【用語名】 3rd-G
【読み方】 サードギア
【母体概念】 『鉱物は命を持つ』『鉱物は生きている』『金属は生きている』
【原型】 ギリシャ神話
【神州世界対応論】 瀬戸内海
【Low-G対応国】 ギリシャ

【詳細】

ギリシャ神話の原型とされるGで、Low-Gではギリシャ、神州世界対応論では瀬戸内海に対応する。

金属に命と意思を宿し、更に行動するために軽度の重力制御能力が与えられる概念を有した世界。
ある一定まで続く空に幾つかの大陸が浮遊する世界で、古代には海も存在していた。

ギリシャ系の容貌を持つ3rd-G人類は、個々に細分化された概念核を有し、3rd-Gの自然の1つを操る特殊能力と、数千年単位の長寿を有し、各々の概念核(の断片)は死を持って冥府(タルタロス)と呼ばれる概念核本体に還り、新生児に付加される。

数字の上では下位に属するが、浮遊大陸という世界構造と不足していた労働力を補うために工学や技術力では当時最高位に君臨しており、Top-Gを除けば唯一武神自動人形を開発*1するほどの卓越した技術を有する。
概念戦争当初は冥府を制御するために冥府機構(タルタロス・マキナ)を建造。その抜きん出た技術力で勝利しようとしていた3rd-Gだったが、元々世界をギリギリ維持できる程度の必要最低限の人口しかおらず、概念戦争での犠牲に加えて原因不明の出産率の低下による人口の減少、そして9th-Gにより空中大陸の1つが破壊された事で余裕を失う。

王だったクロノスは幽閉され、新たな王となったゼウスは概念戦争に生き残るために3rd-G人類は元より他Gの捕虜すらも武神の部品とする大量虐殺(ホロコースト)の禁忌に触れる*2

更にはクローン技術でレアとのを増産し、自分との子を産ませるという人口回復の計画も練った*3が、それでも優勢を得る事は出来ず、3rd-G人類が王族のみになった頃にゼウスは敵対していた9th-Gに恭順。

美影を取り戻すため単身乗り込んできた飛場・竜徹によってゼウスやアポルオンは殺され、概念核の半分も奪われたため3rd-Gは滅亡した。



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最終更新:2022年10月30日 02:05

*1 武神は単体での労働力を補い、自動人形は人手の増加

*2 概念戦争中に犯した数々の罪から恨みを買っていることが全竜交渉の最大の足かせとなる

*3 政治大系は王族に定められた一族による全浮遊大陸の統治であるが王の権限は非常に強く、誰も王の暴走を止められる者はいなかった。