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・闇の喇叭

【りょう】

有栖川先生の新刊です!いやっほう!
試験勉強のことも一時忘れて、一日で読破です!イエイ!(笑)

一応amazonよりあらすじを…

平世21年の日本。第二次世界大戦後、ソ連の支配下におかれた北海道は日本から独立。北のスパイが日本で暗躍しているのは周知の事実だ。敵は外だけとはかぎらない。地方の独立を叫ぶ組織や、徴兵忌避をする者もいる。政府は国内外に監視の目を光らせ、警察は犯罪検挙率100%を目標に掲げる。探偵行為は禁じられ、探偵狩りも激しさを増した。そんな中、謎めいた殺人事件が起きる。すべてを禁じられ、存在意義を否定された探偵に、何ができるのか。何をすべきなのか?


私、買う前に「あらすじ」をチラッとしか読んでいなかったので、
我らが北海道が日本の敵になっていることに、いきなり驚きました!
うわああ!そんなことになったら関西どころか東京にも行けないし!今もロシアの方が近いということを知ってるだけに、笑い飛ばせない話ですが、本当に日本に入れてもらえてよかったです。
有栖川先生の新刊もこうしてちゃんと読めるしね!

いつもそうなんですが、有栖川先生はものすごい青春ものを書くのが上手いんですよ。しかも切ない青春もの。
ミステリですから殺人事件→解決という流れになるわけですが、その間にも一貫して考えさせられる話でした。「自由」について。
ラストは切なく終わってしまいましたが、未来を感じさせるものでした。ソラの今後もそうだし、もしかしたら彼女が探偵役のミステリも書いてくれるんじゃ?と思わせる期待ある終わりです。
ミステリがちゃんと出版されて、きちんと読みたい人が読める世界に生きていることを感謝しつつ、もし続きがあるならば、待ちたいと思います。

(2010.7.4)


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