 -> 25 = 25
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おはよーございまーっす。あ、水着もってきたぜー」
水着はスク水でした。しかも旧スク水。なんでだ。

レッスンイベントは打ち合わせを選択。
打ち合わせ100%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : 打ち合わせ100%でダイスロール。 1d100 -> 75 = 75
成功しました。
とりあえず、水着をどうするかで真剣に打ち合わせをしました。
途中、社長がなにか言おうとしていましたが、あまりに真剣な剣幕に言うのをやめたくらいです。

オーディションイベントはアイドル水着大会を選択。
スタイル12 (S10)差分2 70+20%で判定となります。
ルックス13 (L10)差分3 80+20%で自動成功となります。
[mihaDice] 四方 無畏@ : スタイル12 (S10)差分2 70+20%で判定となります。 1d100 -> 64 = 64
成功しました。
アイドル水着大会はアイドル水泳大会にあらず。
水泳の順位ではなく、どれだけ目立てたかが基準となる…その意味では、完璧でした。
見事、審査員の大半の支持を受け、優勝。優勝です。そもそも色んな種目で上位だったし。スク水は目立つし。
なお、後で気付きましたが、アイドルの水着に問題があった場合などのトラブルのため、テレビ側で予備の水着は用意していたそうです。
業界の常識ですね。また一つ、賢くなったね!

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@判定は金曜日 : ファン増加判定 3d100 -> 75 + 86 + 62 = 223
ファンが223名増加しました。
「スク水…だと…?」「(ガタッ)」「諸君、ここは紳士的にみるべきです」
…以上、ファン代表の声でした。正しい意味でも違う意味でも紳士が多いようです。

第 7F:RP

五大オーディションの一つ、アイドル水着大会で素晴らしい成績を残した白銀うさぎ。(とりあえず社長には二人でそりゃないっすよと言っておいた)
一息ついて、次の目標に向かって進もうという所だった。

それが揉めている。
週末のオーディションを決める二人の打ち合わせで、アイドルが嫌がったのだ。

「だからさぁ。俺、可愛い系はてんで苦手なんだって。何か媚びてる感じが」
「……アイドルが言うセリフじゃないだろう」

次のオーディションは、女の子向けの変身玩具のCMだった。
男の子向けの趣味の持ち主にとって、この手のタイプは好みに合わない分野の模様だ。
特に、全身これ自然体のアイドルである白銀うさぎにとって、自分とは違う何かを演じる、というのは未知の世界だった。

はぁ。Pため息。

「駆け出しのうちから仕事をより好みするのは良くないぞ」
「好きになれない仕事をイヤイヤやれって言うのかよ」
「好きになれないならアイドル、辞めるか?」

真面目な顔で、アイドルと正面から向き合うプロデューサー。

「べ、別にそこまでは言ってないけどさ。他にもっと俺向きのオーディションだって…」
「今のうちはあるかもしれないな。今のうちは」

反発しようとするアイドルを目で制して、Pは言葉を選ぶ。

「だけどな、やる前から仕事をより好みしてるようじゃ、出来る仕事なんてタカがしれてる。お前の好きな仕事ばかりが、常にあるとは限らないんだぞ」
「う……」

言葉につまるアイドル。
結局のところ、わざわざこういうオーディション参加を計画したのは、こういう意図があってのことだった。これからアイドルを続けていく上で、様々な仕事をして行く必要がある。天真爛漫である事は武器だが、わがままを言うようなアイドルには、否、大人には育って欲しくなかった。

「仕事の好き嫌いを論じられる権利があるのは、仕事をやり遂げた人間だけだと俺は思うけどな」

Pは立ち上がると、カバンからビデオ・ディスクを取り出してアイドルの前においた。

「オーディション先のアニメ録画だ、一話から入ってる。オーディションは週末だから、暇なときに見ておいてもいいんじゃないかな。あ、レンタル品だから後でちゃんと返してくれよ」
「か、借りてきてくれたの?」

その質問には答えず、Pは小さく笑った。

「説教臭くて悪いが、何かを嫌いになるのは、好きになる努力をしてからでも遅くないと思うよ。おっさんの経験則だ」

説教臭くなるのは、おっさんの証拠だな、とプロデューサーは嘆息した。

第 7F:結果

[mihaDice] 玄霧弦耶@よし、花見だ : 白銀 うさぎ コンディション判定 100% 1d100 -> 57 = 57
アイドルが朝の挨拶をしています。
「お、おはよー…」
なんだかバツがわるそうです。

レッスンイベントは打ち合わせを選択。
打ち合わせ100%でダイスロール。
[mihaDice] 玄霧弦耶@よし、花見だ : 打ち合わせ100%でダイスロール。 1d100 -> 67 = 67
成功しました。
とりあえず、話を聞いてみました。
「それがよー…その、あれだよ。さ、最近のはさぁ…」
どうやら、女の子向けのアニメだとおもったら中身はがっつり熱血系だったようで、はまった御様子。
最後のほうはきらきらしながら話をしていました。

レッスンに3連続成功によりやる気+5
オーディションイベントはCM出演を選択。
同系統3回連続選択によりやる気-10
スタイル12 (S5)差分7 120+10%で自動成功となります。
ルックス13 (L5)差分8 130+10%で自動成功となります。
成功しました。
前口上から決めポーズまでしっかり覚えてきたアイドルに、撮影側もホクホク顔です。
あと、やっぱりアイドルがそういうのやってると映えるし。
スポンサーも満足したようで、大成功といえるでしょう。

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@よし、花見だ : ファン増加判定 3d100 -> 83 + 71 + 2 = 156
ファンが156名増加しました。女の子層のファンも少しずつ増えているようです。

第 8F:RP

ボーカルレッスンの初歩、発声練習の休憩時間。
「テレビ出演?」
怪訝な顔をするアイドルに、頷くP。

「そうそう。お前さん、何だかんだいってメディアの露出はまだまだだし」
CM出演や撮影会、写真集の発売等、外見はよく見かけるアイドルとなった白銀うさぎだが、それがどういった人物なのか、と言った事をアピールする機会はまだ殆どない。

先の水着大会ではなんというか、オモシロオカシイ感じでアピールは出来てしまったのだが、大規模な番組だったこともあり、個人個人にスポットが当たる機会はなかったと言っていい。

今回のオーディションは、毎週お茶の間で放映されているようなトークバラエティだ。十数人の芸能人のトークや小規模な企画などがメインとなる。

「でもよぉ、こういっちゃなんだけど、俺、『おとなしくしてればお人形さんみたいね』とか、『しゃべらなければ可愛らしい』とか、そういう評判なんだけど。……なんつーか、まずくね?」
「人を騙したり偽るのは嫌いなんじゃなかったのかい、ヒーロー」
冗談めかして笑うPに、アイドルは顔を真赤にして掴みかかる。

「ばっか、俺はあんたの仕事に問題がでないか心配して…!」
「アイドルがプロデューサの心配すんなよ。大丈夫さ、君は普段どおりでも十分愛らしい。それは身近にいる僕が保証するよ」
「な―――-!!?」

絶句するアイドルに、続けるP。

「まぁ、一般的な『アイドル』に求められている可愛らしさとは違うかもしれないけど、そんな幻想はぶっ壊してやればいいさ。君の魅力はそんな型に嵌められたものじゃないと僕は思ってる」

「ななななななな!?」

「まぁあれだな、目上の人や先輩方、スタッフの方々に対する一般的な礼儀作法、会話の中で空気読む、みたいな辺りはレッスンを通して身についただろうし、軽い練習のつもりでやればいいよ。挨拶回りには僕も付いていくから……って、どうした?話し聞いてるか?」

顔を真赤にしてじたばたするアイドルが落ち着くまで、Pは首を傾げるばかりであった。

(んー、迫るTOP☆IDOLに向けてのステップアップと考えていたんだが、何か問題があったか……? いけないな、計算外の要素が多すぎる。これはもう少し整理しないと……必要ならボーカル関係のレッスンやシングル発売を前倒しして…)

それにしてもこのP、相当にアレである。

第 8F:結果

[mihaDice] 四方 無畏@ : 白銀 うさぎ コンディション判定 95% 1d100 -> 14 = 14
アイドルが朝の挨拶をしています。
「おっはよー。今日の仕事は?」
そんな今日のおやつを聞くような感じで言うんじゃありません!といっておきました。

レッスンイベントはボーカルレッスンを選択。
ボーカルレッスン95%でダイスロール。
[mihaDice] 四方 無畏@ : ボーカルレッスン95%でダイスロール。 1d100 -> 90 = 90
中間判定です。
まだなんか恥ずかしいのか声が裏返っています。
レッスンスタジオの先生も困り果ててしまい、とりあえずノルマはこなしたものの、身についたかどうか。
と、いったところでした。

オーディションイベントはバラエティ番組ゲスト出演を選択。
トーク 12(T6)差分6 110+10%で自動成功となります。
ルックス 13(L6)差分7 120+10%で自動成功となります。
成功しました。
バラエティにでるには少々異色なアイドル、と思われていましたが、最初の一言で全員のイメージがぶっ壊れました。
その後は話にもよく加わり、言葉遣いは多少ぶっきらぼうですが目上の人にはちゃんと使い、と、中々のものでした。
上手くいけば「カッコカワイイ」アイドルとしての立ち居地を見つけられるかもしれません。

ランクCのため3d100します。
[mihaDice] 玄霧弦耶@よし、花見だ : ファン増加判定 3d100 -> 71 + 79 + 41 = 191
ファンが191名増加しました。テレビでさらにファンになった人も多いことでしょう。



続き


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最終更新:2010年07月23日 01:03