外耳道の共鳴効果

外耳道のもつ、音圧増幅作用のことをいう。具体的には、周波数が3〜3.5kHz付近で、鼓膜前の音圧レベルが10 [dB] ほど上昇する現象のこと。

この現象が発生する理由として、外耳道(外耳道孔から鼓膜までのS字状の管状通路)の長さが、成人で約3.5cmであるというということに由来し、管長約3.5cmの片側開口端としての、音響管共鳴現象が発生していることによる。

参考文献

  • 音響用語辞典 (コロナ社)

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最終更新:2009年01月22日 13:36
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